【ニューヨーク=小谷野太郎】ホンダは9日、車に装着したエアバッグの不具合を理由に、米国で販売した2001〜02年型の「アコード」や「シビック」など5車種37万8758台のリコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
エアバッグを原因とした米国での同様のリコールは08年11月、09年7月に続き3回目で、計約82万台となった。
ホンダは10日、米国とカナダで生産され、日本に逆輸入された「インスパイア」「セイバー」「ラグレイト」の3車種計4063台についても、国土交通省にリコールを届け出た。エアバッグの不具合によるホンダの今回のリコールは全世界では約43万台、これまでの総合計は約95万台に達した。
ホンダによると、エアバッグを膨らませるためのガス発生剤の製造過程で、加圧が不十分になる欠陥が新たに見つかった。このため、リコールの対象を拡大した。
このガス発生剤を使った運転席側のエアバッグが破裂する際、爆発力が強くなり過ぎ、エアバッグを固定する金属の破片が飛び散って、けがをする恐れがあるという。07年2月以降、今年2月までに12件の事故の報告があり、1人が死亡、11人がけがをしたという。
エアバッグを原因とした米国での同様のリコールは08年11月、09年7月に続き3回目で、計約82万台となった。
ホンダは10日、米国とカナダで生産され、日本に逆輸入された「インスパイア」「セイバー」「ラグレイト」の3車種計4063台についても、国土交通省にリコールを届け出た。エアバッグの不具合によるホンダの今回のリコールは全世界では約43万台、これまでの総合計は約95万台に達した。
ホンダによると、エアバッグを膨らませるためのガス発生剤の製造過程で、加圧が不十分になる欠陥が新たに見つかった。このため、リコールの対象を拡大した。
このガス発生剤を使った運転席側のエアバッグが破裂する際、爆発力が強くなり過ぎ、エアバッグを固定する金属の破片が飛び散って、けがをする恐れがあるという。07年2月以降、今年2月までに12件の事故の報告があり、1人が死亡、11人がけがをしたという。