『きっこのブログ』「オムライス党に関するデマ報道」にさらっとつっこみ(笑)
それは、きっこちゃんの下の箇所。
もっともバイアスの掛かってない「時事通信」の記事でさえ、こんなふうにハッキリと「社民党は、自発的な辞職を求めている。」って書いてるし、さらには、オムライス党の照屋寛徳議員の「石川議員は辞職に値する。」っていう発言まで取り上げてんだから、この記事を鵜呑みにすれば、誰もが、オムライス党は政党の方針として石川議員に辞職を求めてるように思い込んじゃうだろう。だけど、この記事の「社民党は、自発的な辞職を求めている。」って部分は、この記事を書いた記者の「創作」であって、オムライス党は辞職なんて求めてないのだ。
これを読んだとき、真っ先に思ったのが、「えっ!時事通信がもっともバイアスの掛かってない記事?」とイスから落ちそうになっちゃった。なぜなら、時事通信は記事の傾向からしても、自民党寄りの記事が多いし、その母体はきっこちゃんもよく批判している電通だからだ。
時事通信社(ウィキペディア)より
設立の経緯から、同盟通信社の母体の一つである電通の大株主となっており、役員を派遣している。2001年に電通が東京証券取引所に新規上場したときには、保有していた電通株の一部を売り出し、その売却益が東京・銀座に新本社を建設するための原資となった。以前は筆頭株主であったが、近年は財務上の理由から株式の売却を進めており、2008年6月に、その座を共同通信社に譲っている。
まあそれにしても、私がメディアの中では最も中立だと思っていた共同通信が、電通の筆頭株主だっていうのには、驚いた。たまに民主党攻撃のような記事を書くのはそのせいなのかもね。つまり、日本のメディアはほとんどが悪徳ペンタゴンのイチミである電通によって支配されているということだろう。道理で、自民党崩壊と共にメディアの経営の悪化が著しく進んでいるわけだ。
あとは、デマと呼べるかどうかはわからないけれども、きっこちゃんがおっしゃられるように、時事通信がまるで、社民党も野党と一緒になって石川知裕民主党衆院議員に辞職を要求しているかのように読者が錯覚してしまうような記事を書いているということは賛同できる。
「石川議員は政倫審で弁明を=社民」(時事通信)
社民党は9日午前、国会内で重野安正幹事長、照屋寛徳国対委員長ら幹部が協議し、政治資金規正法違反罪で起訴された石川知裕民主党衆院議員に衆院政治倫理審査会での弁明を求めることで一致した。10日の常任幹事会で正式に確認する。石川議員の進退をめぐっては、野党3党が議員辞職勧告決議案を衆院に共同提出し、社民党は、自発的な辞職を求めている。同党としては、石川議員が議員にとどまる意向を関係者に伝えていることから、政倫審でまずは弁明を求めることにした。これに関連し、照屋氏はこの後の与党国対委員長会談で、「石川議員は辞職に値する。自ら出処進退を決めるべきだ」と述べた。(2010年2月9日)
上の時事通信の記事の問題点は、「社民党は、自発的な辞職を求めている。」と言う部分。つまり、社民党は、瑞穂タンが、石川議員に国民への説明を求めていることからも分かるとおり、衆院政治倫理審査会での弁明を要求してはいるが、辞職は要求していない。「石川議員は辞職に値する」と言ったのは、照屋寛徳国対委員長の個人的見解にしかすぎないので、時事の記事は、「社民党からも自発的な辞職を求める意見がでている。」とするべきだった。もっとも、業界内では「産経残酷、時事地獄」と社員待遇の悪さを揶揄されているくらいだから、大雑把な記事になってしまってもしょうがないのかも。でも、いくら社員待遇が悪いとは言え、一応は書くことによって生計を立てているわけだから、もうすこし真実に即した記事を書いてもらいたいね。
衆院政治倫理審査会で弁明を求めたというのは、「連立政権としてどうよ」というご意見もあるだろうけど、恐らく、衆院政治倫理審査会を拒否した民主党とのバランスをとるために、形式的に言っているだけだと思う。
さてさて、社民党がどうしたこうしたよりも、今もっとも重要な問題は、石川議員の離党を避けることだ。12日に民主党を離党することを発表するということだから、時間がない。この限られた時間内で、多くの国民が石川議員が離党することに反対しているという意志を示さねばならない。
第一、もしここで石川議員が離党したら、これまでの特捜部批判が全て無駄になってしまう。石川議員が党に迷惑をかけないように離党するということは、石川議員が起訴された事実を重く見るということであり、検察による起訴が正当化されてしまう。私は今でも石川議員が行ったことは、起訴に値しないよくある記載ミスのたぐいで、単なる訂正で済む事であると信じて疑わない。
私は石川議員には、民主党議員として国政に参加し、自分の経験を生かして、マスコミの記者クラブ開放や検察の解体を実現させてもらいたい。だから、石川議員は民主党を離党するべきではないと思う。私と同じ意見の方は、どうか、下のブログを広めていただきたいと思う。そして、直接、民主党に訴えて欲しい。
石川知裕衆院議員・北海道11区選出は、議員辞職も、民主党離党も、断じてすべきでないと私は考える。
なぜか。まったく単純だ。
「潔白であり、やましいことはしていない」と本人は言っている。
ならば、やめたりしりぞいたりして、いいわけがない。
やましいことはしていないのに、辞職したり離党したり、ほか何であれ、議員としての活動をみずから制限したら、話がおかしいではないか。
「証拠が挙がらないだけで、本当は悪質なことをしていた」と認めるのと同じではないか。
大手メディアの、地検リーク情報による宣伝報道を鵜呑みにしている者はともかく、多少とも主体的に情勢を見てきた者なら、石川議員ほか2名の逮捕劇が、旧体制による小沢民主党潰しであることなど、すでに常識だ。
東京地検特捜部が、真の巨悪にはけっして手を出さず、CIA直轄の清和会系議員には指一本ふれず、田中派経世会の系統に属する政治家を狙い撃ちに葬ってきたことなど、今どき知らなかったら、人から馬鹿と思われる。
(参照:「経世会」と「清和会」 - 杉並からの情報発信です)
過去に、政治資金規正法違反で会派離脱・除名となった元自民党の坂井隆憲が引き合いに出され、同様に処遇されるべきという主張があるようだが、これは事情が違う。
坂井氏の場合は、本人が、ウラ企業献金を受け取っていた事実が確定されていた。
石川氏が議員でなかった6年前のことで、まだ起訴段階で犯罪にあたるかどうかも確定されておらず、地検特捜部本命の小沢一郎がウラ金を受け取っていたとの立件もできずにいる、今回の事例とは、比定しえないはずだ。
石川知裕議員は、昨9日夜、地元の北海道・帯広市で記者会見を行い、以下言明している。
私が小沢一郎先生の秘書の職にありました時に、政治資金規正法違反行為をしたとして、訴追をされました。しかし、私は、政治資金の出所を不明にするなどの目的で、意図的に、虚偽の収支報告をしたことはありません。また、私が水谷建設などから不正な金銭を受領したことは一切ありませんし、もとより、そのような事実を隠すために収支報告書の虚偽記載をしたことも全くありません。これらのことは、今後の公判で必ず明らかにされると考えております。
「離党や議員辞職はせずに、地域の代表として一日も早く国会に戻り、与えられた職責を果たしたい」旨を表明している。
(ムネオ日記 http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html)
ならば、この通りにすべきだ。
石川知裕議員を選出したのは北海道11区の有権者であり、自民党でも社民党でもみんなの党とやらでもない。起訴事実を否認しており、公判もこれからであるのに、辞めろとか党から出てゆけとか、有罪扱いでカサにかかって述べ立てている連中は、なぜ、当人の主張に耳を貸さないのか?
石川知裕に、辞めろとか離党せよとか言っている、与野党の議員たちは、石川議員がウソを言っていると断定しているのか。こいつの言うことは大嘘で、東京地検特捜部はまちがいを犯さず、無実の人間を罪に陥れたことなどなく、今後もあるわけがないとでも思っているのか。
石川議員には、宣言の通り、国民のため被選出者としての働きを全うしていただきたいと、強く望む。
選挙により選出されるということは、でっちあげ常習犯の暴走検察に、微罪や形式犯に問われたぐらいのことで、役目が免じられるほど、軽いことではないはずだ。石を投げられようが四方八方から罵られようが、みずからの良心に背くものが事実ないなら、断固職責を全うしてほしい。
若干36歳のあなたに、大した実績などないことなど、有権者の誰もが承知の上だ。そのあなたに、長い閣僚経験を持つ中川昭一氏を斥けて投票したのは、あなたのこれからのはたらきに期待を寄せたからだ。日本をだめにした自民党議員より、まだしもましかもしれないと判断したからだ。
別件の嫌疑による不当逮捕で、国会参加を阻まれ、恣意的捜査により特定勢力の便益を図ってきた東京地検の不当逮捕、監禁式の尋問を経験したあなたには、この国を蝕んできた勢力のやり口を、身をもって経験されたはずだ。
その認識と経験を生かし、今は苦しいだろうが、頑張って、国民のために働いていただきたい。
私だけがあなたに勝手な期待を寄せているわけではないと確信している。
重ねて言う。辞任・党離脱、いずれも不要。
宣言したとおり、国民のために、身を正し職責全うしていただきたい。
これは、民主党新政権による体制改革に大きな期待を寄せる、一国民からの、至心からの希望です。
石川代議士、働いてください。
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