2010年2月10日 18時41分更新
朱色の顔料、「ベンガラ」の生産で江戸時代から栄えた高梁市成羽町でベンガラを使って作られた食器や花入れなどの陶器の展示会が開かれています。
ベンガラ色の町並みで知られる高梁市成羽町吹屋地区にあるベンガラ陶芸館では観光客などが参加する陶芸教室が開かれていて高梁市成羽美術館で行われている展示会では教室の参加者らが制作した作品150点が展示されています。
このうち仲田芳子さんの「ベンガラ釉の習作」は4種類の花入れからなる作品でベンガラの釉薬を塗ることで渋い朱色が表現されています。
また、渡辺夜詩美さんの作品はバスケットの形をした3つの花入れの作品で、それぞれに異なる種類の釉薬が使われています。
この作品展は、今月20日まで、高梁市成羽美術館で開かれています。