岡山放送局

2010年2月10日 18時41分更新

トヨタリコールで作業始まる


トヨタ自動車が新型プリウスなどハイブリッド車のリコールを届け出たのを受けて10日からリコールの原因となったブレーキのプログラムの修正作業が開始され岡山県内の販売店でも対応に追われています。

トヨタは9日、プリウスをはじめとするハイブリッド車の4車種、22万台余りについて、ブレーキシステムの制御プログラムに問題があるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。

このうち、新型プリウスについては、全国の販売店で10日から修正作業が始まり岡山県内の販売店でも対応にあたっています。

岡山市北区の販売店では、10日は定休日でしたが店を開け、エンジニアやサービスの責任者など4人が出勤して客の対応にあたりました。

車が持ちこまれると、担当者が客に説明をした後、専用の端末をつなぎ、ブレーキシステムのプログラムを書き換える作業を行っていました。

修正作業に訪れた岡山市内の男性は「トヨタのブランドを信用しているので、消費者第一の原点に立ち返って信頼回復に努めてほしい」と話していました。

販売店「岡山トヨペット」の広瀬行治車両部長は「今のところお客様からの苦情や混乱などはありませんが、1日も早く作業をさせていただき安心と信頼を取り戻したい」と話しています。