東ア選手権:韓国代表、三つの観戦ポイント(上)

 2月6日に東京で開催した東アジア・サッカー選手権2010決勝大会。最大の目的は南アフリカ・ワールドカップ(W杯)に向けた準備だ。許丁茂(ホ・ジョンム)監督は「国内組の能力を見極める最後のチャンス」と語る。韓日戦、韓中戦など東アジアのライバル対決も見逃せないが、韓国にとっては、南アW杯本大会へのカギを握る大会となる。李東国(イ・ドングク)にとってもラストチャンス。許監督はこれまで、李東国に対し「アメとムチ」を交互に与えてきた。3月3日に行われるコートジボアールとの親善試合には、事実上のベストメンバーがそろう。李東国は、今大会の香港、中国、日本との3試合で存在感を示さなければならない。年明けに行われた南アフリカ、スペインでの合宿では、パク・ジュホやキム・ボギョンが許監督に存在感を猛烈にアピールした。許監督をうならせる新しいメンバーは誰なのか、注目されるところだ。

(1)李東国、生き残りへラストチャンス

 「ターゲット型ストライカー」。李東国の代名詞だ。だが、彼のこのスタイルが、逆に代表入りの足かせになってきている。許監督は27日、東アジア選手権の韓国代表メンバー23人を発表した際、李東国について特別にコメントした。「李東国はもっと多様な能力を見せなければならない。ターゲット型ストライカーといわれるが、ターゲット型という言葉は抜きにして、ストライカーとしての力量を見極めたい。ターゲットマンは注目されるが、わたしの見方は違う。純粋にストライカーとしての能力が重要」と強調した。また「サッカーは頭と足だけでするものではない。いろいろな要素を総合的に見たい」とも語った。

 

 つまり、アピールポイントが限られていては、李東国をW杯本大会には連れていけないという意味だろう。朴主永(パク・チュヨン)、李根鎬(イ・グノ)、ソル・ギヒョンら既存のストライカーとのポジション争いを通じ、使えると判断した場合だけ李東国を選ぶということだ。カギは得点力。南ア・スペイン合宿中に行われたベイ・ユナイテッドとの試合で、2ゴールを挙げたとはいえ、相手は南ア・2部リーグのチーム。国際Aマッチではまだ得点がない。45分間であれ、90分間であれ、時間は重要ではない。点の取れないフォワードは存在価値がない。

スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版

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