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控訴審で被告「刑を軽くして」 八王子無差別殺傷事件
(02/10 17:11)


 東京都八王子市の駅ビルで2008年、女子大学生ら2人が死傷した無差別殺傷事件で、殺人などの罪に問われ、一審で求刑通り無期懲役とされた菅野昭一被告(35)の控訴審初公判が10日、東京高裁(植村立郎裁判長)で開かれ、被告は「刑を軽くしてほしい」と訴え、即日結審した。判決は4月14日。

 被告人質問で、裁判官に「一審で死刑を覚悟していると述べたのではないか」と尋ねられた被告は「考えが少し変わった。刑を軽くしてほしい」などと答えた。

 争点となった被告の刑事責任能力について、弁護側は一審に続き「心神耗弱状態だった」と主張、検察側は控訴の棄却を求めた。

 昨年10月の一審東京地裁立川支部判決は「精神遅滞はあるが、物事の善悪の判断はできている」と刑事責任能力を認定していた。

 一審判決によると、菅野被告は08年7月22日夜、京王八王子駅ビル9階の書店で、客の女性を包丁で刺して重傷を負わせた上、アルバイト店員の大学生斉木愛さん=当時(22)、宇都宮市出身=の胸を刺して殺害した。

 

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