意外にもたくさんの人たちが読んでいてくれていて嬉しいぞ。
注)最後まで読むと健康が害される可能性があります(笑)
リアル思い出して、胃が痛くなったりする読者様が複数いるらしいので、ここで
断章だ。
みじんこ。という記事で書いた通り、僕は新人ほやほやの割には、かなり稼いでいた。
だがその代償に、「健康」を失ってしまったのだ。
もともと、学生時代には昼は学校、夜は0時すぎまでバイトという生活が当たり前
だったし、体力には自信があった方だ。
だが、社会人になってしばらくして完全に折れた。毎日食いつなぎ分くらいの仕事
しかできなくなり、家ではほぼ寝たきり状態だった。
そんな生活から僕を助けてくれたのが、今の旦那である。
彼も一般的には高収入な方であったし、一応経営者だ。
しかし、絶対的に僕には持っていない物をもっていたのだ。
「
心の余裕」
彼には信頼できる部下がおり、信頼できる上司がいた。
彼は広告業を生業としているので、僕の世界とは全く違う畑で働いている。
毎日会社に行くのが楽しくて仕方が無いようだ。
そんな彼を見ていて、うらやましいと感じるようになった。
彼は、家に私を置いて毎日仕事にきちんと行っていたし、19時には会社を出て、
家に帰ってきて、よしだのコレクションのアニメを見て、うんちくをたれながら、
ビール飲んで寝る。
たまに風呂につかり、ビールを飲みながら風呂で鼻歌を歌っている。
そんな彼を見ているうちに、自分も早く元気になりたいと思った。
そして世話になった分をお返しできたらいいなと思った。
なので、このブラック会社の仕事には並々ならぬ心持で挑んでいた。
もうわかっていると思うが、その心意気が僕にとってマイナスだったのかプラスだったのか
は今もまだわからない。
が、しかし。
折角決まった会社なのだし、自分の納得のいくまで働きたい気持ちが大きかった。
無理に誰かを尊敬してみたいと思っていたし、無理に友達を作りたいとも思っていた。
結果、結構面倒な事になってしまうのだが。