定型発達者もつらい…かな?

花風社・浅見淳子のブログ

セオリー・オブ・酔っ払いマインド

2009-10-07 10:58:25 | 日記
中川氏訃報を聞いて。

「やっぱり禁酒とかしようとしたのが悪かったんじゃないかな。酒はともかく、睡眠薬なんてさ、身体に悪そうだよね」
「うん。酒はやっぱりやめないほうがいいね」
「いきなり禁酒とかってさ、ストレスたまるよね」
「健康損ねるよね、やっぱり。急に酒やめないほうがいいね」

これが酒好きの理屈である。

自閉っ子には自閉っ子の理屈があるように
酒飲みには酒飲みの理屈があるのである。

ちなみにこの人たち、草なぎ君にはとっても優しかった。
「あれってつかまるんだ?!」
「俺って今まで運がよかったのかも・・・」
「もうカンベンしてやれよ>マスコミ」
「草食系とか言ってたのに、けっこう元気だね」

先日友人と、私たちも酒量が減ったねとほめあった。
プレッシャーのきつい仕事についている人は、年とともに酒量が減ったりしないものなのかもしれない。

=====

それでも場というものはある。
たしかにあの記者会見は国辱ものであった。

でも
アメリカが再三の取り決めにもかかわらず牛肉の危険部位を送りつけてきたとき即日輸入停止したのは中川大臣だ。
中国の毒野菜をきっぱり拒否したのも中川大臣だ。
東シナ海、北朝鮮、竹島、いつも態度がはっきりしていた。
食い詰めたアメリカの更なる米国債売りつけも撥ね返した。
国益を守ろうという姿勢がはっきり見られる政治家として頼りにしていた。

友愛も大事。
でも毅然とした国家観も大事。
酒癖が悪かろうと、国益を守る政治家はいい政治家だ。
やっぱり私たちは得がたい人を亡くした。

合掌。
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