定型発達者もつらい…かな?

花風社・浅見淳子のブログ

気持ちが追い詰められていたとき

2009-12-14 09:58:55 | 日記
私が訴えていた相手が今は河岸を変えて服巻智子先生にしつこくメールを送っているらしいです。
自閉は急に止まれませんからね。

で、裁判を起こす前を振り返って、服巻先生にこういうメールをいただきました。

=====

訴えることに決めた時、ジムに通って「襲われても対抗できるように」と、バリバリがんばっておられましたよね。
あの頃、お辛いんだろうなと、すごく思っていました。
相手の言っていることがとんでもない言いがかりの上、自分の家族まで巻き込むことになって、家族に申し訳ない思い
も強いだろうと。

=====

はい、本当にそのとおりです。
脅迫状が来た以上、物理的な襲撃の不安も感じざるをえませんでした。
それに、家族に対しての罪悪感も本当に服巻先生のおっしゃるとおり。
自分の仕事なのに、家族を巻き込んだのは本当に申し訳ない気持ちが強かった。

服巻先生は、私の南の島好きを知っていらっしゃるので
「こういうときだからこそ、例年よりもむしろヴァケーションを心がけたほうがいいですよ」とアドバイスしてくださいました。

ふだんは人の言うことを聞かない私も
こういうときだけは言うことを聞きます。
世の中はデフレ。リーマンショックの後の旅行業界はダンピング競争も激しく、旅行代も下がっていて
私は二ヶ月連続南の島に格安ツアーで出かけました。
不況でビジネスクラスががらがらで、アップグレードしてもらったり。
行った先の空港では現地のガイドさんに「先月も来ましたよね?」とふしぎそうな顔をされました。
青い空のもと、アンダマン海にぷかぷか浮いてストレス発散しました。

日本ではジム通い。
襲撃されたらやり返すため、身体を鍛えることにしたのです。
ジムのメニューにウエイトを使ったトレーニングを取り入れ
「塚田真希ちゃんは200キロくらいのバーベルを上げるんだって」と自分に言い聞かせつつ80キロくらいのバーベルを背負ってスクワットをしたりしました。まあ別に金メダリストと競争する必要はないんですが。

おかげでご飯がおいしく
たくさん運動したくさん食べてたくさんビールを飲みたくさん寝て
大変に健康な生活を送りました。
そして晴れでも傘を持って歩いていました。傘は銃刀法違反になりませんからね。
襲ってきたら、ぶちかましてやろうと朝青龍風眼付けモードで歩いていました。
刑事さんも弁護士さんも「近づいてきたら即警察に電話すること」と言います。
でも私はまずこの手で一発殴るつもりでした。じゃないと気が済みませんでした。
よい子はまねをしないように。

だって、殴ってはいけないのです。たとえ憎い相手でも。
それが法治国家の掟です。
やられたらやり返す、が通じるのは法治国家じゃない。
やられたら司法に土俵を移すのが、文明人のマナーです。

二次障害だろうと一次障害だろうと、世間に与える迷惑は変わりません。
法を犯さない自閉っ子の名誉のためにも
司法をしのぐ医療であってほしいです。

写真は長崎海援隊キティちゃん。旅立ちです。
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