通天閣にマフラー、２月10日ニットの日

　２０１０年の２月１０日は「ニットの年のニットの日」－。浪速のシンボル・通天閣（大阪市浪速区）に、ニットの日と「２・１０（ツーテン）」にちなんで赤色のマフラーが着けられた。

　マフラーは幅約２メートル、長さ約３５メートルのネックウォーマー型で、綿とアクリルなどの素材の上をニットでデコレーションした。高さ１０３メートルの通天閣の“首”に当たる７５メートル部分に巻かれた。

　マフラー姿は１２日までお披露目される予定。２階のエレベーターホールでは１０～２８日、真っ赤な編み物で作った高さ約２１０センチの幸運の神「ビリケンさん」が観光客を出迎える。

　高松市のＰＲ会社が企画し、制作には香川県や堺市の小学生約１５０人などが加わった。代表の吉沢久美子さん（４６）は「いつも元気を発信しようと頑張っている通天閣におしゃれなプレゼントができてうれしい」と話していた。（共同）

　［2010年2月10日11時9分］