慌ててドアを閉めようとするが、間に合わない。


反対に肩をドンと押されて、トイレの壁に押さえ付けられた。


「やめっ、やだぁっ!……ヒィッ!!」

逃げようとすると、股間を握られて動けなくなる。


やわやわと揉まれると、簡単に僕のペニスは勃起した。


「んんんっ、や、やだょっ!離してぇっ!」


男の人は無言で僕の制服のネクタイを外すと、手を引っ張り洋式の便器と向き合うようにされ、両手首とタンクのパイプをネクタイで結んで僕を拘束する。


中腰になり、自然と後ろにお尻を突き出す形になる。


その僕の背後に回り、男の人は僕のお尻の穴の辺りにぐりぐりと自分の股間を押し付けてきた。



「ヒッ………!」



男の人のペニスは、今にも爆ぜそうなくらい、隆々と勃起していた。


「やだっ!やだぁっ!」


そんな僕の声を無視して、男の人はズボンのボタンを外していく。


元々ベルトが外れていた為、驚く程早く僕の下半身は剥き出しにされて行った。


それでもじたばたと暴れる僕に焦れたのか、はたまた興奮したのかは知らないけど、男の人は僕のズボンからベルトを抜き出すと、スッと振り上げていきなり僕のお尻に打ち付けた。


「きゃあぁああっ!!!!」


二度、三度とお尻に鋭い痛みが走り、僕は抵抗出来なくなる。


与えられる痛みに怯えて、ただ震えているしか出来なかった。



カチャカチャと音が響く。


男の人がベルトを外しているのだと思うと、これからされるであろう事に恐怖しか感じない。


ピト、と熱い塊が宛てがわれて、僕の恐怖と混乱は最高潮に達した。


「ヒッ、ヒィッ…!」


ググッと圧し開かれる感触に、抑え切れない悲鳴が漏れる。


「やっ、いやっ、あっ、ああぁあぁあっ!!!!」


ズリュズリュと肉を掻き分けて、ついに男の人のペニスが僕のお尻の穴に根元まで挿入されてしまった。


直ぐさま太いペニスで抜き差しされて、僕の身体は前後に揺すられる。


「んひっ、あっ、あひぃっ!んく…、」


ぐちぐちと奥をえぐられて、思わずいやらしい喘ぎ声が出てしまった。


(やだっ、やだっ、気持ちイイよぅっ……!)


電車の中で痴漢に散々解されたせいか、痛みは殆ど感じない。


自分の指では届かなかったあの場所を、男の人のペニスで擦られる毎に、僕のペニスも勃ち上がり汁を滴らせる。


余りの快感に頭が痺れてきた頃、僕を犯している男の人が初めて口を開いた。


「この変態!そんなにチンポが気持ちいいのか!あ!?」


そう言って、更に強く、お尻の中を掻き回す。


「あひっ!ヒッ、やめっ、あぁんっ…!」


「やめて?こんなにずっぽりくわえ込んでる癖に嘘つくな!」

「くひっ、ひゃんっ!あひぃいっ!」


パンッとお尻を叩かれて、思わずお尻の穴を締め付けると、「うぅ…」と呻いて男の人の動きが緩やかになってやがて止まった。


何故、と思っていると、お腹の中がじんわりと熱くなってくる。


(まさか…、中に出して……!?)


「嫌だっ!抜いて!中に出さないでぇっ!……きゃうっ!!」


射精しても萎えなかったらしいペニスでまた奥を突かれて、嬌声が上がる。


出し入れする度に僕のお尻の穴からはぐちゅぐちゅと音が漏れ、狭い個室の中に響き渡った。


「中に出さないでぇ?電車の中で知らない男に尻差し出すような変態がそんな事言うのか、え?公衆の面前でサラリーマンにぶっかけてた露出狂が!この淫乱!」


「やっ、違っ、のぉ……!僕、淫乱じゃなぃ、ょぉ……、ぁあっ!」


「じゃあ何でお前のチンポ勃起してんだよ!あ!?気持ちイイんだろ!?もっとケツマンコにチンポぶち込んで欲しいんだろうがっ!!!」


そう言って男の人は激しく腰を振る。


ズチュズチュ、ぷちゅぷちゅと穴から出された精液が溢れて、床のタイルを汚して行った。


「あひぃんっ!やら、やらぁっ……!らめぇっ……!」


呂律の回らない口で必死に拒否の言葉を吐いても、身体はとても正直にこの行為を快感と受け止める。


こんなのはダメだ、間違ってる。


そう思うのに、いつの間にか僕は男の人に合わせて腰を振っていた。


「オラッ!ケツマンコ気持ちイイって言ってみろ!」


「うっ、ィヤッ、ィヤァッ!」


「そんなに腰振ってる癖に良く言うぜ!このまま衆目に曝してやろうか、ああ!?」


それだけは嫌だ。


こんな浅ましい姿を、誰にも見られたくなかった。


「あひっ、や、言う…、言います、からぁっ………!」


「なら早くしろよっ!ほら、言え!」


「ぅっ、ふ…、ケツ、…ンコ、キモチ…イ……」


「聞こえねぇなあっ!そんなに人に見られたいのかよっ!」


「ああっ、いやぁっ!気持ちイイですっ!ケツマンコ、気持ちイイッ!!!あっ、あっ、キモチイイよぅっ………!」


もはや、口先ですら否定出来なくなっていた。


僕は、知らない男の人に犯され、言葉でいたぶられ、詰られて、物凄く感じているのだ。


その凄まじい快感に、抗う事すら出来ずに僕は堕ちた。


そんな僕に、男の人は更なる追い打ちをかける。


そんなに気持ちイイなら、オシッコをしろと言ってきたのだ。




「ちょうどここはトイレだしな。おら、出せ!」


「やっ、無理ィッ!許し……、ヒギィッ!!!」


突然与えられた有り得ない痛みに、身体が硬直する。


男の人に、力いっぱいペニスを握られたのだ。


「出せ。握り潰されたくなかったら早く出せ!」


「ヒッ、出します…!出しますぅ……!」


後ろからジュプジュプと犯されながら、僕は膀胱に力を入れた。


次第にペニスの中をせりあがり、尿が先端から零れて行く。


最初は滲む程度のモノだったが、ついにはジョロジョロと便器に黄色い液体を吐き出した。


「あ…、ああ………」


「ははっ、こいつ本当にしょんべん漏らしやがった…!このド変態が!」


罵られて、込み上げるモノがある。


あろうことか、僕は、イキそうになっていたのだ。


「あ、あ、ィヤッ、イッちゃう!オシッコしてるのにぃっ……!ゃだようっ……!!!」


「ひひっ、イケよ。イッちまえ!しょんべんしながらイッちまえ!!!」


がくがくと揺すぶられ、もう我慢出来なかった。


「ヒィッ、や、ダメッ、イク、イクウゥウウッ、

あああぁあぁあっ―――!!!!!」


「ウゥッ…!」


オシッコをした便器の中に、ついに僕は射精してしまったのだ。


ビュルビュルと白く濁った液体がぶち撒かれ、同時に男の人も僕のお尻の中に精液をたたき付ける。


「あ、あ…、ああ………」


ズルリとペニスを抜かれたお尻の穴がひくひくと物足りな気にうごめくのを感じて、僕は本当にそこがケツマンコになってしまった事を悟った。









END



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