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知識を深める文化・科学情報 |
作家 自作を語る | 生きもの図鑑〜日本〜 | 生きもの図鑑〜世界〜 | 生きもの図鑑〜植物〜 | |||||
生きもの図鑑〜海〜 | 宇宙への招待 | 映像で見る日本 |
作家 自作を語る | ページ先頭へ △ |
タイトル | 紹介文 | 時間 | |
谷川俊太郎/詩ってなんだろう | 詩ってなんだろう? 子供たちが最初に詩を学ぶ時、必ず発するだろう疑問。 その難しい疑問対して、処女詩集出版から50年を迎えた谷川俊太郎さんが、答えを出す! |
3:54 | |
宮本輝/血の騒ぎを聴け | どんなに短いエッセーにも、書き手の底力が露呈する。そう言い切る著者が、1980年代から現在まで、小説と同様に力を込めて書き上げたエッセー集。 宮本文学ファン必読の一冊を、筆者自らが語る。 |
4:35 | |
田辺聖子/姥ざかり 花の旅〜 | 江戸時代後期に生きた、北九州筑前の商家の主婦、小田宅子の旅日記を元に、田辺聖子さん自身が彼女たちの旅路をたどる「姥ざかり 花の旅傘」。 本書を中心に、筆者の枯れることない創作活動を語る。 |
3:16 | |
重松清/トワイライト | 2000年に「ビタミンF」で直木賞を受賞された重松清さん。 現代の家族像とその問題を浮き彫りにする作品は、幅広い世代の共感を呼んでいる。 創作について、作品世界について、小説「トワイライト」中心に話をうかがう。 |
3:46 | |
京極夏彦/覘き小平次 | 『嗤(わら)う伊右衛門』から5年。ファン待望の書き下ろし「京極怪談」。周囲からは軽んじられ、家でも女房にののしられどおしの、何をやらせてもさっぱりだめな男、小平次。そんな小平次を主役にしてしまう「京極怪談」の神髄に迫る。 | 5:22 | |
瀬戸内寂聴/釈迦 | 「瀬戸内寂聴全集」の完結に合わせて書き下ろされた「釈迦」。 仏門に帰依する著者にとって最大の存在、「釈迦」の叙述に挑んだ、渾身の一作。偉大だが人間的な優しさに溢れた釈迦の姿を著者が語る。 |
3:23 | |
齋藤孝/くんずほぐれつ | 明治大学助教授で「日本語ブーム」の火付け役である齋藤孝さん。 初エッセイ「くんずほぐれつ」を中心にしながら、日本語教育のあり方や子供が抱える問題について、著者が教育への熱い思いを語る。 |
3:59 | |
五木寛之/運命の足音 | 戦争終結から57年目に、著者が自らの負い目とさまざまな運命を初めて告白した随筆集。 今なぜこうした本を出版したのか、そして現代日本へのメッセージなど、著書が胸に秘めていた思いを語る。 |
3:22 | |
よしもとばなな/王国-その1〜 | これは私と楓をめぐる、長く、くだらなく、なんということもない物語の始まりだ。 円熟期にある作家よしもとばななの、珠玉のファンタジックストーリー。 様々な展開への予感をはらんだ一冊を著者自ら語る。 |
4:00 | |
高村薫/晴子情歌 | 母と息子の物語を通し、大正から昭和という時代、そしてその時代を生きてきた親子の人生。真正面から『家族とはなにか』を骨太に問いかける、高村薫の新境地となった「晴子情歌」を著者自らが語る。 | 4:15 | |
五味太郎の絵本の世界 | 前人未踏、300冊を超える絵本を作り続ける五味太郎さん。 様々な方面で活躍されている一方、今も尚、衰えることのない絵本への情熱を持ち続ける五味さんに、絵本の力、魅力、絵本に対するお考えなどを存分に語って頂きます。 |
5:02 | |
筒井康隆/小説のゆくえ | SFから文学メタフィクションなど、様々な作品で常に話題を集める作家、筒井康隆さん。 文学の最前線にたつ筒井さんのエッセイ集「小説のゆくえ」を中心に、変わらぬ文学への思いと、これからの小説のあり方についてお聞きします。 |
4:30 | |
片山恭一/世界の中心で、愛〜 | 2001年に出版された『世界の中心で、愛をさけぶ』が記録的な売り上げで、純愛ブームの火付け役となった。 なぜに純愛が、このように売り上げを伸ばし、新たな読者の支持を得ているのでしょうか? 著者自らが語ります。 |
3:36 | |
村山由佳/星々の舟 | 兄が妹を愛してしまったことから、深い心の傷を抱えたある家族の物語。 いじめ、父親の封印された戦地での出来事など、3世代にわたる6人それぞれの記憶や想いを描いた連作短編集「星々の舟」を著者自らが語る。 |
3:37 | |
松谷みよ子/ちいさいモモちゃん | 子供から大人まで広く愛されてきた「ちいさいモモちゃん」シリーズ。 発刊から40年以上、著者の松谷みよ子さんが、親子3世代にわたって読みつがれているロングセラー、モモちゃんシリーズの魅力について語る。 |
3:09 | |
養老孟司/バカの壁 | 我々人間は、自分の脳に入ることしか理解できない。学問が最終的に突き当たる壁は自分の脳である。著者の養老孟司さんは、この状態を指して「バカの壁」と表現します。 大ベストセラー「バカの壁」について自信が語ります。 |
3:18 | |
石田衣良/4TEEN・池袋ウ〜 | 月島を舞台に中学生4人を描いた「4TEEN」。元は短編から始まった人気シリーズ「池袋ウエストゲートパーク」について語ります。 作品を通して著者の伝えたいこととは? |
4:31 | |
金原ひとみ/蛇にピアス | ピアッシングや刺青などの身体改造を題材に、現代の若者の心に潜む不気味な影と深い悲しみを、大胆な筆致で捉えた問題作、「蛇にピアス」 話題の著者金原ひとみさんが自作を語ります。 |
3:46 | |
小沢昭一/小沢昭一百景 随筆〜 | 俳優、演出家、芸能研究家など様々な顔を持つ小沢昭一さん。過去のエッセイや小説、さらに対談を旅、歌、食、友、本などのテーマ別にまとめた「小沢昭一百景(ひゃっけい)随筆随談選集」を筆者自身が語る。 | 4:16 | |
村上龍/13歳のハローワーク | 「好きなことを仕事にしよう」という村上龍さんのメッセージがちりばめられた『13歳のハローワーク』 514種類の職業を紹介するこの本について、著者の村上龍さんが、なぜ今「お仕事の本」なのかを語ります。 |
5:01 | |
那須正幹/ズッコケ3人組シリ〜 | 巌谷小波文芸賞、野間児童文芸賞を受賞した「ズッコケ3人組シリーズ」。昭和53年に始まり、2004年末に50巻で完結。 児童書としては戦後最大のヒットといわれたこのシリーズの、人気の秘密を著者にうかがう。 |
2:23 | |
金子達仁/ベストセレクション | 日本のスポーツジャーナリズムを変えたといわれる金子さん。ベストセラーになった「28年目のハーフタイム」など話題のスポーツノンフィクションを続々と発表。現在サッカーを中心に、幅広いジャンルで活躍している金子達人が語る。 |
2:24 | |
伊集院静/白い声 | 「バルセロナ」と「金沢」。 二つの都市を舞台に繰り広げられる、まっすぐな愛の物語。 純粋な愛の姿を美しく描きだした「白い声」を中心に、名手がつづる至上の愛とは、恋愛小説の真髄とは何なのか、を探っていく。 |
5:01 | |
乙一/GOTH | 「GOTH」とはゴシックの略。黒っぽい服を身につけ、犯罪など人間の暗い面を好んで話題にする人々の総称。 意外なストーリー、話者の視点の巧みな転換。若者たちの間に絶大な人気を誇る著者の秘密を探る。 |
4:56 | |
浅田次郎/輪違屋糸里 | 幕末の京都で浪士組として誕生した新選組。その局長、芹沢鴨暗殺事件の真相に迫る物語。 事件に関わった女たちから見た男たちの本音が、見事に描かれている。著者独特の歴史観と人物設定から生まれた新たな新選組像の魅力を探る。 |
4:35 | |
半藤一利/昭和史 | 「学校でほとんど習わなかった昭和史の、手ほどき的な授業をしていただけたら」という編集者の求めに応じて始めた、寺子屋風の昭和史講座。 なぜ日本は軍国主義の道を突き進んでしまったかなど、戦争の実態についてうかがう。 |
4:45 | |
柳美里/8月の果て | マラソン・ランナーであった自らの祖父の人生をたどりながら、現代まで続く朝鮮半島と日本の間の葛藤、そして、3代にわたる家族の姿を描いた長編小説。埋もれる朝鮮史を突きつけた日韓同時刊行の巨編「8月の果て」を中心に話をうかがう。 | 5:00 | |
熊谷達也/邂逅の森 | 臨場感溢れる巨大熊との死闘や、暗い過去を持つ妻との固い絆と愛。失われつつある日本の風土と人間が持つ力強い生命力を、骨太に描き出した感動の一冊。山本周五郎賞、直木賞ダブル受賞の「邂逅の森」を中心に話をうかがう。 | 4:55 | |
渡辺一史/こんな夜更けにバナ〜 | 進行性筋ジストロフィーという重度の障害を抱えた鹿野靖明さんは、病院ではなく、自宅で自立して生きようと決意した。 著者自らもボランティアの一員となった大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。取材から執筆に至る経緯をうかがう。 |
4:42 | |
檀ふみ/父の縁側、私の書斎 | 父檀一雄の、終の住処となった能古島の家から始まり、生家や、離れの書斎、そして、現在の家まで、火宅の人だった父の思い出や日々の雑感がつづられたエッセイ集。 父、檀一雄の思い出を中心に著書についての話をうかがう。 |
5:02 | |
横山秀夫/臨場 | 本格ミステリーの第一人者として名高い著者が、殺人事件を担当する検死官の世界を描いた作品。 登場人物たちのそれぞれの魅力が、鮮やかに浮かび上がってくる横山秀夫ワールドの秘密を探る。 |
4:32 | |
Yoshi/Deep Love | 渋谷に集まる若者を中心に、圧倒的な支持を受けた携帯小説「Deep Love」。 メールによる読者からの感想を反映させ、小説を書き換えていくスタイルなど、携帯小説で書くことの理由やその面白さについて話をうかがう。 |
5:05 | |
俵萠子/六十代の幸福 | 70代を迎えた俵萠子さん。“最もドラマチックだった”と語る60代の日々をつづった「60代の幸福」を中心に、セカンドライフならぬサード・ライフをいかに生きるか、また、生きがい探しを続けた彼女が見つけたものは何かをうかがう。 | 5:00 | |
小川洋子/博士の愛した数式 | 家政婦の私と息子、そしてわずか80分間しか記憶が持続しないという、博士との奇妙な絆を描いた小説。 数学オンチだった小川さん。突然、数学の、そして数字の美しさに目覚めたという、作品誕生の秘話をうかがう。 |
5:01 | |
吉村萬壱/ハリガネムシ | 高校教師が肉体も精神も貧弱な女性と出会い、内なる暴力性に目覚めるという作品。 人間の内に潜む暴力を暴き出した「ハリガネムシ」で芥川賞を受賞した吉村さん。養護学校の教員をつとめながら執筆を続ける著者の素顔に迫る。 |
3:38 | |
大江健三郎/憂い顔の童子 | ノーベル文学賞作家、大江健三郎さん。最新作「憂い顔の童子」は自身の分身を通じ、その人生と過去の作品を振り返る、という小説になっている。 作家生活の総決算として書きつづる小説の意味について、話をうかがう。 |
4:55 | |
林真理子/聖家族のランチ | 「聖家族のランチ」は、夫婦、親子など、家族の崩壊と再生の難しさを描いた長編小説。 自らが、結婚、出産、子育てを経験されてきた林真理子さんに、自己の経験を通して、家族のあり方、家族の絆とはについて話をうかがう。 |
4:37 | |
福井晴敏/終戦のローレライ | 「亡国のイージス」で数々の文学賞を受賞した著者が挑んだテーマが「第二次世界大戦」。 執筆に2年をかけた上下巻千ページのアクション超大作。なぜ、今、第二次世界大戦を描くのか、戦争は著者にとって何なのかをうかがう。 |
4:51 | |
保坂和志/カンバセイション〜 | 足掛け四年掛かりという保坂さんの力作。舞台は世田谷に建つ築50年の一軒家。そこに展開されるストーリーは驚くべき深さを持ち、読者を刺激してやまない魅力に溢れている。 著者自ら「最高傑作」と語る保坂ワールドの全貌に迫る。 |
4:55 | |
立花隆/思索紀行 | 政治から科学思想まで幅広く書き続けてきた立花さんが、世界各地への旅の中で感じた思いをつづった一冊。 ジャーナリストで評論家である著者の、40年間のルポと考察の集大成「思索紀行」を中心に話をうかがう。 |
4:57 | |
森村誠一/人間の条件 | カルトやバイオテロに関する資料はもちろん、現実の事件情報や文献まで大量の資料を投入し、「人間の条件」という大きな課題に取り組んだ、著者の意欲作。 社会派推理小説の巨匠で、作家活動40年を迎える森村さんに話をうかがう。 |
4:22 | |
阿部和重/シンセミア | 著者の故郷である山形県神町を舞台に、複数の人物と事件、歴史とが複雑に絡み合う長編傑作。 4年の歳月をかけて完成させた初めての本格的長編小説「シンセミア」は、著者の非凡さを決定づけた作品。 |
4:38 | |
星野富弘/花よりも小さく | 不慮の事故で重度の障害をおってしまった星野さん。9年にもおよぶ入院生活の中で、星野さんは筆を口にくわえて、文字や絵を描くようになる。 詩と絵を組み合わせた詩画により、独自の作風を築き上げる星野さんの世界観をうかがう。 |
4:51 | |
モブ・ノリオ/介護入門 | 寝たきりの祖母を大麻を吸いながら介護する「俺」。おむつや食事の世話をする毎日の中、親戚や、周囲の人々、そして、社会の無理解を激しく毒づく。 独特のスピード感で読者に訴えかける芥川賞受賞作「介護入門」について話をうかがう。 |
4:45 |
生きもの図鑑〜日本〜 | ページ先頭へ △ |
タイトル | 紹介文 | 時間 | |
ミサゴのえさ取り | ミサゴは、世界中に分布するタカの仲間。日本でも海岸線の急な斜面などに巣を作って生息している。 ミサゴの目には、特殊なフィルターがあり、このはたらきによって見にくい水中の魚を見つけて捕らえることができる。 |
2:40 | |
闇夜のハンター トラフズク | トラフズクは、フクロウの仲間で、耳のように見える羽角(うかく)という羽根を頭部に持っている。 夜に活動し、ネズミやモグラなどを捕らえる。羽根にはビロードのような毛があり、羽音をたてずに獲物に近づく。 |
2:40 | |
ムササビの求愛 | ムササビは、リスの仲間で、ほとんど樹上で暮らしている。 11月末、恋の季節である。ただしメスがオスを受け入れるのは1日だけ。メスの巣の前でオス同士が闘い、勝ったオスだけがメスと交尾できる。 |
2:40 | |
アホウドリのダンス | アホウドリは、グライダーのような細長い羽根を持った海鳥である。 10月、伊豆諸島の鳥島にアホウドリが繁殖のため飛来する。 別々に暮らしていたオスとメスが再会し、求愛のダンスの後、交尾が行われる。 |
2:40 | |
ハヤブサ 断崖の子育て | ハヤブサは、ワシやタカの仲間で、狩りが得意な鳥である。 福井県の越前海岸の断崖の巣で、ハヤブサのひなが巣立ちする様子を紹介する。親鳥はえさを近くまで持ってくるが与えない。えさでひなをおびき出して巣立ちさせようとする。 |
2:40 | |
クロオオアリが育てるクロシジミ | クロシジミは、小さなチョウの仲間で、北海道以外の日本中に生息する。 クロシジミの幼虫をクロオオアリが巣に運ぶ。食べるのではなく、えさを与えて育てるのである。クロシジミとクロオオアリの共生を紹介する。 |
2:40 | |
アリをだますムモンアカシジミ | シジミチョウの仲間であるムモンアカシジミは、クロクサアリとふしぎな関係をたもって暮らしている。 ムモンアカシジミの幼虫やさなぎは、においでクロクサアリをおびき寄せ、外敵から守ってもらうのである。 |
2:40 | |
カブトムシのさなぎ | カブトムシは、日本最大級の甲虫で、中国、朝鮮半島、台湾などでも見られる。 初夏、雑木林の朽ちた木や土の中に、カブトムシの幼虫が見られる。幼虫がさなぎになり、羽化して成虫になるまでの様子を紹介する。 |
2:40 | |
カブトムシの闘い | カブトムシは、日本最大級の甲虫で、オスは大きな角を持っている。 夏、クヌギの木には、樹液を求めて多くのカブトムシが集まってくる。樹液やメスをめぐって闘うオスの姿を紹介する。 |
2:40 | |
ゲンジボタルの求愛 | ゲンジボタルは、本州、および四国、九州に生息する、体長約15mmの大型のホタルである。 夜になると、オスもメスも光を放つが、その光り方は違う。 ホタルの光は、交尾する相手をさがすシグナルなのである。 |
2:40 | |
ニホンジカの群れ | ニホンジカは、北海道、および本州、四国、九州に生息するシカの仲間で、オスは立派な角を持っている。 秋の繁殖行動、春の子育てなど、ニホンジカの生活の様子を紹介する。 |
2:40 | |
キタキツネのカップル | 北海道に生息するキツネは、キタキツネと呼ばれ、本州などのキツネよりやや大きい。 冬にオスとメスが交尾し、春に子ギツネが生まれる。子ギツネたちは、親から生きる知恵を学び、また兄弟どうしで遊びながら成長していく。 |
2:40 | |
ミツバチの社会生活 | 日本には、セイヨウミツバチと、それよりやや小さめのニホンミツバチの2種類がいる。 春になると、ミツバチが仕事を始める。花粉集め、巣の見張り、巣づくりなど、様々な仕事を分担する。女王バチは卵を産む役割を担っている。 |
2:40 | |
ヒバリのさえずり | ヒバリは、体長17cmほどで、日本各地の畑や草原、河原などにすんでいる。 春、オスが求愛のさえずりをメスに送る。飛び上がる時、上空、降りる時と、さえずりを使い分ける。産卵後、メスが卵を温め、オスは上空で見張る。 |
2:40 | |
タガメ 前足の狩り | タガメは、田んぼや池にすむ日本最大の水生昆虫である。 水中で逆さまになって獲物を待ち伏せ、鋭い爪のついた前脚でカエルや小魚を捕らえる。針のような口を突き刺し、消化液を出し、肉を溶かして吸う。 |
2:40 | |
ウマの出産 | 道産子(どさんこ)と呼ばれる北海道のウマを取り上げる。 ウマの出産は春に行われる。 生まれたばかりの子ウマを母ウマがなめる。これで血液の流れが良くなり、呼吸がしやすくなる。生まれた子ウマは、すぐに立ち上がろうとする。 |
2:40 | |
ウシの出産 | ウシは、肉や乳をとるため、世界中で飼われている。 春、牛舎の中で出産が行われる。子ウシが出てくると前脚にロープをかけて、人が引っ張り出す。母ウシの初乳を与える。 これには病気から身を守る免疫が多く含まれている。 |
2:40 | |
ライチョウ 高山の子育て | ライチョウは、北半球に広く分布するが、日本では中部地方の高い山に生息している。 5月、メスが卵を温め、オスが見張りをする。3週間後にヒナがかえる。キツネなどの敵が近づくと、母鳥は傷ついた真似をして気を引き、ヒナを守る。 |
2:40 | |
オオムラサキの羽化 | オオムラサキは、雑木林にすむ大型のチョウで、日本の国蝶に指定されている。 春、越冬した幼虫がエノキの若葉を食べ始める。脱皮を繰り返して成長し、さなぎになる。 さなぎになって約3週間、羽化が始まる。 |
2:40 | |
オオアメンボの求愛 | オオアメンボは、脚の長さが10cmもある大型のアメンボ。 春の繁殖期、オスは脚を激しく振動させ波を立てる。メスはその波を感じてオスに近づき、交尾する。メスは長さ1oほどの卵を水面近くの水草に産みつける。 |
2:40 | |
アメンボの孵化 | アメンボは、水面を動き回る昆虫で、体長は約15mm。 初夏に交尾し、メスが数十個の卵を水草などに産みつける。 約1週間後、3oほどの幼虫がかえり、すぐ水面に上がる。その後5回の脱皮をして成虫になる。 |
2:40 | |
イトトンボ水中の産卵 | イトトンボは、体長5cm以下の小型のトンボで、池などの水辺にすんでいる。 イトトンボの仲間には、水中で産卵するものがいる。交尾の後、オスとメスがつながったまま水中に入り、水草の茎や葉に卵を産みつける。 |
2:40 | |
エゾリスの引っ越し | エゾリスは、北海道の森に生息するリスで、体長は約40cm。 エゾリスは森の中にいくつかの巣を持っている。春から夏、子どもが成長するまでに何回か引っ越しする。敵に見つからないように、また寄生虫がつかないようにするためである。 |
2:40 | |
クモの糸 | クモは、8本の脚を持つ節足動物で、多くの種類が世界中に分布している。 クモの糸は、目的によって使い分けられる。巣をつくる縦糸と横糸、卵を包む糸など数種類がある。卵からかえった子グモは糸を風に流して、飛び立つ。 |
2:40 | |
キムラグモの待ち伏せ | キムラグモは、日本の九州から沖縄にすむクモ。 土を掘ってつくられる巣穴は直径1cm、深さ10cmほど。この中で待ち伏せして、昆虫の幼虫や小さな虫を捕らえる。獲物が動く時の振動を脚の感覚毛で感じ、素早く攻撃する。 |
2:40 | |
イノシシの子育て | ブタの先祖であるイノシシはヨーロッパ、アジアの森に生息している。 神戸市の六甲山には、数百頭のイノシシが住んでいる。生まれた子どもは、母とともに行動し、エサの取り方、崖の登り方などをおぼえ、成長していく。 |
2:40 | |
北海道のシマフクロウ | シマフクロウは、日本では最大のフクロウで、北海道にすみ川の魚を捕って生きている。 近年、巣になる森の大木が減少したため、絶滅が危ぶまれている。そこで、森の木に大きな巣箱を取りつけるなど、保護対策が進められている。 |
2:40 | |
原生林のクマゲラ | クマゲラは、大型で真黒のキツツキの1種。体長は約45cm。 北海道の原生林、大きな木の巣穴で、ヒナが育っている。ヒナが生まれて1か月、巣立ちが迫っている。親は、巣の近くの木をつついて音を出し、ヒナが飛び立つのを促す。 |
2:40 | |
屋久島のニホンザル | ニホンザルは、日本に生息するただ1種のサルで、世界で最も北にすんでいるサルである。 鹿児島県の屋久島、赤ちゃんザルが母親の真似をして木の実の食べ方をおぼえていく。群れの中で育っていく赤ちゃんザルのようすを紹介する。 |
2:40 | |
色あざやかなキジ | キジは、長い尾羽を持ち、オスは体長80〜90cm、メスは55〜65cm。草地や低木の林にすむ。 色鮮やかなオスは、春になると縄張りをつくり、求愛の羽ばたきと鳴き声でメスを誘う。縄張りに別のオスが入ってくると闘いが始まる。 |
2:40 | |
清流の宝石カワセミ | カワセミは、スズメほどの大きさで、鮮やかな青い色が特徴的で人気のある鳥である。 きれいになって魚がすめる都会の川でも見られるようになった。細長いくちばしで3〜5cmの小魚を捕らえ、石などにたたきつけてから食べる。 |
2:40 | |
北海道大黒島のオオセグロカモメ | オオセグロカモメは、翼を広げると1.5mもあるカモメ。 北海道東部の大黒島では、毎年同じ相手と巣をつくり子育てをするオオセグロカモメが見られる。巣が密集しているので、縄張りへの侵入者には、相手がヒナであっても攻撃を加える。 |
2:40 | |
砂浜のミナミコメツキガニ | ミナミコメツキガニは、種子島を北限とするカニの仲間。体長は約2cm。 沖縄県西表(いりおもて)島。 潮の引いた干潟でミナミコメツキガニが砂に含まれる有機物や微生物をこし取って食べる姿が見られる。 |
2:40 | |
干潟のミナミトビハゼ | ミナミトビハゼは、日本では奄美大島から西表島あたりの干潟にすむトビハゼの仲間。 皮膚呼吸が発達しており、潮の引いた干潟で胸びれを使って動き回り、小さなカニや昆虫を食べる。泳ぎは不得意で、潮が満ちると、泥の中に身を隠す。 |
2:40 | |
キタサンショウウオ | キタサンショウウオは、日本では北海道の釧路湿原だけに生息する。体長は約10cm。 普段は草地にすんでいるが、春の繁殖期になると、産卵のため池や水たまりに向かう。1匹のメスにオスが群がり、メスが産んだ卵の袋をうばい合う。 |
2:40 | |
アリとアブラムシ | アブラムシは、体長約1〜5mmの昆虫で、アリと共生する。 アブラムシの腹部の先端から出る排泄物には糖分が含まれ、アリはこれを集めえさにする。 アブラムシは、アリに排泄物の掃除をしてもらい、また様々な敵から守ってもらう。 |
2:40 | |
ツキノワグマ | ツキノワグマは、アジアに生息する中型のクマで、胸に白い三日月型の模様がある。 日本では、ブナの森などにすみ、果実や昆虫などを食べる。 近年、森林が開発され、すみかを追われたツキノワグマが農作物をあらすことがある。 |
2:40 | |
家さがしの名手オカヤドカリ | オカヤドカリは、ヤドカリの一種で、陸上にすんでいる。 鹿児島県の喜界(きかい)島に住むオカヤドカリの多くは、カタツムリの殻に入っている。狭い家から大きな殻に引っ越し。 プラスチック容器のキャップを家にしているのもいる。 |
2:40 | |
田んぼの主ナマズ | ナマズは、日本やアジア東部の湖沼や河川の泥底にすむ魚。 用水路をつたって田んぼに上がってくるナマズもいる。オスがメスに巻き付くと、メスが産卵する。産卵から約1週間、1cmほどの稚魚がミジンコを食べながら育っている。 |
2:40 | |
春を告げるギフチョウ | ギフチョウは、日本の本州にだけ生息するアゲハの仲間。 桜が咲くころに見られるギフチョウは、カンアオイという植物の若葉に、直径1mmほどの卵を産みつける。5月の初めにふ化した幼虫は、カンアオイの葉を食べて育つ。 |
2:40 |
生きもの図鑑〜世界〜 | ページ先頭へ △ |
タイトル | 紹介文 | 時間 | |
チーター | チーターは、アフリカにすむ大型のネコの仲間。短い距離では、動物の中で最も速く走る。 タンザニアのセレンゲティ国立公園のチーターがガゼルを捕らえる様子、子どもが獲物を食べる様子などを紹介する。 |
2:40 | |
ライオン | ライオンは、大型のネコの仲間で、百獣の王といわれる。 タンザニアのセレンゲティ国立公園のライオンが、群れで生活する様子を紹介する。狩りは複数のメスが役割分担を決めて集団で行う。オスは狩りに加わらず、なわ張りを守る。 |
2:40 | |
レイサンガモ | レイサンガモは、ハワイ諸島のレイサン島に生息するカモの仲間である。 以前、レイサンガモはレイサンバエというハエを主に食べていたが、今ではレイサンバエが激減し、レイサンガモも減ってきている。 |
2:40 | |
カメレオン | カメレオンは、体色を変えることができるトカゲの仲間で、その多くがアフリカのマダガスカル島に生息する。 体色の変化は、まわりの色に合わせているのではなく、光や温度の影響である。長い舌をすばやく伸ばして虫を捕らえる。 |
2:40 | |
ゾウアザラシ | ゾウアザラシは、アザラシの仲間の中では最も大きく、オスの体長は5mにもなる。 ゾウアザラシは、ほとんどを海の中で生活するが、約2か月は陸上でくらし、その間にメスは子どもを産む。オスはなわ張りを守るために闘う。 |
2:40 | |
アイベックス(オスの闘い) | アイベックスは、ヨーロッパアルプスなどの高山に生息する野生のヤギの仲間である。 オスは、切りたった岩山の上で、大きな角を突き合わせて闘う。このメスをめぐる戦いに勝ち残った強いオスが、子孫を残すことができる。 |
2:40 | |
キリン | アフリカのサバンナに生息するキリンは、世界で最も背の高い動物で、オスは5m以上にもなる。 メスをめぐるオスどうしの闘いは、その長い首を打ちつけ合って行われ、数時間におよぶこともある。 |
2:40 | |
エルク | エルクは、体重が400kgにもなるシカの仲間。 オスはメスを集めてハーレムをつくる。アメリカのイエローストーン国立公園では、10月から11月にかけて、草を求めて大移動が行われる。この間もオスはメスをめぐって闘い続ける。 |
2:40 | |
シマウマ | シマウマは、体に縞(しま)模様を持つ野生の馬の仲間。 アフリカのサバンナでは、乾期が始まる前、草を求めてサバンナシマウマの移動が始まる。 メスをめぐるオスの闘い、川を渡るときのワニの襲撃などを紹介する。 |
2:40 | |
タテゴトアザラシ | タテゴトアザラシは、北大西洋の北極圏の海に生息する。 カナダの東部、セントローレンス湾に子育てのためにやってきたタテゴトアザラシの母子を紹介する。生まれたばかりの子どもは、母親から泳ぎの訓練を受け、独り立ちしていく。 |
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オオサイチョウ | オオサイチョウは、頭に特徴のある突起を持つ鳥である。 タイのカイヤイ国立公園で、キツツキが掘った穴を利用し、オオサイチョウが子どもを育てている。その様子を、巣の中に小型カメラを仕込んで撮影した貴重な映像で紹介する。 |
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クーヘ(魚の子育て) | クーへは、淡水に生息するカワスズメの仲間の魚である。 アフリカ東部のタンガニーカ湖で、親のクーヘがふ化したばかりの稚魚を口に含んで一カ所に集め、育てている。子どもが成長するにつれて、このような引っ越しを何回か行う。 |
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シャチ(狩りを教える) | シャチは、海に住むほ乳類でイルカの仲間である。 アルゼンチンにあるバルデス半島にアザラシの仲間オタリアが繁殖のために集まる。それをねらってシャチの家族が集団で狩りを行い、母親が子どもに狩りを教える様子を紹介する。 |
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バーバリーマカク | バーバリーマカクは、ジブラルタルと北アフリカに生息するサルである。 バーバリーマカクの群れではオスがよく子守をする。その間メスは草を食べ、母乳を出すための栄養をつけるのである。 |
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カササギガン | カササギガンは、オーストラリア北部の湿地に生息する鳥である。 カササギガンは、繁殖期になると1羽のオスと2羽のメスが一緒に生活する。2羽のメスが同じ巣に卵を産み、オスとメスの3羽が交代して卵を温める。 |
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水辺で生きるヌートリア | ヌートリアは、南アメリカに生息するネズミの仲間。日本では、毛皮を取るために飼われたものが野生化した。 口元から出る油をからだに塗りつける様子や子育てなど、水辺で生きるヌートリアの生活を紹介する。 |
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イチゴヤドクガエル | イチゴヤドクガエルは、中央アメリカの森林に生息する、皮膚に毒を持ったカエルである。 このカエルは、オスが葉の上に精液を出し、そこにメスが卵を産む。オタマジャクシは、メスの背中にくっついて、植物の葉の水たまりに運ばれる。 |
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カレハカマキリ | カレハカマキリは、アジアの熱帯に生息するカマキリ。 カレハカマキリは、からだを枯れ葉に似せて身を守ったり、獲物を捕まえたりする。しかしキノボリトカゲに見破られて捕まってしまうこともある。 |
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サカダチゴミムシダマシ | サカダチゴミムシダマシは、アフリカのナミブ砂漠に生息する昆虫で、体長は約2cm。 砂漠に住む生きものにとって水の確保は重要である。この虫は霧の水分を巧みに利用して、砂漠の環境に適応して生活している。 |
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サバクシマセゲラ | サバクシマセゲラは、体長24cmほどのキツツキの仲間。 メキシコのソノラ砂漠にすむサバクシマセゲラは、サボテンの内部の空洞に巣を作って、そこで子育てをする。乾燥した砂漠でもサボテンの中は水分が多く、快適な環境なのである。 |
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オランウータン | オランウータンは、カリマンタン島などの熱帯雨林に生息する類人猿である。 木の葉を集めて傘にしたり、木の枝を使って川の深さを測ったり、知恵のあるオランウータンの森の生活や子育ての様子を紹介する。 |
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ジャッカル | ジャッカルは、アフリカなどの草原にすむイヌの仲間。 タンザニアのセレンゲティ国立公園でのジャッカルの子育てを紹介する。親がトムソンガゼルの子どもを捕らえ、栄養の多い内蔵を食べる。巣に帰って、それをはき出して子に与える。 |
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マウンテンゴリラ | アフリカの森に生息するゴリラのうち、山岳地方にすむゴリラをマウンテンゴリラという。 コンゴ民主共和国のビルンガ国立公園。シルバーバックと呼ばれるオスを中心に、群れをつくっている。子どもたちは遊びながらルールを学んでいく。 |
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ガラパゴスゾウガメ | ガラパゴスゾウガメは、陸上で暮らす最大のカメ。 エクアドルのガラパゴス諸島だけに生息するが、環境によって甲の形が微妙に違っている。 体内の脂肪に大量の水を蓄えることができるので、水は1年に数回飲むだけでよい。 |
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ヘラクレスオオカブト | ヘラクレスオオカブトは、体長が15〜18cmにもなる世界最大のカブトムシ。 アマゾン川流域の熱帯雨林。 夜になると活動を始め、オス同士が樹の蜜を求め、上下2本の角で激しく闘う。また、メスをめぐっての闘いも行われる。 |
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ベンガルトラ | ベンガルトラは、東南アジアとインドにすむトラの一種。 インドのバンダハガル国立公園。鹿などの大きな動物を捕らえ、強いあごで骨ごと食べる。 森の中の岩穴をねぐらにして単独で行動するが、子育ての時は母と子が一緒に暮らす。 |
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カラフトフクロウ | カラフトフクロウは、北アメリカやユーラシア大陸北部の森林地帯にすむフクロウの一種。 お皿のような丸い顔はパラボラアンテナの役割をしており、わずかな物音を聞いて、素早く獲物に飛びかかる。タカなどの古い巣を使ってひなを育てる。 |
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キングペンギン | キングペンギンは、オウサマペンギンとも呼ばれる体長が95cmほどある大型のペンギン。 南極に近い南大西洋のサウスジョージア島は、このペンギンの繁殖地になっている。交尾から数日後、メスが産卵し、オスが足の上に卵を乗せて温める。 |
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カナダカワウソ | カナダカワウソは、北アメリカの川にすむイタチの仲間。体長は約1.3m。水かきのついた4本の脚を使って速く泳ぐ。 夏、マスが川を上ってくる。 親は簡単にマスを捕まえるが、子どもに与えない。自分で取ることを子どもにおぼえさせる。 |
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ナマケモノ | ナマケモノは、木の上でくらすほ乳類で、南アメリカや中央アメリカの森林にすんでいる。 パナマの森の高い木の枝に、3本の長い爪でしがみついているミユビナマケモノ。ほとんど動かず、食べものは植物を少し食べるだけである。 |
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アジアゾウ | アジアゾウは、南アジアから東南アジアなどにすむゾウで、インドゾウともいわれる。 ミャンマーでは、ゾウを飼い慣らして木材の運搬などに使っている。ゾウ使いが頭に乗ってゾウをリードし、長い鼻で木材を押して運ばせる。 |
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アムールヒョウ | アムールヒョウは、ロシアのシベリア、中国東北部などにわずかに生息するヒョウの一種。 ロシアのケドロバヤパジ自然保護区でも、数十頭が確認されているだけである。厳しい環境の中で、オスと子連れのメスがえさを取り合って争う。 |
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ホッキョクギツネ | ホッキョクギツネは、北極圏に広くすんでいるキツネで、冬は毛が白く、夏は褐色になる。 アラスカの北部の短い夏。草原の巣穴で子育てが行われる。 母親は狩りをして獲物を持ちかえる。子どもたちは巣穴の近くで遊びながら狩りをおぼえる。 |
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ビーバー | ビーバーは、北アメリカとヨーロッパの川や湖などにすんでいるほ乳類。 カナダ中央部の森の池、ビーバーが木の枝と池の泥を使って巣をつくっている。水中から入る入り口があり、中には家族でくらす部屋がある。 |
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コシアカツリスドリ | コシアカツリスドリは、南アメリカに生息する鳥で、木の枝に巣をつりさげてくらす。 ブラジル南部の森、たくさんの巣が枝につり下がっている。 巣をつくるのはメスの仕事。ヤシの葉を引き裂いて細くし、それを使って巣をつくる。 |
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チンパンジー | チンパンジーは、ヒトに近い類人猿で、アフリカの赤道付近の熱帯雨林などにすんでいる。 1頭のボスと複数のメス、子どもたちが群れをつくってくらしている。硬いアブラヤシの実を石で割って食べるなど、道具を使うことができる。 |
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生きもの図鑑〜植物〜 | ページ先頭へ △ |
タイトル | 紹介文 | 時間 | |
水中を漂うメヒルギの種 | メヒルギは、鹿児島県南部や沖縄県などに分布するマングローブの仲間である。 メヒルギの種は、まだ木についている時に発芽する。やがて種は水面に落ちるが、水に浮くものと沈むものがある。この不思議な種の秘密を紹介する。 |
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自然のプロペラ アオギリ | アオギリは、街路樹などに使われる葉の大きい樹木である。 アオギリの種は、船の様な形をした薄くて軽い実に付いている。この実は、風が吹くとプロペラの様に回転して遠くまで飛んでいく。こうしてアオギリは分布を広げるのである。 |
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まつぼっくりの工夫 | まつぼっくりは、まつかさともいわれ、松の果実である。 アカマツのまつぼっくりには薄い膜を持つ種があり、風に乗って遠くまで飛んで行く。またチョウセンゴヨウのまつぼっくりの種は、エゾリスなどによって土の中に埋められる。 |
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生命を育むマングローブ | マングローブとは、亜熱帯地方の海水と淡水の混じった河口付近に生育する植物の総称である。 西表(いりおもて)島のマングローブの原生林では、潮の満ち引きにあわせて、様々な生きものの活動が見られる。 |
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マヤプシギの気根 | マヤプシギは、亜熱帯地方の海岸に生育するマングローブの一種である。 マヤプシギは、気根という空気中に突き出て呼吸する根を持つ。干潟の土は有機物が多く、酸素が足りないため、空気中に気根を出しているのである。 |
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ヒルギダマシの工夫 | ヒルギダマシは、亜熱帯に生育するマングローブの一種。 ヒルギダマシの葉を電子顕微鏡で見ると塩の結晶が見える。 これは、体内の塩分が葉から出てきたものである。海の干潟に生育するマングローブの仲間の塩分に対する工夫を紹介する。 |
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ひっそりと咲くクロユリ | クロユリは、高山に生育するユリの仲間である。 山形県の月山(がっさん)では7月中旬ごろにクロユリの花が咲く。温度差が大きく、風も強い高山の厳しい環境に適応して生き抜くクロユリの様子を紹介する。 |
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高山植物の女王コマクサ | コマクサは、本州の中部地方から北の高山に生育する高山植物である。 北海道の大雪山にだけ生息するウスバキチョウの幼虫は、コマクサだけを食べて成長する。 高山の厳しい環境で生育するコマクサの様子を紹介する。 |
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海に咲くバラ ハナマス | ハマナスは、主に北日本の海岸に生育するバラ科の植物である。 ハマナスは、夏に直径8cmほどの花を咲かせ、秋には赤い実をつけ、海辺をいろどる。厳しい北国の海岸に適応したハマナスの姿を紹介する。 |
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南海を彩るカノコユリ | カノコユリは、四国、九州の海辺の岩山などに生育するユリの仲間である。 鹿児島県の甑(こしき)島では梅雨明けとともに一斉に花が咲く。品種改良によって様々な色や模様の花がつくられ、球根は栽培用に販売されている。 |
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海岸のトビシマカンゾウ | トビシマカンゾウは、山形県の飛島と新潟県の佐渡島に生育するユリの仲間である。 6月初め、佐渡島の北端は黄色い花で埋めつくされる。毎年牛のえさにするためカヤを刈る場所に、トビシマカンゾウの群落ができたのである。 |
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長い眠りからさめるカタクリ | カタクリは、早春の雑木林などでピンク色の花を咲かせるユリの仲間である。 後ろに反り返った独特の形の花は、10日ほどの命である。その間に昆虫によって受粉する。地中の鱗茎(りんけい)にはデンプンが蓄えられる。 |
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アリとオオバナノエンレイソウ | オオバナノエンレイソウは、北海道や東北に生育するユリの仲間である。 5月から6月に森の中で白い花を咲かせ、実を結ぶ。この実は甘く、アリが好んで巣に持ち帰る。こうして種が遠くまで運ばれ、分布が広がる。 |
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太陽の花 フクジュソウ | フクジュソウは、沖縄県以外の日本各地の森で生育するキンポウゲの仲間である。 フクジュソウの花は、まだ気温の低い早春に咲く。そこで、花粉を運んでもらう虫たちを温めるために、花は太陽の光を集めるつくりになっている。 |
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種がぎっしり ガマの穂 | ガマは、日本中にはえる大型の多年草で、高さは1〜2m。 河原や池で見られるガマの穂には、35万個ほどの種がつまっている。穂を手でつまむと、種のついた綿毛がわき出すように出てくる。この種が風に乗って飛び、分布を広げる。 |
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九州九重山のミヤマキリシマ | ミヤマキリシマは、九州の山に多いツツジ科の低木。 初夏、大分県の九重(くじゅう)連山では、一面に咲くミヤマキリシマが見られる。葉が細かい毛で覆われているため、葉の温度が高く保たれ、光合成が効率よく行われる。 |
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チングルマの四季 | チングルマは、北海道と本州中部以北の雪の多い地方に分布するバラ科の高山植物。 7月の大雪山。2cmほどの大きさの白い花が咲き、その後に綿毛を持った種ができる。秋には葉が紅葉し、冬は雪の下で春を待つ。 |
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夏のブナ林 | ブナは、日本の代表的な落葉広葉樹で、高さは約25〜30m。 東北地方の山地には、ブナの原生林が残っており、四季おりおりに様々な表情を見せる。ブナの落ち葉が積み重なった地面には雨水が蓄えられ、ブナの森は緑のダムともいわれる。 |
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雪どけに咲くミズバショウ | ミズバショウは、雪深い山地の湿原などに自生する多年草。 雪どけとともに芽を出し、5月ごろに花が咲く。白い部分は花ではなく、ホウと呼ばれる葉が変化したもの。夏、ホウがなくなり、パイナップルのような実ができる。 |
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氷河期の生き残りキタダケソウ | キタダケソウは、日本で2番目に高い山、北岳の高山帯で見られるキンポウゲ科の多年草。 6月末〜7月、雪が消える頃に白い花が咲く。花の時期は短く梅雨明けの前に花が散る。他の花より早く咲くことで虫を引きつけ、受粉を確実にする。 |
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生きもの図鑑〜海〜 | ページ先頭へ △ |
タイトル | 紹介文 | 時間 | |
神秘の光ホタルイカ | ホタルイカは、6cmくらいの小さな発光するイカである。 春、富山湾には、ホタルイカのメスの大群が産卵のために押し寄せる。直径1.5mmほどの卵は、数珠(じゅず)のようにつながっている。卵は約10日でふ化し、1か月後には深海に戻る。 |
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サンゴ礁の一日 | サンゴは、ポリプといわれる小さな動物の集まりで、その石灰質の骨格が岩のようになったものがサンゴ礁である。 沖縄県慶良間(けらま)諸島の海に生息するサンゴと、サンゴ礁に住む生きものの生態を紹介する。 |
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引っ越し上手ヤドカリ | ヤドカリは、カニやエビの仲間で、巻貝の殻を借りてすむ。 潮の引いた海岸の水たまりにヤドカリが見られる。子どもの時は小さい貝殻にすみ、大きくなるにつれて貝殻を次々と変えていく。けんかをして相手の貝殻を奪い取ることもある。 |
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ザトウクジラの歌 | ザトウクジラは、中型のヒゲクジラの仲間で、世界中の海で見られる。 冬、ザトウクジラが繁殖のため小笠原や沖縄にやってくる。 オスは、繁殖する場所で歌うような声を出す。メスに対する求愛の歌と考えられている。 |
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サンゴの産卵 | サンゴは、ポリプといわれる小さな動物の集まりである。 夏の満月のころ、サンゴの産卵が見られる。ポリプから、精子と卵の入ったバンドルという粒が無数に放出され、それが海の中ではじけて受精する。サンゴの産卵の様子を紹介する。 |
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イモガイの毒針 | イモガイは、海に生息する巻貝で日本の南の海には約120種のイモガイの仲間がいる。 夜のサンゴ礁でイモガイが眠っている魚を飲み込む。また別のイモガイは、毒針で獲物をしとめる。サンゴ礁にすむイモガイの生態を紹介する。 |
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マダラトビエイのえさ取り | マダラトビエイは、体長が約1mエイの仲間で、黒潮の海に多く見られる。 好物の貝をにおいで感じて探し出し、口から水を吹き出してじゃまな石や砂を吹き飛ばし、貝を食べる。 |
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オスが出産タツノオトシゴ | タツノオトシゴは、奇妙な体を持った魚である。 立ったままの姿勢で泳ぎ、尾で海草などに巻き付き流されないようにする。その産卵は独特で、メスがオスのおなかの中に卵を産み、オスのおなかの中からふ化した子どもが出てくる。 |
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ホヤがゆりかごアナハゼ | アナハゼは、浅い海の岩場に生息するカジカの仲間である。 アナハゼの大きな特徴は、オスとメスが交尾して、メスの体内で受精することである。その後メスはホヤの出水孔に卵を生みつけ、約2週間後にふ化した稚魚がホヤから出てくる。 |
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タイセイヨウマダライルカ | タイセイヨウマダライルカは体長2mほどのイルカである。 このイルカは、同じ位の年齢の子どもとその母親が群れになって生活する。1頭の母親が子どもたちの面倒を見ている間、他の母親がえさを探す。母と子の集団生活の様子を紹介する。 |
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オーストラリアコウイカ | オーストラリアコウイカは、体長1.5mにもなる大きなイカの仲間である。 冬、産卵のために深海から浅瀬にやってくる。天敵のイルカなどにねらわれると、色や形を変えて海草になりすまし、海草の中に身を隠す。 |
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シードラゴン | シードラゴンは、オーストラリア南部の海に生息するタツノオトシゴの仲間である。 シードラゴンのからだは、海草にそっくりで、「泳ぐ海草」と呼ばれている。えさ取りの様子、卵の育て方、ふ化の様子などを紹介する。 |
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シャチ(狩り) | シャチは、海に生息するほ乳類で体長約9mにもなるイルカの仲間である。 シャチは集団で狩りをする。 ニシンなどの魚の群れの下に潜り込み、泡を出して驚かせ、海面近くに逃げた魚を捕らえるのである。 |
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カブトガニのカップル | カブトガニは、生きた化石といわれ、日本では日本海や瀬戸内海にすんでいる。 メスの方が大きく、カップルは、いつもくっついて暮らしている。夏、大潮の満潮のとき、砂浜に穴を掘り、直径約3mmの卵を300〜900個ほど産む。 |
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海底のホタテガイ | ホタテガイは、日本では東北地方から北の海にすむ二枚貝。 北海道のオホーツク海、流氷の下の海底一面にホタテガイが見られる。流氷の海は養分が豊富でプランクトンが多い。海水を吸込み、えらでこしとってプランクトンを食べる。 |
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流氷の下の魚たち | 北海道のオホーツク海沿岸は冬になると流氷におおわれる。 ここでは、豊富なプランクトンに支えられ、多くの魚たちが生きている。大きな胸びれをもつイソバテング、イソギンチャクのような飾りをもつフサギンポなど様々な魚が見られる。 |
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回遊するカツオ | カツオは、温帯から熱帯の海にすむ魚で、体長約60cm。 黒潮の海で、カツオがイワシの群れを追う。逃げ場を失ったイワシが水面に出ると、白い波が立つ。カツオ漁では船から水をまき、イワシの立てた波とまちがえて近づくカツオを捕る。 |
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雌雄同体 アメフラシの産卵 | アメフラシは、大きなナメクジのような形の巻き貝の仲間。 雌雄同体のアメフラシは、頭にオスの生殖器、背中にメスの生殖器をもっており、何匹も連なって交尾を行う。産まれた卵は、300〜500万個が集まって黄色いひものように見える。 |
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ハゼとテッポウエビ | ハゼは、世界中の淡水と海水に分布する魚。テッポウエビは片方のハサミが大きいエビ。 海底の砂地に、テッポウエビが砂をかきだして巣穴を作る。 その巣穴を使わせてもらっているハゼは、敵が来るとからだを振って合図する。 |
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クマノミとイソギンチャク | クマノミは、スズメダイ科の海水魚で、イソギンチャクと共生する。 沖縄県の慶良間諸島のサンゴ礁の海。イソギンチャクは、触手の針で魚を刺して捕らえる。 クマノミは、おとりの役目をして、守ってもらう。 |
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サンゴガニとサンゴ | サンゴガニは、太平洋やインド洋でサンゴの枝の間にすみ、サンゴと共生している。 サンゴガニは、サンゴが分泌する粘液を食べて生きている。 サンゴがオニヒトデにおそわれると、オニヒトデのとげをはさみで攻撃してサンゴを守る。 |
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ウミイグアナ | ウミイグアナは、エクアドルのガラパゴス諸島だけに生息するイグアナの一種。 トカゲの仲間だが、海中を上手に泳ぎ、鋭い爪で岩につかまり海草を食べる。海から上がると、ひなたぼっこをして、鼻の穴から余分の塩分をはき出す。 |
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カリフォルニアヤリイカ | カリフォルニアヤリイカは、カナダからアメリカの西海岸に分布するイカの一種。 毎年9月、産卵のため海岸近くの浅い海に集まり、大集団をつくる。交尾したオスは脚が赤くなる。メスは卵の入った袋を海底の砂に固定する。 |
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マナティ | マナティは、水中でくらすほ乳類で、メキシコ湾からカリブ海とアマゾン川にすんでいる。 フロリダでは、冬になると河口付近で見られる。姿はアザラシやアシカに似ており、前脚はひれの様な形になっている。子どもは、母の乳を吸って育つ。 |
2:40 |
宇宙への招待 | ページ先頭へ △ |
タイトル | 紹介文 | 時間 | |
太陽系の誕生 | 約46億年前の太陽誕生のシナリオである。原始太陽の周りのガスや塵は、合体して小天体となり、やがて衝突と合体を繰り返し惑星や衛星となる。 地球や月や火星などもこうした衝突や合体を経て誕生したのである。 |
2:19 | |
太陽の素顔 | 太陽の黒点や光球、粒状斑の様子を、地上の望遠鏡から観測する。彩層での水素ガスの活動やフレアの爆発、プロミネンスをみることができる。 映像提供:アメリカ国立太陽天文台/京都大学飛騨天文台/ビックベアー太陽天文台 |
4:15 | |
皆既日食 | 1999年8月、20世紀最後の皆既日食が観測された。 観測条件のよかったトルコ東部エラズーでの皆既日食を紹介する。ダイヤモンドリングの荘厳な輝きやコロナの姿をみることができる。 |
5:54 | |
コロナグラフの発明 | コロナの観測装置コロナグラフは、1930年ベルナール・リオーによって発明された。 世界初のコロナグラフと、そのコロナグラフがとらえたコロナの写真などを紹介する。 資料提供:ピック・ドゥ・ミディ天文台 |
3:54 | |
太陽の活動の変化 | 太陽観測衛星SOHOには、紫外線望遠が搭載されている。 その紫外線望遠鏡が太陽の様々な姿を撮影した。スピキュールの動き、プロネンス、太陽の自転、磁力線の状態、フレア爆発を紹介する。 映像提供:NASA/ESA |
4:48 | |
太陽風の影響 | コロナを形作っているプラズマ粒子。このプラズマ粒子の流れを太陽風と呼ぶ。 また、太陽観測衛星「ようこう」が観測した太陽の活動変化をコロナの形と比較する。 映像提供:JAXA宇宙科学研究本部 |
5:33 | |
太陽の磁力線 | 1998年、太陽観測衛星TRACEが打ち上げられた。 TRACEのとらえた観測映像により、太陽表面の磁力線の姿や爆発現象が解明されてきたのである。 映像提供:NASA/ロッキード・マーチン太陽天体物理学研究所 |
2:46 | |
金星の探査 | 金星表面の観測は、1989年に打ち上げられた金星探査機マゼランによって進歩した。 マゼランの観測したデータ−をコンピュータで解析をすると金星表面の三次元の映像を楽しむことができる。 映像提供:NASA/JPL |
3:28 | |
火星探査の歴史 | 火星探査の歴史は、1971年、マリナー9号の打ち上げによって幕をあける。現在ではマーズグローバルサーベイヤーが観測を続けている。これらの探査により、火星表面の様子が明らかにされた。 映像提供:NASA |
4:53 | |
火星の三次元映像 | バイキングが撮影した8万枚の画像をもとに、火星表面の三次元映像が合成された。 現在は、マーズグローバルサーベイヤーの技術でバイキングよりも20倍以上も鮮明な映像で観測できるようになった。 映像提供:NASA |
4:43 | |
火星探査の最新成果 | 1996年に打ち上げられたマーズパスファインダー。 その着陸機ランダーのとらえた映像を紹介する。 また、小型探査車ローバーが火星の岩石の成分を明らかにした。 映像提供:NASA/JPL/Caltech |
3:48 | |
火星の衛星 フォボスとダイモス | 火星には、フォボスとダイモスという2つの衛星がある。 また、火星の外側には小惑星帯もあり、イダやダクティルという小惑星がある。これらの衛星の表面の様子や小惑星のユニークな姿を紹介する。 映像提供:JPL/NASA/Caltech |
3:04 | |
木星の素顔 | 1977年に打ち上げられた太陽系探査機ボイジャーの木星観測映像を紹介。 木星の4つの衛星と、木星の表面にある大赤斑と呼ばれる巨大な渦巻きもとらえている。 映像提供:NASA/JPL |
3:39 | |
木星の大気 | 木星の大気を観測するため、1995年、木星探査機ガリレオから、小型の探測機プローブが木星の大気圏に投下された。 プローブの観測方法とプローブがとらえた木星の大気、雲の画像を紹介する。 映像提供:NASA/JPL/Caltech |
3:56 | |
木星探査の最新成果 | 1989年10月、木星探査機ガリレオがスペースシャトルアトランティスに搭載されて打ち上げられた。 木星の4つの衛星の画像やガリレオが撮影した木星のオーロラを紹介する。 映像提供:NASA/JPL/Caltech |
5:05 | |
木星の衛星 イオの火山活動 | 木星の衛星イオでは、ボイジャーによって活火山プロメテウスが発見された。 その後、木星探査機ガリレオもプロメテウスの噴煙を確認。 また、ピラン・パテラ火山の噴火もとらえている。 映像提供:NASA/JPL/Caltech |
3:41 | |
木星の衛星 ガニメデとカリスト | 木星の衛星ガニメデとカリスト。木星探査機ガリレオの撮影した画像から、ガニメデは地殻変動を起こす核を持つ衛星であることがわかった。 一方、カリストでは地殻変動の跡はみられない。 映像提供:NASA/JPL/Caltech |
2:17 | |
土星の探査 | 太陽系探査機ボイジャーがとらえた土星の映像。分析によって、土星の大気の様子が明らかになった。また、リングは、数千本もの輪の集まりで、無数の氷と岩石かけらでできていることが観測された。 映像提供:NASA/JPL |
3:24 | |
土星の衛星 | 土星の一番大きい衛星タイタンは、オレンジ色の大気に覆われている。そして、衛星エンケラドスは、氷を反射して白く輝いており、衛星ミマスには巨大なクレーターがあることが観測の結果判明した。 映像提供:NASA/JPL |
2:23 | |
天王星のリング | 1977年、カイパー空中天文台という航空機による観測で天王星もリングを持っていることが偶然の発見された。 天王星のリングは5本あり、土星に比べ幅は非常に細いのが特徴である。 映像提供:NASA/JPL |
2:31 | |
天王星の衛星 | 天王星は太陽系の中でも数多くの衛星を持つ惑星のひとつである。 衛星にはジュリエット、ミランダなどシェークスピアの作品に登場する人物の名がつけられている。 映像提供:NASA/JPL |
5:12 | |
海王星と冥王星の衛星 | 海王星の衛星の1つ、トリトンの表面の画像をみてみると、網目状の模様や黒い煙をあげる噴火口が確認できる。冥王星の衛星カロンは冥王星の約半分の大きさで、連星の関係ではないかといわれている。 映像提供:NASA/JPL |
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月全体の地形図 | 1994年、月の詳細な地形図と資源の分布図を作成する目的で月探査機クレメンタインが打ち上げられた。撮影された250万枚の画像から月の詳細な地形図が作られた。 映像提供:NASA/アメリカ海軍調査研究所 |
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アポロ11号の月面着陸 | 1969年7月16日、アポロ11号に乗り込んだ3人の宇宙飛行士が月に向かって出発した。 出発の瞬間、そして、人類初の月面着陸の様子を紹介する。 映像提供:NASA |
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アポロ計画の月面活動 | アポロ11号の月面着陸成功後も、アポロ17号まで「アポロ計画」は続けられた。できるだけ広い範囲で、様々な種類の月の石を採取した。 アポロ計画の月面活動の映像を紹介する。 映像提供:NASA |
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ハッブル宇宙望遠鏡 | 大気に邪魔されずに天体観測ができるハッブル宇宙望遠鏡が1990年4月、宇宙空間へ放出された。地上の望遠鏡が撮影した画像と比較してみる。 映像提供:AURA/STScI&NASA |
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ハッブル宇宙望遠鏡の三次元映像 | ハッブル宇宙望遠鏡のデジタル信号をコンピューター処理することで、立体画像でみることができる。イータ星、キャッツアイ星雲の三次元映像を紹介する。 映像提供:AURA/STScI&NASA |
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ハッブル宇宙望遠鏡の修理 | 宇宙空間に放出されたハッブル宇宙望遠鏡に、ピントがボケるという欠陥がみつかり、7人の宇宙飛行士が望遠鏡の修理に挑んだ。修理前後のM100銀河の映像を比較してみる。 映像提供:AURA/STScI&NASA |
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ハッブルがとらえた月と火星 | ハッブル宇宙望遠鏡が観測した月の画像を紹介する。 また、様々な角度から観測した火星の画像を合成し、自転する火星の姿を作り出すことができた。 映像提供:AURA/STScI&NASA |
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ハッブルがとらえた木星と土星 | ハッブル宇宙望遠鏡が木星を観測した画像は、木星の縞模様をはっきり見ることができる。 土星を観測した画像には、貴重な土星のオーロラが写しだされた。 映像提供:AURA/STScI&NASA |
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ハッブルがとらえた星雲1 | ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたオリオン大星雲、干潟星雲、ワシ星雲などの美しい星雲を紹介する。 映像提供:AURA/STScI&NASA |
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ハッブルがとらえた星雲2 | ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた砂時計星雲とその中心にある星の残骸(白色わい星)、エッグ星雲の赤外線画像、惑星状星雲の星々の最後の姿などを紹介する。 映像提供:AURA/STScI&NASA |
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星が最後をむかえる時 | 星の寿命や最後の姿は、その星の質量によって決まる。太陽と同じくらいの質量の星、太陽より少し質量の大きい星、そして、さらに質量の大きい星の最後がどのような姿になるのか紹介する。 映像提供:AURA/STScI&NASA |
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ハッブルがとらえた超新星爆発 | ハッブル宇宙望遠鏡は超新星爆発を起こした星の姿をとらえることに成功した。オーロラのようにみえる網状星雲の姿である。 映像提供:AURA/STScI&NASA |
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ハッブルがとらえた銀河と星団 | ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた様々な銀河や星団の姿を紹介する。また、重力効果レンズと呼ばれる現象もとらえており、本来は見えない後方の銀河団の姿もみることができる。 映像提供:AURA/STScI&NASA |
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ハワイ島マウナケア山頂と宇宙観測 | 赤道のやや北に位置するハワイ島。標高4200mのマウナケア山は、空気が薄く、地上の明かりの影響を受けず、一年間温度の安定した風が吹く。 さらに晴れの日が多いため、理想的な天体観測の条件が揃っている。 |
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すばる望遠鏡の建設 | 1999年1月、ハワイ島のマウナケア山頂に口径8.2mのすばる望遠鏡が誕生した。 8.2mの鏡を磨きあげる作業から、運搬、仕上げの作業まですばる望遠鏡の完成を追う。 協力:国立天文台 ハワイ大学/IfA |
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すばる望遠鏡の技術 | 口径が大きい鏡の場合、その重さで鏡が歪んでしまう。 すばる望遠鏡は、その問題点をアクチュエーターという支え棒で見事に克服した。 協力:国立天文台 ハワイ大学/IfA |
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すばる望遠鏡がとらえた宇宙1 | すばる望遠鏡の初観測の画像を紹介する。 すばる望遠鏡と超高感度ハイビジョンカメラによって、木星と衛星の影、星雲や銀河などの天体が放つかすかな光を鮮やかにとらえられるようになった。 映像提供:国立天文台 |
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すばる望遠鏡がとらえた宇宙2 | すばる望遠鏡がとらえた、最後を迎えた惑星状星雲。 また、すばるの赤外線カメラがとらえた映像から電波銀河の中心に巨大なブラックホールがあることもわかった。 映像提供:国立天文台 |
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タイトル | 紹介文 | 時間 | |
三国同盟調印式/昭和15年 | 日独伊三国同盟の調印式が、1940年(昭和15年)、ベルリンのヒトラー総統官邸で、来栖三郎ドイツ駐在大使、リッペントロッ プ独外相、チアノ伊外相らが出 席して行われた。 | 1:03 | |
満州国皇帝入京/昭和15年 | 1940年(昭和15年)6月25日。 満州国皇帝・溥儀が高松宮などの出迎えの元、横浜港に到着した。 横浜から列車で東京へ向かった溥儀を、昭和天皇と米内首相らが東京駅で出迎えた。 |
1:47 | |
国民学校始まる/昭和16年 | 1941年(昭和16年)3月1日に国民学校令が公布され、4月1日から実施された。小学校は国民学校と名を変え、それまでの国民教育の制度と内容が刷新された。 義務教育年限を8年とし、国民・理数・体錬・芸能・実業の五科が設けられた。 |
2:24 | |
東條新内閣成立/昭和16年 | 1941年(昭和16年)10月14日の閣議で、日米交渉をめぐり閣内の意見の対立が表面化し、東條陸軍大臣は近衛文麿総理大臣に対し、内閣総辞職を進言。16日総辞職、17日東條陸軍大臣が首相に任命され、東條内閣が成立した。 | 2:54 | |
特報ハワイ大空襲/昭和16年 | 第二次世界大戦は拡大の一途をたどり、日本軍は1941年(昭和16年)12月8日にハワイ真珠湾に奇襲攻撃をかけアメリカとの戦争に突入した。太平洋戦争の始まりである。 映像は攻撃に参加した海軍機動部隊の海軍機が撮影したもの。 | 4:00 | |
海鷲 武勲の陰に/昭和17年 | 日本海軍はミッドウェー海戦に惨敗を喫したが、国威発揚の方針から、国民にはその真相を知らせなかった。 代わりに、海軍部隊の健在ぶりを強調したこのような映像を紹介したりした。 |
1:17 | |
国土の護り全し/昭和17年 | 真珠湾攻撃の成功は、当時の日本国民を酔わせるのに十分なものであったが、本土空襲への備えに怠りがないということも機会あるごとに取り上げられ、その任務にあたる人々の映像が紹介されたりした。 | 2:56 | |
前線の元旦/昭和18年 | 1943年(昭和18年)元旦。 太平洋戦争下の前線・昭南島の様子。 戦争中の日本において前線の様子は、国威発揚の為にたびたびテレビなどで紹介された。 当時のニュース映像。 |
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興亜祭/昭和18年 | 1943年(昭和18年)、当時のジャワ、現在のインドネシアのジャカルタにおいて新しいアジア・大東亜共栄圏の誕生を祝う興亜祭が行われた。 ジャカルタは大東亜共栄圏における重要な拠点で、日本人も多く生活をしていた。 |
1:21 | |
黒い太陽/昭和18年 | 1943年(昭和18年)2月5日。日本においては20世紀最後の皆既日食が北海道で観測された。 厳寒の北海道東部では、午前6時45分から日食がはじまり、1分52秒の黒い太陽の観測に成功した。 |
2:38 | |
東條首相満州国訪問/昭和18年 | 1943年(昭和18年)4月7日。 当時の首相東条英機は、満州国を訪問し、満州国皇帝・溥儀と会見。 後日、中国国民政府首脳部を訪れた。 日満華の関係強化がその主題となった。 |
1:52 | |
増産に励む炭鉱/昭和18年 | 戦争中の日本において、あらゆる軍需産業の原動力となっていた石炭の増産は、急務となっていた。 北海道・夕張にあった炭鉱の1943年(昭和18年)当時の様子を伝えるニュース映像。 |
2:00 | |
学童集団疎開/昭和19年 | 本土空襲に備え、1944年(昭和19年)6月30日には13都市の学童の集団疎開を実施することが決まった。東京中野区では、学童の集団疎開を促進するため区内の児童から希望者125人を募り、6月26日第一陣として山梨県に疎開した。 | 1:10 | |
少年志願兵壮行大会/昭和19年 | 1944年(昭和19年)3月22日。 全国一斉の少年兵壮行大会が行われた。 東京では中野の陸軍憲兵学校中央壮行大会が開かれた。 募集された陸・海・空の各種少年達は、まだあどけなさの残った顔で、校門を後にした。 |
1:29 | |
神風特別攻撃隊/昭和19年 | 1944年(昭和19年)。 台湾を中心に展開していた第2航空艦隊は、米機動部隊の攻撃を続けた。 しかし、従来の戦法に索敵・通信の不備があり米艦隊の補足をすることができず、体当たり攻撃を実施することになった。 |
1:37 | |
B−29帝都爆撃/昭和20年 | 1945年(昭和20年)3月10日午前零時から、B29爆撃機385機が東京に3時間にわたり爆撃をおこなった。東京大空襲である。 合計2000トンに及ぶ焼夷弾の投下は、東京を焼け野原と変え、8万人余りの死者を出した。 |
2:09 | |
広島市の惨害/昭和20年 | 1945年(昭和20年)8月6日、広島に投下された原子爆弾は、敗戦へ向かう当時の日本へのとどめ
の一撃となった。 昭和天皇は、侍従を派遣し、被災者を慰問することになり、9月1日に侍従が東京を出発、 3日広島市の視察が行われた。 |
2:52 | |
沖縄戦/昭和20年 | 1945年(昭和20年)4月、およそ55万のアメリカ軍が沖縄本島に上陸し、激しい地上戦が開始された。 日本軍の兵力はおよそ11万人。 圧倒的に不利な条件のもと、沖縄県民全てがこの戦いに巻き込まれた。 |
1:22 | |
大東亜戦争終結/昭和20年 | 広島への原爆投下、さらにソ連の対日参戦を受けて、1945年(昭和20年)8月14日、昭和天皇の決断によりポツダム宣言の受諾が決定、その夜、終戦の詔書が発布された。 翌15日正午、終戦の玉音放送が行われた。 |
2:50 | |
巨大財閥の最後/昭和21年 | 三井・三菱財閥の持ち株が1946年(昭和21年)10月8日持株会社整理委員会に接収され、孫会社を含め276社が両財閥から独立することになった。 労組法制定、農地解放と共に、財閥解体は日本経済民主化の三本柱とされた。 |
1:50 | |
家なき人々/昭和21年 | 戦災で不足する家は全国で420万戸に対し、政府・住宅営団が建てた家は20分の1であった。 住宅営団では、完成した476戸の受付を始めたところ、100倍の5万人が殺到した。 冬を間近に控え、住宅問題は深刻な問題であった。 |
2:41 | |
吉田内閣成立/昭和21年 | 1946年(昭和21年)4月22日の内閣総辞職決定以来混迷を続けていた政局は、5月16日吉田茂外務大臣に大命が下り、22日自由党・進歩党中心の保守内閣が誕生した。 各地では、保守内閣への反対デモなどが起こった。 |
1:37 | |
憲法改正案発表/昭和21年 | 政府は1946年(昭和21年)3月6日臨時閣議を開き、「主権在民」「戦争放棄」などを規定した11章95条の「憲法改正草案」を決定した。 楢橋渡書記官長により、首相官邸で「憲法改定草案」が記者団に発表された。 |
1:23 | |
総合雑誌ブーム到来/昭和21年 | 1944年(昭和19年)7月、政府の命令で解散した中央公論社と改造社は、1946年(昭和21年)新年号から復刊した。 また、そのほかにも様々な出版社から多くの総合雑誌が創刊され、総合雑誌ブームの到来を迎えた。 |
1:17 | |
婦人警官誕生/昭和21年 | 1946年(昭和21年)民主警察への衣替えを急ぐ警視庁が婦人警察官を採用することになった。 採用予定50人に対して応募者は 1300人を超え、65人が狭き門を通過した。 採用試験風景と、その活躍の様子。 |
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ミスパーマネント/昭和21年 | 1946年(昭和21年)12月17日、東京の浅草公会堂であでやかなパーマネントコンクールが開かれた。 都内の美容師53人が、当時最新のヘアースタイルと技術に、その腕を競った。 |
0:56 | |
南海大地震/昭和21年 | 1946年(昭和21年)12月21日早朝にマグニチュード8.1の大地震が発生した。 震源地は和歌山県串本町の南40キロで、激しい上下動とともに、静岡から南九州の太平洋岸に津波が襲来、死者・行方不明者は1432人に達した。 |
1:36 | |
新憲法施工/昭和22年 | 1947年(昭和22年)5月3日、主権在民を宣言した新憲法が施行された。 施行に伴い各地で記念行事などが繰り広げられた。 宮城前広場での記念式典には、昭和天皇も出席した。 |
1:02 | |
学校給食はじまる/昭和22年 | アメリカからの大量の食糧提供を受け、1947年(昭和22年)早々から、順次全国的な学校給食が実施された。 しかし、依然として食糧難は続き、四谷第6国民学校の児童達は当時の文部大臣に完全給食実施をの陳情した。 |
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一千億新円狂燥曲/昭和22年 | 1947年(昭和22年)1月。新円の発行残高はついに一千億円を超えた。 天井知らずのインフレ・経済危機の世相をヤミ物資の摘発、政府の貯蓄運動、賽銭箱に溢れる札束の山などで紹介する。 |
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春の中山競馬開く/昭和22年 | 1947年(昭和22年)。 戦争で中止されていた競馬が4年ぶりに復活した。 復活を喜ぶ競馬ファン達が大挙して訪れた競馬場は活況に溢れた。 当時のニュース映像。 |
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海底電線工事成る/昭和22年 | 青森県・石崎港から北海道・函館近くの当別までの70.5キロで、海底電線の敷設工事が行われた。 この工事によって、本州と北海道をつなぐ通信回線はそれまでの2倍となった。 |
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お台所はイカとタラ/昭和23年 | 1948年(昭和23年)3月1日から強化された野菜・魚の統制について、労働省婦人少年局は3月2日婦人大会を開いた。 配給の魚はイカとタラばかりで主婦達の欲しい魚はヤミに流れているのが実情だった。 |
1:02 | |
狭いながらも/昭和23年 | 1947年(昭和23年)7月に建設省が発足した、8月末の住宅不足は、戦災・老朽も加わり350万戸と見積もられていた。 当時行われた都営住宅選会の倍率は600倍という高倍率。 当時の庶民の夢であるマイホーム事情を伝えた映像。 |
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キティ台風/昭和24年 | 1949年(昭和24年)9月、キティ台風が各地で猛威を振るった。 桐生−足尾間の鉄道は一部崩壊し、修理に1か月を要した。 群馬県勢多郡では32人が生き埋めになる土砂災害が起こった。 被害は想像以上のものだった。 |
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税金旋風/昭和24年 | 1949年(昭和24年)2月、税務当局は税金滞納者に対して強攻策を打ち出してきた。 茨城県では牛も差し押さえられ競売に掛けられた。 この徴税強行は、単一為替レート設定のために、マッカーサー命令で行われたものだった。 |
2:02 | |
湯川博士ノーベル賞/昭和24年 | 1949年(昭和24年)11月3日、理論物理学の湯川秀樹博士に、日本人として最初のノーベル賞受賞が決まった。 この出来事は敗戦国日本に勇気を与えるもので、湯川博士の近況と業績は国民の関心の的だった。 |
1:17 | |
北関東に激震/昭和24年 | 1924年(昭和25年)、12月26日朝、北関東一帯に強い地震があった。 栃木県の今市を中心に、家屋440戸が倒壊した。 この地震で8人が死亡、被災者は1600人にのぼった。 |
1:41 | |
入学試験も宝くじ/昭和24年 | 東京大学附属中学校の入学くじ引きが2月19日に行われた。 3000人近い応募者を前に、宝くじと同じような抽選器が回され、男女36人と2組の双生児の入学が、あっという間に決まった。 |
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困った売り物/昭和24年 | 1950年(昭和25年)不況・財政難の折、富士山の山林や中禅寺湖の湖面などが、大蔵省から売りに出された。 愛媛県では来島、滋賀県では彦根城の外堀が売りに出されたと、各地での困った売り物をカメラで発掘する。 |
1:05 | |
戦争はもういやだ/昭和24年 | 1950年(昭和25年)4月24日。 シベリアからの復員者達が品川駅に到着した。 数年ぶりに家族と再会した復員者達は2度と同じ悲劇を繰り返さないよう誓い合った。 同じ日中央大学では戦没学生の慰霊祭が行われた。 |
1:21 | |
朝鮮の内戦/昭和24年 | 1950年(昭和25年)6月25日早朝、朝鮮半島38度線付近の数カ所で戦火が開かれた。 隣国で起きた戦争を受け、日本にも不安と緊張が走った。 大阪では義勇軍の募集が行わた。 |
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警察予備隊/昭和24年 | 戦争が終結して5年経った1950年(昭和25年)。 ポツダム政令によって警察予備隊が8月10日に創設された。 8月23日には早くも全国6箇所の管区警察学校で第1回入隊式が行われた。 |
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サンフランシスコ講和/昭和26年 | 1951年(昭和26年)9月9日、サンフランシスコ講和条約の調印が行われた。東京の街には多くの日の丸の旗が掲げられ、厳粛なうちにも、包みきれない喜びであふれていた。 9月14日、調印を行った吉田茂首相がアメリカから帰国した。 |
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いよいよテレビ時代/昭和28年 | 1953年(昭和28年)1月26日、郵政省はNHK東京テレビジョン局に本免許を与え、2月1日から本放送が開始された。 当時の中堅サラリーマンの月給3万円に比べて、値段が24〜30万円するテレビは、飲食店や喫茶店などの営業用が多かった。 |
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沖縄本土復帰/昭和47年 | 1971年(昭和46年)、沖縄返還協定の調印式が行われた。 そして翌年の1972年(昭和47年)沖縄は27年ぶりの本土復帰を果たした。 通貨がドルから円に換わるなど、沖縄の住民達はさまざまな生活の変化に対応した。 |
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