石川議員が離党の意向伝達 小沢氏の責任論浮上も小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、政治資金規正法違反の罪で起訴された元私設秘書の衆院議員石川知裕被告(36)=北海道11区=は10日までに離党の意向を固め、民主党関係者に伝えた。石川被告は近く離党を表明する方向だ。 東京地検特捜部は同事件に絡み、小沢氏から2度にわたり事情聴取。石川被告に対する監督責任を認めている小沢氏の責任論が浮上することも予想される。 小沢氏は先月25日の記者会見で「(報告書の)担当者がもし誤ったことをしたならば、私の代表者としての責任はもちろんある」と表明していた。 自民党など野党は国会で、党代表である鳩山由紀夫首相と小沢氏の政治的、道義的責任を追及する方針で、政権運営や2010年度予算案審議が影響を受けるのは必至だ。 【共同通信】
|