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2010年2月9日(火) 19:05 |
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オオサンショウウオ生息地違法埋立
特別天然記念物オオサンショウウオの国指定生息地となっている岡山県真庭市の河川敷を無許可で埋め立てたとして、製材会社の社長らが書類送検されました。
書類送検されたのは、真庭市の製材会社の71歳の社長と43歳の取締役です。 警察の調べによりますと、二人は去年9月ごろ、県の許可をとらずに、会社倉庫の横にある旭川河川敷に土砂およそ40トンを運び込み、幅10メートル、奥行き5メートルにわたって埋め立てた疑いです。 また、現場は国の天然記念物、オオサンショウウオの指定生息地となっていて、開発には文化庁の許可が必要ですが、二人は許可を取っておらず、文化財保護法違反の疑いも持たれています。 警察の調べに対し、二人は容疑を認めていますが、送検された社長は、山陽放送の取材に対し『現場は自ら所有する山をかつて切り開いた場所で、自分の土地と思っていた。悪気はなかった』と話しています。
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