「踊る大捜査線3」で“和久さんDNA”蘇る
大ヒット映画シリーズの第3弾「踊る大捜査線 THE MOVIE3」に、前2作で故いかりや長介さん(享年72)が演じた湾岸署指導員・和久平八郎のおいが登場する。織田裕二(42)が主演する青島刑事の部下の設定で、伊藤淳史(26)が起用された。また、98年放送の特別ドラマで内田有紀(34)が演じた女性警官も部下として湾岸署に配属される。
いかりやさんが演じた和久は、青島に刑事のイロハを叩き込んだ人物。テレビ、映画シリーズを通じ、味のあるキャラクターとして人気を集めた。いかりやさんは第2弾公開から8カ月後の04年3月20日、頚部(けいぶ)リンパ節がんで急死。亀山千広プロデューサーは「台本から“和久”という名前を消したくなかった。肉親を青島の部下として登場させるのが一番しっくりくると思った」と説明。スタッフ一同で“和久くん探し”をしたところ、どことなくいかりやさんに雰囲気が似ている伊藤が浮上してきたという。
撮影は都内で進んでいる。伊藤は「和久さんは皆さんに愛されているキャラクター。その思いを崩さないように演じなければ」と気を引き締めている。伊藤演じる伸次郎は、伯父から譲られ、刑事の心得が詰まった「和久ノート」を常に携帯。強行犯係長に昇進した青島の部下として、担当する事件の捜査のヒントに生かす。劇中、平八郎の死が直接語られることはないが、すでに他界した設定で脚本は作られた。新作に“和久のDNA”が引き継がれ、織田らレギュラー出演者、スタッフ一同、大満足しているという。
いかりやさんはザ・ドリフターズの一員としてパチンコ機種に起用されたり「8時だヨ!全員集合」のDVDボックスが話題を呼ぶなど、他界後も人気が衰えない。スクリーンの伊藤に、いかりやさんの姿を重ねるファンも多いはずだ。7月3日公開。
関連ニュース
PR
関連写真
- パンクブーブー 賞金母親にむしり取られた! [ 02月10日 08:57 ]
- 内田有紀 1回きりの当たり役で参加 [ 02月10日 08:26 ]
- 名前は男だけど実は…masao「偽るのは恋愛の時だけ」
[ 02月10日 08:22 ]
- ブラピ夫妻「破局」報道で提訴 [ 02月10日 08:15 ]
- 詳細明らかにせず…人気女優「私的に」ハイチ訪問 [ 02月10日 07:37 ]
- アイドル初!「素が見られちゃう気がして恥ずかしかった」 [ 02月10日 07:02 ]