2010年02月08日(月) 21時32分21秒
posted by ai-project
ブラック会社に勤めていたんだがよしだはもう限界だった。~人間卒業 お局2~
テーマ:ブラック会社K子がA美を呼び出した理由。
頼りない人事担当者にA美はこう語った。
「恐怖政治なんです。」
お昼休みにK子がA美にコーヒー牛乳を買って来いと頼んだ。
その後、2時間K子に呼び出され、説教をされたらしい。
こう聞いて何が理由なのかわかる人は居ない気がするのだがどうだろう。
涙ながらに人事にA美は語った。
では詳しく話そう。
弁当なので、コンビニに用のないA美はコーヒー牛乳を買ってくる事を快諾し、コンビニへ行った。
雪印コーヒーのようなものをコーヒー牛乳というのだろうが、K子はブランド主義なのを知っていた
A美は、カフェオレのようなオシャレなパッケージで少し高い物を選んだそうだ。
彼女は、買ってきたカフェオレをK子に差し出し、金も要求しなかった。
無論、もともとK子が金を払うはずなど無いのだから。
すると、K子が言った。
「あんたさぁ、乳成分何%からコーヒー牛乳って思ってるわけ?」
A美は固まった。が、彼女は機転を利かせた。
A美「お気に召しませんでしたか。。。それじゃあもう一度買ってきます。。。」
K子「そういう事言ってんじゃないの。乳成分何%からコーヒー牛乳って呼ぶの?」
銘柄を指定してそれを買ってこないならまだしも、コーヒー牛乳の乳成分何%かと聞く。
人間卒業。
A美は、すぐにMTGルームに呼び出され、お弁当も食べれず、二時間ダラダラと、コーヒー牛乳の乳成分何%かと責められ続けた。
そういうのが気にならない性格だから、あんたはダメだとか。
そんなんだから、ろくな男と付き合えないのだとか。
それはもうヒドイ言われようだったらしい。
そして、こんなものを買ってきて、私から金取るつもり?と言い、
A美「いえ、私はそんなつもりは。。。」
金を払うくらいで許してもらえるなら、いくらでも払うだろう。このK子のすごいところは、こんなくだらないやり合いですら物凄い威圧力を持っているところだ。
最終的に「あんたなんかに払う金はない。」と言ってのけた。
もちろんこのMTG時間内にK子がカフェオレを飲みきったのは言うまでも無い。
気の弱い入ったばかりのA美には、アラートを出す人がいなかった。
営業部長は、K子をうっとおしいと思っていたし、K子の腰ぎんちゃくの女社員に相談しても、すぐにK子に伝わり、嫌がらせを受けるだけだからだ。
A美はひっそりと会社を辞めて行った。
後からPCの引継ぎのために、A美のPCをチェックすると付箋ソフトのログに
「このPCを使う人へ。この会社から早く逃げて。」
K子のコーヒー牛乳事件は、話に聞いていたのだが、PCにこんなメッセージを残す彼女の気持が計りきれない。
そして、よしだは、K子と壮絶なバトルを繰り広げる事になる。
全くヒドイ話だ。