2010年02月09日(火)

鍛えられる引越手続

テーマ:diary / 日記
こんにちは。 TAKAです。


このところ、引越準備について、心身ともに無理を重ねていたためダウン。

今日は一日お休みをいただき、静養しています。


しかし不謹慎ながら、面白いもので、たまたまお休みを頂いているこのタイミングで、様々な連絡やら何やらが一気にあり、人生がいい方向へぐっと流れました。

狙ってやったわけではありませんが、このタイミングで休んでいなかったら、このチャンスは無かっただろうなぁ、ということもあり、人生の偶然に感謝するばかりです。

(まぁこの辺り、人生に偶然はなく、全ては必然ととらえる態度もありますが、いずれにせよ、ありがたいことです)



最近では、とにかく自分のベストを尽くす事、どれだけ準備をしてもトラブルは起こりうること、何かあったときに大切なのは怒りに自分のコントロールを明け渡すことではなく、寛容と忍耐であることなどなど、この短期間に様々なことを学んでいます。


あとは、上手く行かないから諦めたり、相手に対して不満な気持ちをもつのではなく、ではここから上手くいくためにはどうすればいいか、誰かに助けを求めたり、自分のスケジュールを調整したり、変更したり対応してもらえないか交渉したりと、これまであまり自分が経験して来なかった体験をしています。

確かに大変なことも様々ありますし、自分が苦労して準備したものが、再三の事前連絡にも関わず、相手の適当な仕事で台なしにされると、流石に私も「イラッ」としますが、感情のコントロールのトレーニングと思えば、これもまた、得難い体験ですね。

時間もお金もタイトな展開ですが、口に出して「時間がない」「お金がない」ということは、絶対にしないように気をつけています。


どんなトラブルが起きても、「大丈夫。必ず上手く行く」ととにかく口にし、疲れを感じるときは無理をせず、しっかり食べてすぐに寝るようにしています。

今年に入ってからの1ヶ月+αは、下手をすれば普段の半年以上の学びがあったかも知れませんね。


まぁそれだけ、今まではすっかり眠っている状態だった、ということの裏返しでもありますが。



「絶対に自分は素晴らしい引越をする」と決め、どんなトラブルがあっても決して諦めずに取り組んできた結果、自分なりに、ちょっとした様々な奇跡を起こしてきました。

ほんの数ヶ月前までは想像さえできなかったことで、信じて諦めず行動すれば、これだけのことが自分にもできるんだ、ということを自分の体験を通して学びました。


そして本当にありがたかったのは、こうした体験を通し、もう十数年眠っていた、自分の才能や持っている良い物が、久しぶりに顔を出してきたことです。


決断力、行動力、胆力、交渉力など、かつてはそうした良いものを私も発揮していましたが、社会に出てからはすっかりそうしたものは鳴りをひそめていました。

「お前はダメだ」といった無価値感を叩き込まれ、自分に自信をなくし、何をやっても上手くいかない生活。

この10数年は、私の人生のなかでも、本当に暗黒期でした。

これほど惨めで、これほど自分に自信をなくし、これほどパフォーマンスが低かった時期は、これまでありませんでした。


そんな私も、今、ようやくそうした状況から脱する、離陸の時期に来ているように感じます。

ようやく、自分の人生に対する「希望」を、感じられるようになりました。


これは、世の中の景気とか、そういった外的なものとはあまり関係ありません。

つまるところ、自分自身を信じられるのか、自分が上手く行くと思う事ができるのか、自分は幸せになる価値があると自分で思えるのか、ということです。



生きてて何が楽しいのかわからず、毎日を死んだ魚のような眼をして、職場と自宅を行き来していた時期があるというのは、これだけみれば人生何とももったいない話です。

ですが、もしこれから人生が大きく展開し、今よりもずっと大きい自分になれたとき、こうした体験をしていたことは、必ず何かのプラスになると思っています。


人生、早、33年が過ぎましたが、まだまだここから先が長いですからね。

苦労して回り道した分、美味しい果実を実らせることにしますよ。

では。



I'll take you as you are.
Takahiro Inoue



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