ジャンプのトレスライン
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フィギュアスケートは、決められた図形を正確に描く事を主体にしたコンパルソリーという種目が昔はありました。
伊藤みどり選手が、この種目で差をつけられていたために、かなりの数の金メダルを逃したのでは無いかと思うのは、当時を知る人なら一度や二度は思ったことでしょう。
ところがこのコンパルソリーというのが、実際に競技をした人でなければ、なかなかわからない部分が多いのです。
テレビ映像で流れることは、まずありませんでした。
見ていても何を基準に採点しているのかは素人にはさっぱりわからないでしょうし、選手の集中力を乱すという理由もあったのかもしれません。
淡々と音楽もなくサークルを描いたり、ターンをしたりした後、ジャッジが氷上に顔を近づけて、トレスラインを見ながら何かの記録をしていた映像だけは見た記憶があります。
この図形を描くと言うことが、ジャンプに入る前と降りた後のトレスラインにも要求されるそうなのです。
素人ながら、これがどういう事を意味しているのかを、図にして見ました。
ルッツジャンプの着氷後のトレスラインの見方についてははっきりとは分りません。
コンパルソリーの図形が、元々幾何学的な図形であった事を考えると、対称図形を描くと言うことが一つの基本思想として考えられます。 それを基準にして着氷地点での線対称の図形を描くと考えれば、上記の図のようなトレスラインが理想では無いかと推察します。 更新履歴 2010.2.8 ルッツの図が間違えていたので、間違い表示と訂正図を更新しました。 追記 個人的見解のトレスラインを更新しました。 うげげ！！！ ルッツとフリップの着氷と離氷の文字の位置が逆になってます。うが〜〜〜〜。 ＼(><＠)／ジタバタッ 重ね重ねお詫びしておきます。(×_×;）シュン
テレビの映像では、トレスラインのつながりを確認できることは、なかなかありません。
光線の関係やアングルの関係で、どうしても見づらくて、前からあったものかどうかの区別もつけにくいからです。
テレビの解説者が「降りた後の流れも良いですね」という場合、ランディング自体のぐらつきがないことやスピードも落ちないこともありますが、このトレスの形がつながって見える部分も、その中に含まれていることもあると思います。
そういう部分は、生観戦で近くで見る方がより分りやすいのでしょうね。 ２階席から判断できるのかというのは、少々疑問が残りますが。 双眼鏡を手にしながら観戦している人をテレビでは見つけたことがないのですが、オペラグラス位はもって行ってる人もいるのかな〜〜？
ＧＰＳのフランス大会は、そういう点では割とトレスラインがよく見えた大会でした。
その中でも、キム・ヨナ選手の３Ｓの軌跡は、リンク中央でのもので非常に分りやすいので、一連の映像を参考として紹介します。
どうでしょうか？ラインがつながっているように見えませんか？
録画されている方は、もう一度テレビで見てもらった方が判りやすいと思います。 デジカメでとると、肉眼で見たときよりも分りにくくなります。 |