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2010年2月8日(月) 19:10 |
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吉井川の特産物「黄シジミ」復活へ
岡山市の吉井川の特産物「黄シジミ」は、年々獲れる量が減っていっています。 この「黄シジミ」を何とか繁殖させようと、地元の漁協の人たちがシジミの放流とともに新たな調査に乗り出しました。
岡山市東部を流れる吉井川です。 この吉井川の西大寺付近で獲れるシジミは、砂地で育つため殻が黄色くなることから「黄シジミ」と呼ばれています。 しかし、今ではわずかな量しか獲ることができないことから、何とか復活させようと、吉井川南部漁協が10年前から毎年行っているのが、シジミの放流です。 島根県の宍道湖で獲れたシジミ50キロが放されますが、今年は川にある工夫がされています。 放流場所にできた50平方メートルの囲いは、シジミが移動しないようにと、今年から新たに作られたものです。 去年までのシジミの放流は、あたり一帯で行われ、放流後、特に調査は行われませんでした。 しかし、思うように成果がでないことから、今年は放流場所を限定し、シジミが無事育つかどうかなどの追跡調査を行います。 調査は岡山県の水産試験場などと協力して行われます。 吉井川の「黄シジミ」は復活するのか?地元漁協と県の水産試験場の水質調査などが続きます。
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