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2010年2月8日(月) 19:10 |
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ボランティア「こえび隊」出動
今年7月から瀬戸内の島々を舞台に「瀬戸内国際芸術祭」が開かれます。 芸術祭に向けて準備や運営をサポートし情報を発信するために発足したのが、ボランティアの「こえび隊」です。こえび隊の活動が始まっています。
瀬戸内国際芸術祭は、今年7月から約100日間、瀬戸内の7つの島を舞台に開かれ多彩なアーティストが、島の地形などを活かした作品を作ります。 この芸術祭をサポートするのがこえび隊です。 現在、550人のボランティアが登録されていて、芸術祭の準備や芸術祭を紹介する「こえび新聞」を発行します。 この日、「こえび隊」のメンバー4人が訪れたのは、芸術祭の舞台の一つ高松市の男木島です。 こえび新聞の第2号を発行することにしていて、そのための取材です。 4人のメンバーは、大学生や社会人などさまざまで島での取材は初めてです。 島では芸術祭の準備が始まったところです。 この民家も作家のアトリエとなります。 30年間、人が住んでいなかった空き家で、これから作品づくりが始まります。 製作するのは、高松市在住の彫刻家・大島よしふみさんです。作品は島のお年寄りが「おんば」と呼ぶ手押し車を題材に、さまざまな手押し車を何台も作る計画です。 そこには過疎の島を元気にという思いもあります。 こえび隊は、島の生活も取材しました。 ここでのテーマは、島のファッションリーダーです。 カメラ担当のこうのさんは、美術大学の3年生です。 島にあるものをつかって、新しいものを生みだすという、芸術祭に興味をおぼえ、こえび隊に参加ました。 みなさんとても笑顔が素敵でいいものができそうです。 こえび隊が島の魅力も紹介していきたいという「こえび新聞」。 第2号は今月下旬に発行され、県内外の美術館などで配られます。
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