連絡先に登録したデータが消えてしまった場合などに備えて、連絡先をコピーして別の場所にバックアップしてみましょう。
バックアップって何のこと?
バックアップとは、コンピュータが壊れてしまったり、重要なメールやフォルダなどのデータが消えてしまった場合に備えて、重要なファイル、フォルダ、および設定をコピーして、別の場所に保存することをいいます。
Outlook 2003 では、エクスポート/インポート ツールを使用して、すでに設定した連絡先をバックアップすることができます。
エクスポートとは、アドレス帳やメールなどのデータをファイルとして他の場所へ保存する作業のことをいいます。また、インポートとは、ファイルとして保存されたアドレス帳やメールなどのデータを取り込む作業のことをいいます。
ここでは、バックアップについて説明しました。
では次に、Step 1 で連絡先をエクスポートしてみましょう。
Step 1 - 連絡先をバックアップしてみましょう
コンピュータが壊れてしまったり、連絡先に登録したデータが消えてしまった場合などに備えて、データをコピーして別の場所に保存することをお勧めします。
- Outlook 2003 を起動しましょう。
Outlook 2003 を起動する方法については、下記の Q&A をご覧ください。
882714
(http://support.microsoft.com/kb/882714/JA/
)
Outlook 2003 を起動/終了してみよう
- [インポート/エクスポート ウィザード] ダイアログ ボックスを表示しましょう。
[ファイル] をクリックし、表示されたメニューから [インポートとエクスポート] をクリックします。
- 実行する処理を選択しましょう。
[実行する処理を選択してください] ボックスの一覧から、[ファイルへエクスポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。
- エクスポートするファイルの種類を選択しましょう。
[エクスポートするファイルの種類を選択してください] ボックスの一覧から、[個人用フォルダ ファイル (pst)] をクリックし、[次へ] をクリックします。
- エクスポートするフォルダを選択しましょう。
[エクスポートするフォルダ] ボックスの一覧から、[個人用フォルダ] の [+] をクリックして [-] にし、[連絡先] をクリックします。次に、[次へ] をクリックします。
- エクスポートするファイルの保存場所を指定しましょう。
[エクスポート ファイル名] ボックスに表示されている保存場所を確認し、[オプション] から次のいずれかの項目をクリックします。
- 連絡先が重複した場合は、エクスポートするアイテムに置き換える場合 : [重複した場合、エクスポートするアイテムと置き換える]
- 連絡先が重複してもエクスポートする場合 : [重複してもエクスポートする]
- 連絡先が重複したらエクスポートしない場合 : [重複したらエクスポートしない]
[エクスポート ファイル名] ボックスに表示されている保存場所以外に保存したい場合は、[参照] をクリックし場所を設定します。
ここでは例として、[重複した場合、エクスポートするアイテムと置き換える] を選択します。
- エクスポートを完了しましょう。
[完了] をクリックします。
- [Microsoft 個人用フォルダの作成] ダイアログ ボックスが表示されます。
[Microsoft 個人用フォルダの作成] ダイアログ ボックスが表示されたら、[閉じる] をクリックします。
- [Outlook データ ファイル] ダイアログ ボックスを表示しましょう。
[ファイル] をクリックし、表示されたメニューから [データ ファイルの管理] をクリックします。
- [Outlook] ウィンドウを表示しましょう。
[個人用フォルダ] をクリックし、[フォルダを開く] をクリックします。
- エクスポートできましたか?
ちゃんとできた場合は、下図のように手順 6. で作成したファイルが表示されます。
ここでは、連絡先をバックアップする方法について説明しました。では次に、Step 2 でバックアップした連絡先を復元してみましょう。
Step 2 - 連絡先を復元してみましょう
ここでは例として、Step 1 で作成した連絡先のバックアップを元に戻してみましょう。
- Outlook 2003 を起動しましょう。
Outlook 2003 を起動する方法については、下記の Q&A をご覧ください。
882714
(http://support.microsoft.com/kb/882714/JA/
)
Outlook 2003 を起動/終了してみよう
- [インポート/エクスポート ウィザード] ダイアログ ボックスを表示しましょう。
[ファイル] をクリックし、表示されたメニューから [インポートとエクスポート] をクリックします。
- 実行する処理を選択しましょう。
[実行する処理を選択してください] ボックスの一覧から、[ほかのアプリケーションまたはファイルからのインポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。
- インポートするファイルの種類を選択しましょう。
[インポートするファイルの種類を選択してください] ボックスの一覧から、[個人用フォルダ ファイル (pst)] をクリックし、[次へ] をクリックします。
- インポートするファイルを選択しましょう。
[参照] をクリックして、インポートするファイルを選択し [オプション] から次のいずれかの項目をクリックします。
- 連絡先が重複した場合は、インポートするアイテムに置き換える場合 : [重複した場合、インポートするアイテムと置き換える]
- 連絡先が重複してもインポートする場合 : [重複してもインポートする]
- 連絡先が重複したらインポートしない場合 : [重複したらインポートしない]
ここでは例として、[重複した場合、インポートするアイテムと置き換える] をクリックします。
- インポートするフォルダを選択しましょう。
[インポートするフォルダの選択] ボックスの一覧から、[個人用フォルダ] の [+] をクリックして [-] にし、[連絡先] をクリックします。
- インポート先のフォルダを選択しましょう。
次のいずれかの項目をクリックします。
- 現在のフォルダにアイテムをインポートする場合 : [現在のフォルダにアイテムをインポートする]
- 特定のフォルダにアイテムをインポートする場合 : [以下のフォルダにアイテムをインポートする]
ここでは例として、[以下のフォルダにアイテムをインポートする] をクリックし、[以下のフォルダにアイテムをインポートする] ボックスの下向き矢印 [▼] ボタンをクリックして [個人用フォルダ] をクリックします。
- インポートを完了しましょう。
[完了] をクリックします。
補足
[変換の警告] ダイアログ ボックスが表示されたら、[OK] をクリックします。
- 連絡先を表示しましょう。
[移動] をクリックし、表示されたメニューから [連絡先] をクリックします。
- エクスポートできましたか?
ちゃんとできた場合は、下図のようにエクスポートした連絡先が表示されます。
ここでは、連絡先を復元する方法について説明しました。
881345
(http://support.microsoft.com/kb/881345/JA/
)
受信トレイ、連絡先、予定表、仕事、メモ、履歴などのデータをバックアップするには
881346
(http://support.microsoft.com/kb/881346/JA/
)
受信トレイ、連絡先、予定表、仕事、メモ、履歴などのデータを復元するには
881357
(http://support.microsoft.com/kb/881357/JA/
)
個人用アドレス帳を別のコンピュータに移動するには