2010年2月8日 23時3分更新
ドライバーのさまざまな行動の問題点などをあらかじめ話し合っておくことで危険な状況に備え事故防止につなげようという教室が、8日、瀬戸内市で開かれました。
この教室は、増加している高齢者の交通事故を防ごうと瀬戸内市が開いたもので、会場には地元のお年寄りら25人が集まりました。8日は、高齢者を対象にした交通安全教室など開いている財団法人、日本自動車工業会から池田佳代さんが講師に招かれました。
池田さんは交差点での一時停止を守らないドライバーの様子を示すビデオを移しだしたうえで、お年寄りたちになぜドライバーが一時停止を怠るのか、それぞれの体験などを交えて意見交換をするよう指導しました。
池田さんによりますと、こうした話し合いを通して、ドライバーのさまざまな行動をあらかじめ考えておくことで実際の場面でも危険を避けて事故を防止する行動をスムーズに取ることが出来るということです。
池田さんはふだんから周囲の人と交通安全について話し合う場を持つことの大切さを訴えていました。