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宇宙戦艦ヤマト 復活編(つづき)
深夜に公開前の宣伝らしき番組があったので、逃さすチェックしました。

ヤマトがなかったらガンダムもないし、もしかしたらジブリだって・・・

マンガがアニメと呼ばれたのは「ヤマト」から!って親子のキャラ掛け合いで説明してて、とても良かった。

私は何でも最初にやった人たちって凄いと思っているし、それに乗って
何かをやった人は、ちゃんとそれに感謝しないといけないと思っているんですよ。

確かに、戦艦1隻が戦うという図式は、すでに戦艦大和の時代に、時代遅れ
だったわけで、リアリティーの部分ではツッコミどころ満載だと思います。

が、そんなことは、どうでもいいんですよ。

まず、アニメの制作を考えたら、あんなに複雑で細かい戦艦を手描きアニメで動かすなんて、まず拒否するでしょう!

普通だったらツルっとしたもので、描くのが楽なデザインにしたのがアニメです。
現に、昔のアニメ(例えば藤子系の)の人間は指が4本しかないの知ってますか?

それって、指を5本描くと大変だから、の理由だったんですよ。
後に、それは奇形として見られ、今ではありえない表現ですが、当時は
そんな工夫してたんですね。

すでにヤマトの時代には、そんな手法もNGだったとは思いますが
なおさら、アニメータに負担のかからないデザインになったりするはずが
ヤマトのデザインが、何と緻密なこと!!!

よく観るとテレビシリーズの中で、細かいところデザインが統一されていなかったり
します(笑)

だから、だからこそ、私は当時、ベータに必死に録画したヤマトを、それが動くシーンを
コマ送りして何度も見たんですよ!!!

凄い!凄い!って!!!
コンピュータじゃなく、手描きの絵が、デフォルメされたヤマトが、ゆっくり艦首の
方向を変えるシーンとか、ホント凄いですから!

当時のアニメの技術って、今に比べたら・・・って時代に、妥協のない
作画が行われていたんでしょう。

ちなみに「さらば」の冒頭、ヤマトが海から発進するシーンでは、艦尾が若干、粘土のように動きます(苦笑)
他のシーンでもヤマトの動きに砲台位置がブレたり・・・
これもある意味、必見かも(笑)

今回のヤマトはCGなので、そんなことはなく安心して観れるのですが、ちょっと
淋しいですね。

なので、ぜひ当時のアニメのヤマトが動くシーンを観て
欲しい。

ポニョも手描きにこだわったということで、冒頭の海の中のシーンも
圧巻ですが、まったく別モンですねヤマトは。

西崎プロデューサーは、ヤマトのヒット以降、色々あったようですが
先ずは、今回のヤマト、私がタイトルつけるとしたら
「宇宙戦艦ヤマト 復活感謝編」です。

西崎プロデューサー含め、当時のスタッフへの感謝の気持ちを持って
鑑賞します。そして、当時ワクワクした気持ちを再度もらいに。



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