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中国でメラミン汚染粉ミルク72トン押収、廃棄せず使い回し


 2月8日、中国当局がメラミンで汚染された粉ミルク72トンを新たに押収していたことが明らかに。写真は2008年11月に上海で押収された汚染ミルク(2010年 ロイター) [拡大]
 【北京 8日 ロイター】 中国北西部で、有害物質メラミンの混入した乳製品が流通していたことが新たに明らかになり、乳製品工場が閉鎖された。

 8日付のチャイナ・デーリーは、地元自治体からの情報として、寧夏にある乳製品業者が債務返済として受け取った汚染粉ミルク170トンを包装し直した上で販売していたと報じた。

 当局は72トンを押収したが、依然100トン近くが店頭に出ている可能性があるという。汚染ミルクの入手先は明らかになっていない。

 2008年に中国で大きな社会問題となった汚染粉ミルク問題では、少なくとも子供6人が死亡、約30万人が治療を受けた。しかしその後も汚染ミルクを廃棄処分せずに使い回したとみられる事例が、過去数カ月だけでも複数見つかっている。

 中国公安当局は今月に入って、有害物質のメラミンが混入したミルクや粉ミルクを取引したとして、乳製品業者3人を逮捕・訴追している。

2010/02/08 14:17

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