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ページ更新時間:2010年02月08日(月) 08時13分
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■ 元首相秘書官、「北朝鮮から対話要求」
拉致被害者や子ども達の帰国のため、北朝鮮との秘密交渉にあたった元総理秘書官の井上義行氏が講演し、「救出を求める日本の世論が強くなるほど、北朝鮮は日本に対話を求めてきた」と明らかにしました。
「不思議に北朝鮮に対して圧力をかける、あるいは国民が沸騰していると、向こうから『拉致問題について話し合いたい』とくる。あの強硬に出ていた安倍政権にさえ対話を求めてくる」(安倍元首相の秘書官だった井上義行氏) 井上氏は、蓮池薫さんら拉致被害者の子どもたちの帰国をめぐる北朝鮮との秘密交渉について、2003年12月に山崎拓氏が北京で北朝鮮側と接触した際、メディアの関心を山崎氏にひきつけ、自らは北京から北朝鮮に入国したと説明。 さらに2007年には、シンガポールで当時の谷内正太郎外務事務次官が、北朝鮮側との極秘交渉を行ったことを明らかにしました。 井上氏は北朝鮮側の関心について、平壌宣言の履行、拉致問題の範囲がどこまで広がるのか、核問題の解決なしに国交正常化はないのかの3点だとしました。(08日03:12)
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