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ビジネスマン狙う中国人スパイ 日本企業でも機密漏洩が頻発 (2/3ページ)

2010.2.8 08:28
このニュースのトピックス中国
中国では春節(旧正月)前の帰省ラッシュが始まり、広東(カントン)省の駅近くでは、京劇のポスターの前を男性が通り過ぎた―。何気ない光景だが、随所にスパイの罠が潜んでいると覚悟した方がいい=6日(ロイター)中国では春節(旧正月)前の帰省ラッシュが始まり、広東(カントン)省の駅近くでは、京劇のポスターの前を男性が通り過ぎた―。何気ない光景だが、随所にスパイの罠が潜んでいると覚悟した方がいい=6日(ロイター)

 またMI5は「北京や上海のホテルの部屋には情報収集機器が取り付けられている可能性がある。客の留守中に捜索されたこともある」と警戒を促した。さらに、かつては政治家や官界の大物しか標的対象になっていなかった「ハニートラップ(=甘い蜜の罠)」といわれる古典的手口が、ビジネスマンにまで及んでいると警鐘を鳴らした。

 ハニートラップは、女性スパイが対象男性を誘惑して性的関係を持ち、その秘密を知られたくない相手の弱みにつけ込んで機密情報を要求する手口で、日本でも被害にあったとされる政治家、外交官は多い。ビジネスマンも対象になったとすれば、深●(=土へんに川)(しんせん)や上海あたりのホテルで女性に声を掛けられても、軽々に誘いに乗るのはかなり危険といえる。

「日本に転勤したい」

 日本の公安筋によると、中国のスパイ活動は、特定の情報や科学技術に狙いを定めているケースと、ます手当たり次第広範に情報を集め、その後で分析するケースの二本立てになっているという。後者のケースは最近も日本で顕在化しており、大阪市の総合物流大手「鴻池運輸」では今月、幹部の住所録や契約書、報告書などの機密情報が外部に漏洩し、中国側へ流出していた可能性があることがわかった。情報を持ち出していたのは、中国に留学経験があり中国語に堪能な40代半ばの元派遣社員の女性で、社内パソコンから抜き出したデータをUSBメモリーで持ち帰り、大阪府内に住む中国人男性に渡していた。


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中国では春節(旧正月)前の帰省ラッシュが始まり、広東(カントン)省の駅近くでは、京劇のポスターの前を男性が通り過ぎた―。何気ない光景だが、随所にスパイの罠が潜んでいると覚悟した方がいい=6日(ロイター)

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