パオとフィガ、この2台ともとても大事にしてくださいね。
2台あると、1台を大切にして、別のもう1台はラフになるっていうようなことは多々ありますので、是非とも、大切に。
3ATなら、ギヤ比のバランスも大きく離れていますね。
ターボで出力を稼ぐ反面、ギヤが負荷を大きくするので、その搭載されたコンピュータのプログラムもいろいろと苦労した面があるのだと思います。
車を大切に維持することはとても楽しくもあり、惜しくもあり、面倒なことでもあります。
生活面で車に束縛されるかもしれないです。
とは言え、興味を失うことがとても恐ろしいことでもあります。
これは車に価値を見出せなくなると、どうでもよくなります。
どのメーカでもいいや!なんて思うこともあるかもしれません。
大切に乗る運転を失い、メンテもオイル交換やミッションオイル交換などいろいろと先延ばししてしまうことすらあるかもしれません。
それをどうやって打破するのかは、ある意味、苦労がちになってしまうと思います。
まぁ、あくまで人生の中で大きな変化、つまり、結婚したとか、子供が生まれたとか、家を建てたとか、転勤したとか、駐車場が無くなった、仕事が忙しくなって休日の生活が変わった、お金の支出先が大きく制限されたとか、年齢と共に興味が無くなった、いろいろな変化の中で、車への価値が薄くなる要素は出来ます。
そういったときに回避できるような努力は必要です。
僕の周囲で、Zに乗っていた人が、軽に変わった人がいました。家を建てることになったのが原因だそうです。
どう考えても、お金の問題というのは言い訳で、「自己の車への意識の低下」が問題なのです。
こういったことが無いようにしたいものだと僕は思っています。
というか、僕は直面しているのかもれないと思っています。
僕は、2台目の車に乗らないことが多くなった時があって、POTENZAの4つのタイヤにフラットスポットが出来たことがあります。
タイヤの形状が変化するものであり、元に戻らないです。
高速を使うのなら、必ず、車体が痛んできます。
普通の道なら、少々は大丈夫です。
よく、ディーラからは「無駄に乗ることが必要」とか言われますが。。。
エンジンを掛けるだけでは駄目なんです。
シリンダーやピストン周りの磨耗、実際にはいろいろな添加剤の工夫をしています。
マフラーは内部に水蒸気が貯まります。これは走行させないと除去ができないです。
タイヤはヒビがサイドか、パターンの目に入ることがあります。
ディスクロータの錆も実は、普通に掛かる錆ではないので、凹凸を作る原因になったりします。
マフラーも消耗品。
ライトはある時期から変色となるでしょう(僕はまだ大丈夫ですが)。
変色は樹脂だからという理由もありますが、保管場所も関係していて、特に、内面が変色するともう交換しかないです。
必ず、車の裏面はチェックして、錆とかはチェックして、定期的に対応するようにしているのです。
車は、乗らないと一番痛む訳です。
さて、話を変えましょう。
トヨタ自動車の社長がようやく記者会見しました。
2月5日 金曜日 21時です。
会見のタイミングが遅すぎました。
日本ではよくあることですが、週末の金曜日の夜に会見するのは、分社したり、自己破産したりするような、要するに、企業に大きな変化があるときです。
特に、株式などの企業資産に影響する時に行われます。
ですので、僕はこのタイミングで行ったのは、余程のことを考えてのことだと思いました。
遅かったと思っています。
もし、奥田さんや張さんが社長だったら、相当、早かったと思います。
今回は周囲の役員が抑えたのかもしれません。
CNNやABCは、僕が考えた程、大きく扱っていなかったと思っています。
北米の工場や請負会社も大打撃を食らうからです。
現地の部品調達の割合も大きいからです。
フランスにもトヨタの工場がありますが、そんなに大きな話題で扱っていた印象がないのです。
あくまで僕の印象ですが。。。
それよりもワシントンDCなどの記録的な大雪の方を強く扱っていたような気がします。
国内でもプリウスのブレーキのプログラムを修正するリコールとなります。
さほど、ニュースで叩かれるほど、現場では大きな混乱はないようです。
直ぐに買い換えるとか、まず、無理だし、今回のブレーキの問題で、フォードのある車が同じ問題を抱えていたことも出てきました。
プリウスよりも、カムリですら、「急加速」の問題が出ていることです。
これは、ブレーキとアクセルが同時に作動した時に、2次予防としてのプログラムの対応をしていない可能性があります。
AT車ならなおさらです。
自動車は特に、命や資産を失う大事故の因子については、相当の防御策を行っているものです。
品質問題は常に変わることなく、自動車の要求は強いです。
ISO/TSとかありますが、やはり、部品サプライヤへのライン監査などは徹底しています。
「ブレーキ」「マット」、そして「急加速」
リコールする前に、市場クレームとして挙がっているのは確かであり、これを対応するに当たって、公にせずに個別に対応できるものなのか、それとも、ブランドを失いかねないリコールに持っていくのか?
死亡事故が起きているので、かつ、北米市場なので、速効な対応が求められたのだと思います。
記者会見は、非常に残念なタイミングでした。
僕には、本家を守る印象を受けてしまいました。
ただ、今の社長が、経営をゴルフのスコアーに例えたり、レースをやったりしていることが、経営センスが無いだとかの負の要素だとは僕は思ってないです。
by 結城 千里
車とF1と。。。