文書番号: 932821 - 最終更新日: 2008年9月18日 - リビジョン: 2.1 Outlook 2007 のデータをバックアップ、復元、または移動する方法目次はじめにこの資料では、Microsoft Office Outlook 2007 で作成されたメッセージ、連絡先、予定表、仕事、メモ、履歴などのデータをバックアップ、復元、または移動する方法について説明しています。 Outlook で作成されたこれらのデータは、MAPI (Messaging Application Programming Interface) フォルダに保存されます。MAPI フォルダは、個人用フォルダ ファイル (.pst) と呼ばれるファイルとしてコンピュータのハード ディスクに保存することができます。また、Microsoft Exchange Server を使用している場合には、MAPI フォルダをサーバー上のメール ボックスに保存することもできます。 Outlook で作成したデータをバックアップして保存しておけば、ハードウェアの障害や不測の出来事が発生してデータが損傷しても、保存しておいたデータを復元することができます。また、あるハード ディスクからバックアップしたデータを別のハード ディスクに復元すれば、同じコンピュータ上の別のハード ディスク、または別のコンピュータにデータを移すこともできます。 詳細個人用フォルダ ファイル (.pst) のバックアップMicrosoft Exchange Server 環境で Outlook を使用している場合を除き、Outlook のデータはすべて個人用フォルダ ファイル (.pst) に保存されます。Microsoft Office Outlook 2003 および Microsoft Office Outlook 2007 には、Microsoft Outlook 個人用フォルダ ファイル (.pst) と呼ばれるファイル形式が導入されており、Microsoft Outlook 2002 以前のバージョンと比較して、アイテムとフォルダの保存容量が増え、多言語の Unicode データがサポートされています (Unicode : Unicode Consortium によって開発された文字のエンコード規格。Unicode では、1 つの文字を複数バイトで表します。このため、世界中の言語のほとんどすべての表記文字を単一のコード体系で表すことができます)。Microsoft Outlook 個人用フォルダ ファイル (.pst) 形式で作成されるファイルは、Outlook 2002 以前のバージョンの Outlook と互換性がないため、Outlook 2002 以前のバージョンでは開くことができません。 連絡先フォルダや予定表フォルダなどの個々のフォルダのバックアップ方法またはエクスポート方法については、この資料の「個人用フォルダ ファイル (.pst) データのエクスポート」または「個人用フォルダ ファイル (.pst) データのインポート」の手順を参照してください。 個人用フォルダ ファイル (.pst) 全体をバックアップするには、次の手順で行います。
個人用フォルダ ファイル (.pst) データのエクスポート連絡先フォルダ、予定表フォルダなど、個々のフォルダをエクスポートするには、次の手順で行います。
個人用フォルダ ファイル (.pst) データのインポート個人用フォルダ ファイル (.pst) を Outlook にインポートするには、次の手順で行います。
Microsoft Exchange Server 上のデータのバックアップOutlook の情報が Exchange Server に保存されている場合は、通常はサーバーでバックアップを行います。Exchange Server に保存された情報のバックアップまたは復元方法については、Exchange Server の管理者に問い合わせてください。Exchange Server 環境で Outlook を使用している場合は、Exchange Server またはクライアントのハード ディスクの個人用フォルダ ファイル (.pst) のどちらに情報を保存するかを選択することができます。Outlook データがどちらに保存されているか確認するには、次の手順で行います。
Outlook 設定ファイルのバックアップカスタマイズした設定内容を複製して他のコンピュータで利用する場合は、個人用フォルダ ファイル (.pst) ファイルと共に以下のファイルをバックアップします。
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