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国内初の兄弟王者誕生だ!大毅、涙のタイトル奪取!

3回、デンカオセーン(右)を攻める亀田大毅
3回、デンカオセーン(右)を攻める亀田大毅
Photo By 共同

 世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチは7日、神戸ワールド記念ホールで行われ、同級11位で挑戦者の亀田大毅(亀田)がチャンピオンのデンカオセーン・カオウィチット(タイ)に3―0で判定勝ちし、3度目の世界挑戦で王座獲得に成功した。亀田3兄弟の長男・興毅は世界ボクシング評議会(WBC)同級王者で、国内では初めて兄弟での世界王者が誕生した。

 大毅は昨年10月にもカオセーンと対戦し、0―2(1人引き分け)で判定負けしていたが、今回はその反省を生かし、バックステップを巧みに使い、カウンター気味に左をヒットさせるボクシングを展開。第1ラウンドから激しい打ち合いで、大毅の左フックに王者がふらつくシーンも…。デンカオセーンは焦りからホールディングの反則を繰り返し、第6R、第11ラウンドには減点もあって、判定は大きな差がついた。

 悲願のタイトル奪取に大毅は「この日のために練習してきた。今まで21年間生きてきて一番、一番うれしい」と涙。

 大毅の戦績は18戦16勝(11KO)2敗。日本のジムに所属する男子の世界王者は最多タイの7人に並んだ。

 ▼亀田大毅の話 信じられない。夢のよう。死に物狂いで練習してやっと報われるんやなと。この2年間は正直つらかった。家族やファンに恩返しができた。一つの目標が終わったので休みたい。

 ▼デンカオセーンの話 負けたとは思っていない。審判は減点を2度も取るべきではなかった。亀田大は前回と変わっていなかったが、今回は動きが素早かった。再戦したら、もちろん勝てる。

 ◆亀田 大毅(かめだ・だいき)06年2月プロデビュー。07年10月にWBCフライ級王者だった内藤大助(宮田)に挑戦して判定負け。この試合での悪質な反則行為で1年間のライセンス停止処分を受ける。昨年10月はWBA同級王者のデンカオセーンに挑戦して判定負けした。左フックが強い右ファイター。戦績は18戦16勝(11KO)2敗。大阪市出身。21歳。 亀田大毅全戦績  緊急アンケート「大毅は何回防衛できる?」

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