こんにちわ
宣伝の時だけエントリーする+1Dこと森です。
来週12月12日に「宇宙戦艦ヤマト復活編」が全国東宝系で公開されます。
「宇宙戦艦ヤマト」は1974年にテレビシリーズのアニメとしてスタートし1983年の「完結編」まで制作され。アニメブームの火付け役となったシリーズです。
「復活編」は1994年に一度制作が始まりましたが、諸々の事情から頓挫しました。
その復活編がとうとう完成し来週公開されます。
キムタクの実写版が最近注目されていますが、この実写版は1974年のテレビシリーズを元にした物で、「復活編」は完結編の続編となります。
私はこの「復活編」でCGスタッフとして昨年4月から今年の6月まで参加し、第一艦橋ベースモデルのモデリング、ヤマトモデルの修正、艦載機コスモパルサーのモデリング等を行いました。
映画本編については、公式サイトに譲るとして、今回は、主演女優である「復活編のヤマト」の誕生について少しお話したいと思います。
詳しい経緯は省きますが、2008年6月末頃、1994年の「復活編」スタッフでもありOVA「戦闘妖精ゆきかぜ」の監督でもある大倉雅彦さんのご指導を受けながらすでに制作されていたモデルを元にしてプロポーションを変更したヤマトの制作が始まりました。
改修ポイントは「船として美しいこと」「回り込み時に巨大感が出るように中央部をボリュームアップ」の2点。
そしてなにより「せっかくなので決定版を作ろう」ということでした。
目指したのは、イスカンダルへ行ってきた「あの」ヤマトを復活させることでした。
着手から約4ヶ月、全体にわたって納得行くまでブラッシュアップを行いました。
その結果、古くて新しいヤマトを生み出すことに成功したと思います。
2008年10月に西崎監督にチェックしていただきこのBタイプ(大倉モデル)が本編に使われることになりました。
この後、他のCGスタッフの手によって本編で使用するCGソフトへのコンバート、色の変更等を経てアニメーション、映像化されました。
ヤマトがスクリーンに戻ってきます。
「復活」したその姿をぜひ劇場でご覧ください。

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