●松竹の配慮でOKとなったが…
29日にオノロケ連発のツーショット婚約会見を開いた歌舞伎役者の市川海老蔵(32)とキャスターの小林麻央(27)。会場となった都内のホテルには2人の晴れの姿を伝えるために、数多くの報道陣が集結。“大物カップル”誕生を大々的に報じた。
ところが、婚約会見というお祝いの席なのに、日刊ゲンダイ本紙を含めた3社は取材“まかりならん”というあり得ない事態が……。取材を拒否したのは新婦、小林の所属事務所「セントフォース」。
日刊ゲンダイ本紙が会見の28日、取材の詳細について松竹に問い合わせると、「うち(松竹)としては取材に来ていただいて構わないのですが、『セント』の方から日刊ゲンダイは“取材NG”という通知が来ていまして……」とのこと。
そこで、セントフォースに問い合わせると、呆れるしかない答えが返ってきた。
「今までいい記事を書いてもらったことがありませんからね。当然でしょ。会見には来ないでください」
「本気で言ってるの」としか思えないコメントである。麻央は駆け出しレベルとはいえ、報道番組のキャスターだ。その人物が“取材拒否”とは。本人は自分がやっていることの意味がわかっているのか。まして、事は梨園を背負って立つ海老蔵の席だ。
「そもそも今回の婚約会見はセントフォースの会見じゃない。梨園の看板といっていい市川海老蔵の婚約という一大イベントなんです。しかも、松竹は取材OKだといっているのに、嫁に出した立場のセントフォースが取材拒否を言い出すとは何事か。呆れてものが言えません。これは女房がわがままを言って亭主の仕事に口出しを始めたということ。小林は早くも海老蔵の顔に泥を塗ったのです」
幸い、日刊ゲンダイ本紙記者が会場に行くと松竹サイドの配慮で取材OKとなったが、海老蔵は何を言われても笑って対応できる器の大きな男だ。その“女房”がこれでは先が思いやられる。
(日刊ゲンダイ2010年1月30日掲載)