岡山放送局

2010年2月7日 21時10分更新

発達障害児への指導方法講演


人とのコミュニケーションが苦手な発達障害がある子どもへの、遊びを通した指導方法を保護者らに紹介しようという講演会が、岡山市で開かれました。

この講演会は、発達障害の子どもたちを支援する活動を行っている岡山市の市民団体「発達・学習研究会」が開いたもので、岡山市北区の会場には、発達障害のある子どもをもつ保護者や、学校で指導にあたっている教師など、およそ50人が集まりました。
講演では、市民団体の代表らが、発達障害のある子どもの成長には、遊びを体験させ興味の対象を幅広くもたせる「遊育」と呼ばれる指導方法が有効だと説明しました。そして、子どもたちに集団での大規模な遊びを体験させるとともに、家庭でも、保護者が子どもへの接し方や学習のさせ方について理解したうえで、子どもたちに遊びを体験させることが必要だと訴えました。