大毅、判定勝ち!日本初の兄弟世界王者誕生 

1回、デンカオセーンに左を当てる亀田大毅=神戸ワールド記念ホール
1回、デンカオセーンに左を当てる亀田大毅=神戸ワールド記念ホール

 「WBA世界フライ級タイトルマッチ」(7日、神戸ワールド記念ホール)

 挑戦者同級11位の亀田大毅(亀田)が3ー0の判定で王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)を破り、世界王者に輝いた。WBC世界同級王者・亀田興毅(亀田)と世界フライ級王座を独占。日本初の兄弟世界王者となった。

 亀田はデンカオセーンのクリンチに苦しめられながらもスタミナで勝り、後半を圧倒。デンカオセーンが6、11回にホールディングで減点されたことも有利に働いた。スコアは2人が116ー110、1人が114ー112。

 新王者は「今まで21年間生きてきて一番うれしい。親父ありがとうございました」と歓喜の涙を浮かべた。両者は昨年10月に大阪で対戦し、デンカオセーンが0ー2の判定で防衛していた。亀田は18戦16勝(11KO)2敗。デンカオセーンは51戦48勝(20KO)2敗1分け。日本のジム所属の現役世界王者は7人となった。

(2010年2月7日)

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1回、デンカオセーンに左を当てる亀田大毅=神戸ワールド記念ホール
3回、デンカオセーンに右パンチを出す亀田大毅=神戸ワールド記念ホール
12回、亀田大殻のパンチがデンカオセーン・カオウィチットの顔面をとらえる=神戸ワールド記念ホール
4回、デンカオセーンに左を合わせる亀田大毅=神戸ワールド記念ホール
最終ラウンドのゴングが鳴り右拳を高々とあげる亀田大殻=神戸ワールド記念ホール
肩車された亀田大殻はファンに深々と礼をする=神戸ワールド記念ホール
泣きながらインタビューに答える亀田大毅。右は興毅、和毅=神戸ワールド記念ホール
試合後に歌い終え、うっとりとした表情を浮かべる亀田大毅=神戸ワールド記念ホール
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