大阪バーガーの専門店「華円(はなまる)」(大阪市中央区北久宝寺町1丁目、岡本吉博オーナー)は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」にちなみ、坂本龍馬の故郷・高知県の食材を使った「土佐維新バーガー」を開発した。13日から期間限定で販売する。
土佐維新バーガーをPRする華円の岡本オーナー |
土佐はちきん地鶏などの高知県産品を具材に使った土佐維新バーガー |
大阪バーガーはお好み焼きの生地にさまざまな具材を挟み込み、ファストフード感覚で味わえるのが特長。華円では、トッピングの具材を代えることでこれまでにもオリジナルバーガーを考案し、鳥取県の食材を使った鳥取バーガーなどを生み出してきた。
土佐維新バーガーは、高知県の土佐電気鉄道とのコラボレーションで実現し、昨年12月から高知県内で発売した。大阪でも高知産の食材を生かしたバーガーを味わってもらおうと、同店でも取り扱うことになった。
メーンの具材には、坂本龍馬の好物だったとされるシャモと地鶏を掛け合わせた「土佐はちきん地鶏」を使用し、三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎の生誕地・安芸市の米ナスもトッピング。坂本龍馬とともに明治維新に奔走した中岡慎太郎の出身地・北川村産のユズを使った特製ソースで仕上げている。
岡本オーナーは「維新を駆け抜けた偉人らの残した味を堪能してほしい」と話している。華円の店舗での取り扱いは2月末までで、1個380円で販売する。
問い合わせは電話06(6263)1546、同店へ。
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