次は買わないっ！

　サイクロン掃除機。一年と少し使ったが、我が家では次は買わないと結論。 　掃除機をかけると、子どもが面白がって後をついてくる。「あー、汚い空気をわざわざ吸いに来ないで〜！」と母の叫びも空しく。 それで、以前から「排気がキレイなイメージ」だったサイクロン掃除機を約一年前に購入。紙パックを使わないから、LOHASな感じ。（ちなみに機種は、日立たつまきサイクロンCV-SH9） 　ところが、使用開始から一ヶ月で排気が臭う。そうだ、紙パック式と違って水洗いできるんだから、洗って清潔にすればいいのでは？ そこで洗う。説明書通りに、フィルターを丸一日干す。しっかり干す。 　それなのに！またすぐ臭う！臭い！どうなってるの？ 　こんなことを繰り返し、半年後に我慢できずにメーカーに連絡。返ってきた答えは「洗わないでください。」 　なんだそれ？　 始めは私たちのフィルターの乾燥のさせ方が悪いと、こちらのせいにされたが、私たちは説明書通りのことしかしていない。 すると、「フィルターは乾燥しにくいから、乾ききらないと雑菌が繁殖するので、洗わないで叩いてホコリを落として欲しい」ととんでもないことを言われた。 そして、新品のフィルターが送りつけられてきた。 　それから半年。結局せっかく洗えるはずのフィルターは洗わず。フィルターを叩くため、ゴミ捨てのたびにホコリが舞い上がる。（ゴミ袋の中で叩けと言われたが、限界がある。）排気は徐々に臭くなる。それだけでなく、吸引力にも物足りなさを感じてきてしまった。 　さらに、わざわざ取り寄せて購入した純正の「ふとん用吸入口」が最悪。敷き布団の上ではスースー空気が漏れて吸引力が出ず、掛け布団の上ではカバーを巻き込みまくり、何の役にも立たない。開発した人は、自分で試したのだろうか？あきらめてSANYOの高い「ふとん用吸入口」に買い替える。 　改めて日立のホームページを見ると、サイクロン方式と紙パック方式では、排気のキレイさに差はないとのこと。それなら紙パックを替えるたびに排気がキレイになる紙パックの方がずっといい。ゴミ捨てもその方が簡単だ。メーカーがサイクロンについて自信をもって謳っているのは「紙パック代がかからない」 というところだけらしい。「排気がキレイなイメージ」は、CMやカタログの情報に踊らされた私の勘違いだった。 　というわけで、我が家は次は紙パック式の掃除機を購入を決定。 　最新商品や他のメーカーの商品は試していないので、サイクロン掃除機も進化している！という情報があれば、お知らせください。