岡山放送局

2010年2月7日 19時22分更新

“平成の玉虫厨子”を展示


奈良県の法隆寺に伝わる国宝の「玉虫厨子」をもとに、現代の職人が作った「平成の玉虫厨子」が、7日から岡山市の美術館で展示されています。

この「平成の玉虫厨子」は、1300年あまり前の飛鳥時代に作られた、法隆寺に伝わる国宝の仏具「玉虫厨子」をもとに、岐阜県の飛騨高山の職人らが技術を引き継いでいこうと、およそ4年をかけて作ったものです。
厨子は、高さがおよそ2メートル30センチで、全面に漆が塗られ、仏教の教えをあらわした絵が繊細に描かれています。
また縁は、金で塗装された透かし彫りの金具で飾られ、金具の後ろには玉虫の羽が敷き詰められています。
厨子には、玉虫の羽、およそ3万6000枚あまりが使われ、見る角度や光の当たり方によって緑色や青色に変化します。
会場にはこのほか、玉虫の羽を使った工芸品や漆芸品なども展示されています。
「平成の玉虫厨子」の展示は、岡山市北区丸の内の林原美術館で3月28日まで行われます。