岡山放送局

2010年2月7日 19時22分更新

タンチョウの生態 説明会


タンチョウの冬の野外での行動調査が行われている真庭市蒜山で、タンチョウの生態などについて地元の人に理解を深めてもらおうという説明会が開かれました。

岡山県は、県南部の和気町の県自然保護センターで飼育しているタンチョウが、寒冷地でどうのような行動をとるかを調べる調査を、1日から真庭市蒜山で行っています。
この調査にあわせて、7日はタンチョウの生態などについて、地元の住民に理解を深めてもらおうという説明会が開かれました。
説明会では県自然保護センターの研究員がタンチョウを取り巻く環境について、川の汚染などで全世界で3000羽程度まで減っていると説明しました。
また、研究員はタンチョウは羽根を広げた大きさがおよそ2メートル50センチ程度あることや、卵の重さがにわとりの5倍あることなどを説明していました。