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2006年10月18日 (水)

お灸で直るか?逆子

2人目の出産を控えているのだが、現在逆子。三週間ほど逆子体操しているが効果なし。
 里帰り出産なので、実家に帰り、出産予定の産院で相談したところ、鍼灸院を紹介された。私のまわりで何人か、お灸で逆子を直した人の話を聞いていたので、自分でも鍼灸院を探して行ってみようと思っていたところだった。
 紹介状を手に、いざ鍼灸院へ。小さなドアを開けると、古めかしい待合室。ちょっと緊張する。診察室には仙人のようなおじいちゃん先生と奥様らしきおばあちゃんが。先生の静かで優しい口調に、ホッとする。
 診察台に横になると、先生は火のついた太い線香を手に持ち、足の小指の爪の生え際の外側(逆子治療にはよく出てくる至陰というツボ)に近づける。足元なので、何をやっているのかよくわからなかったが、多分線香を遠ざけたり近づけたりしているのだろう。時々チクッと刺されるような痛みがある。熱くは感じない。
 するとお腹の赤ちゃんが待ってましたとばかりに、むにゅむにゅと動き出す。
 それから、内くるぶしの指三本分上にある三陰交にも、同じように線香をあてる。
 全部で20分ほどの治療。線香を当てたところは小さくかさぶたのような跡が残ったが、ほとんど痛みは感じない。
 驚いたのが、治療が終わったあとも、ずっとお腹の中の赤ちゃんが動き続けていること。帰りのタクシーの中、家に帰って食事中、半日ほど激しく動いていた。そして夜になった今も、またむにゅむにゅと動いている。
 これは期待できるかもしれない。明日もう一度同じ治療を受け、来週頭に妊婦検診。さて、どうなることやら。

その後どうなったか、を書いていませんでした。
東洋医学の神秘、一歩及ばずで、逆子は治らず、帝王切開での出産でした。
生まれた後も、お腹の中と同じ姿勢(左手を頭に、右手を口元に)だったので、よっぽどそれが快適だったのでしょう。
手術自体は傷みも全くなく、余裕すらありましたが、術後の辛さを思うと、帝王切開より自然分娩の方が数倍楽でした。

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