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ネットで一躍人気の銀行員を「解雇から救え」キャンペーン

職場でグラビア画像を見ていたら、その姿がテレビに写ってしまった――そんな「事件」でネットの人気者になったオーストラリアの銀行員を、解雇の危機から救うキャンペーンが始まった。(ロイター)
2010年02月05日 17時07分 更新

 ネットの人気者になったオーストラリアの銀行員を、解雇の危機から救うキャンペーンがオンラインでスタートした。この行員、デビッド・キーリーさんは、職場のコンピュータでスーパーモデルのミランダ・カーのセミヌード写真を見ている姿がテレビの生中継に写ってしまったことで、インターネットで話題になった。

 この「Save Dave」キャンペーンを立ち上げたのは、金融情報サイト「Here is the City News」。Macquarie Bankの広報部門に、キーリーさんを解雇しないでほしいと求める電子メールを送るよう読者に呼び掛けている。

 このキャンペーンは、キーリーさんを解雇するべきではない理由を4つ挙げている。「彼はいい人のようだ」「彼が見ていた写真はハードコアではなかった」「彼はもう十分に苦しんだ」「この世界にはポリティカル・コレクトネスが多過ぎる」

 キーリーさんはシドニーのMacquarie Private Wealthに勤務している。彼は先日、背後で同僚が生放送のテレビ番組でオーストラリア経済についてのインタビューを受けていることに気付かずに、カーの写真が添付された電子メールを開いた。

 その後、彼は振り向いてテレビカメラを見た。そのとき彼のコンピュータの画面には、カーの写真が画面いっぱいに表示されていた。地元メディアは、電子メールの最後に「ここで振り向く」と書いてあり、キーリーさんの「仕込み」だった可能性があると報じた。

 「仕込みだろうとそうでなかろうと、キーリーさんの罪は、間が悪いところに居合わせたということだけだ。運が悪かったのだ」とキャンペーンサイトには記されている。

 キーリーさんのこの恥ずかしい事件を写した動画は、YouTubeで130万回以上視聴されている。

 動画を見た人の中には、彼の立場に同情している人もいる。

 「彼を責めてはいけない。たぶん、仕事が退屈だったんだろう。それに、ミランダ・カーなら仕方ない。彼も人の子なんだ」と、あるYouTubeのユーザーは書き込んでいる。

 ミランダ・カーは2月3日、彼女の写真をめぐる騒動を知らずにニューヨークからシドニーに戻った。

 「この件については何も知らない。一晩中飛行機の中にいた」と彼女はメディアに語った。

 キーリーさんは今週、今後のことについてMacquarie Bankの幹部と話をすると、地元メディアは伝えている。

[シドニー 4日 ロイター]

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