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森光子「幸せな2カ月」万感千秋楽

 女優・森光子(89)が主演する東京・帝国劇場の舞台「新春 人生革命」が6日、千秋楽を迎えた。自作詞の「人生革命」など7曲の歌唱に衣装10変化、ゴンドラ・フライングシーンと全19回公演を完走した森は、観客のスタンディングオべーションに万感の表情。共演の滝沢秀明(27)らに感謝し、再演への思いを明かした。今後はライフワークとする舞台「放浪記」(5月5日初日、東京・シアタークリエ)が控え、公演中の5月9日に90歳を迎える。

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 「お仕事とばかり言えないくらいでした。優しく、なおかつ、いっぱい笑顔下さってみんな大好き!」。森は、タッキー、少年隊・錦織一清(44)らキャスト陣に感謝すると「昨日(5日)泣いたんです。千秋楽がイヤだって。でも、ダメですね。(グッと)来ますね」と涙で言葉を詰まらせ、感無量の表情を浮かべた。

 森が座長を務める公演では恒例となっている開演前の楽屋でのお茶会。本公演でも孫のようなジャニーズJr.の小学生が日参するほど和気あいあいで「(けいこを含め)幸せな2カ月でした」と振り返った。滝沢からは「森さんが“人生革命をやる”と言って下されば、全力でついていく」とラブコールを受け、「ありがたいし、それを願ってた」と早くも再演への強い意欲を口にした。

 舞台ではジャニーズもびっくりの軽快なステップを披露した森。5月の「放浪記」に向け、4月からけいこが始まる。上演2018回目。「(森さんに)パワーをあげようと思ったが、逆にもらった」という錦織に、「(パワーは)まだありますから大丈夫」と即答した89歳。朝晩75回ずつ、1日150回のスクワットも欠かさない。超人的体力、気力を武器に前人未到の記録への挑戦が再び始まる。






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