デビュー戦を飾れず傷心の宿利=横浜文化体育館
「プロボクシング4回戦」(5日、横浜文化体育館)
現役東大生ボクサーの宿利(しくり)雄太(大橋)がバンタム級4回戦で尾島祥吾(川崎新田)と対戦したが、1、2回に左フックでダウンを喫する判定完敗で黒星デビュー。東京・海城高では空手で鳴らし、東大ボクシング部に入部。3年時にプロ転向。現在工学部4年で今春、東大大学院に進学する。「目標は新人王だったけど、今日負けてしまったから…。ボクシングを続けるかどうかも分からない」と1戦で引退の可能性を示唆した。
(2010年2月5日)