2010年2月6日 19時10分更新
老人ホームや障害者施設などの福祉の分野での仕事を希望する人たちの就職面接会が岡山市で行われました。
この面接会は岡山県などが開いたもので、会場には福祉関連の団体や企業の63のブースが並び、就職活動中の大学生や福祉の分野への再就職を希望する社会人など240人あまりが訪れました。
訪れた人たちは関心があるブースを訪れては仕事の具体的な内容を尋ねたり、福祉の職場に就職するにあたっての心構えなどについて担当者から話を聞いたりしていました。
また会場には看護師や社会福祉士など福祉に関する業種ごとの団体のブースも設けられ、仕事の内容や資格の取り方など、様々な相談に応じていました。
就職を希望する人ひとりに対し何件の求人があるかを示す去年12月の有効求人倍率は0.58倍だ
ったのに対し、岡山県福祉人材センターによりますと、福祉分野での有効求人倍率は3.17倍とな
っていて、福祉の分野に仕事を求める人が少ない状況が続いているということです。