2010年2月6日 19時10分更新
趣味でバレーボールを楽しむ知的障害のある人たちがVリーグの岡山シーガルズの選手たちに練習を教わるバレーボール教室が岡山市で開かれました。
このバレーボール教室は障害がある人たちにも高いレベルの技術を学んでもらおうと岡山県が開いたもので、県内の高校生から社会人までの知的障害者21人が参加しました。
指導にはVリーグ、岡山シーガルズの6人の選手やスタッフがあたり、準備運動をして体をあたためたあと2人ひと組になって相手に向かってトスをする練習などを行いました。
シーガルズの選手は、参加者をまわっては、ひざを使って体全体でボールに向かっていくと上手にトスが上げられるなどと身振りを交えてアドバイスをしていました。
参加者の多くは、ことし5月に行われる障害者スポーツの中四国ブロック大会を目指していて、シーガルズの選手たちから技術を吸収しようと真剣に練習に取り組んでいました。
岡山シーガルズのスタッフ野村まりさんは、「皆さんの上達の早さに驚いています。きょう見せてもらった元気と向上心を少し分けてもらい、チームの活動にいかしていきたいです」と話していました。