第三部 邪鬼討滅編 第一話−６：「因縁の対決、妖しの蛇姫・清姫。」
こんばんは、みずはです。
土曜日（1/30）の晩、
久しぶりに会った友達と4人でカラオケに行ってきました。
仕事が忙しかったり、
家庭があったりと色々都合が合わなかったのですが、
その日久しぶりにお誘いが来て一緒に行く事になりましたｗ
まあその友達を前に思い切り東方系同人ソングを歌いまくった訳ですが（ぁ
ちなみに閉店間際（AM3:00近く）まで歌ってました（ｵｲ
昔は（閉店間際まで歌うのを）結構頻繁にやってたのですが、
今ではもう全然無かったので懐かしかったですねｗ
機会がまればまた皆で歌いに行きたいものです♪
ではでは小説に参りましょ〜（ ・ω・）っ
〜前回までのあらすじ〜
こんにちは！私、湖刀美！
実家の神社の神様で、
ご先祖様でもある「刀破」様から力を授かって、
妖を討滅する「光の巫女」をやってます！
そのきっかけはと言うと…。
幼馴染で親友の「村井 陽子」ちゃんが、
封じられていた妖刀「村正」に憑依されちゃったんだ。
そこで元に戻す為に力を授かったって訳。
「天草 水母」ちゃん、「黒井 瑞羽」先輩、「三毛縞 珠美」ちゃん、
「金白 綾音」ちゃん、「川霧 菜月」生徒会長の五人も仲間に加わって、
何とか村正を滅ぼす事が出来たんだ。
でもその後始末に追われて夏休みが潰れちゃった…はぅ。
新学期、
平穏な生活が戻って来ると思った矢先に再び起こった妖騒動。
裏で糸を引いてたのは魔界の上級妖魔…酒呑童子。
様々な下級妖魔を差し向けて騒動を起こしたその目的は…私。
しかも昼間は学校の転入生、
「朱礼 燈二」君に化けて私に近づいて来たんだ。
そうとも知らず私は朱礼君に魅かれて…恋に落ちちゃった…。
酒呑童子の罠に心を縛られた私はその術中にはまり、
酒呑童子の物になってしまい捕らわれの身に…。
さらに酒呑童子は闇の呪法を使い、
みんなを次々と妖に変えて行った。
私の代わりに陽子が光の巫女になって、
何とかみんなを元に戻したけど…。
酒呑童子の真の狙いは闇で穢した五行の気。
その闇の五行の気を注入され、
私の魂は闇に染められてしまう…。
憎悪に支配されて仲間に刃を向けた陽子。
でも瑞羽先輩の機転で正気を取り戻してしまった。
やれやれ…仕方無いね…。
こうなったらわたしが…いや、
妾が直接を手を下すしか無いのう…！
『ソードブレイカー 湖刀美 Part�供�
第三部 邪鬼討滅編
第一話−６：「因縁の対決、妖しの蛇姫・清姫。」
『ほほほほほほ…!!
やってみるがよい!! 人間風情が!!』
バサッ！
嘲るように笑うと清姫は手にしていた扇子を翻した。
ザワザワザワ…
すると清姫の着ている着物の裾がざわめき出した。
「えっ…!?」
「何をする気…!?」
『さあ…行くが良い!!
妾の可愛い蛇鬼（じゃき）共よ!!』
その瞬間、
清姫の着物の裾からおびただしい数の蛇が這い出てきた。
ワラワラワラワラワラ…!!
「…きゃっ…!?」
「へ、蛇さんですぅ!!」
「何て数だ…!!」
「ど、どうしますの!?」
「やるしかないでしょ!!
炎羽散弾撃!!」
ドシュシュシュシュッ!!
瑞羽はとっさに炎の翼を広げ、
無数の蛇目掛けて燃え盛る炎の羽根を撃ち出し、
蛇を炎上させていった。
「そ、そうですわね！
昇流破・無尽昇!!」
ドドドドドォンッ!!
それに続いて菜月は無数の水柱を噴き出させ、
蛇を吹き飛ばした。
「たまみも行くにゃ！
がんすいじん（岩錐陣）っ!!」
小さく跳んで蛇の群れの中に着地すると同時に、
珠美は両手を地面についた。
ゴバァァァァッ!! ドシュドシュドシュドシュドシュッ!!
それによって突き出した岩の錐によって、
蛇の群れは串刺しになっていった。
「俺だって!!
釘雨連撃・驟雨弾（ていうれんげき・しゅううだん）!!」
ビシュビシュビシュビシュビシュッ!!
蛇目掛けて綾音が両手を振るった。
その手から何本もの釘が放たれ、
蛇を貫いていった。
「…雷雲招来…、迅雷乱舞!!」
水母が手をかざした。
すると空に小さな黒雲が現れ、
おびただしい数の雷撃を放った。
ガガガガガガァンッ!!
放たれた雷撃は次々と蛇達を吹き飛ばした。
「甚大なる陽の気を秘めし槍よ…、
そに宿りし光の力を天より解き放て!!
光弾槍!!」
呪を唱えて陽子が陽星槍を天にかざした。
次の瞬間、
陽星槍からまばゆい光が立ち上り、
光の雨となって蛇達に降り注いだ。
コウッ!! ドドドドドドッ!!
降り注いだ光に吹き飛ばされた蛇は跡形も無く消えていった。
だがどれだけ消し去っても蛇の勢いが止まる事はなかった。
「ど、どれだけ湧いてくるんだ…!?」
「これじゃきりがないですぅ…!!」
『ほほほ…この蛇鬼共は魔界の瘴気より生まれし魔性の蛇。
魔界が滅びぬ限りいくらでも湧き出てくるわ。』
「…そんな…!!」
「だったら…元を叩けばいいだけよ!!」
そう言うと瑞羽は宙に舞い上がり、
清姫に向かって矢を放とうとした。
『ほほほ…お主の弱点はわかっておるわ。
妖水破（ようすいは）。』
清姫が扇子を振り上げた。
その合図で瑞羽の真下から水の柱が噴き出した。
ドバァァァァッ!!
「うあぁぁぁぁっ!!」
「先輩!!」
「瑞羽さん!!」
ドシャッ!!
水柱に吹き飛ばされ、
瑞羽は地面に叩きつけられた。
「くぅっ…!!」
「てめぇっ!!
よくも瑞羽先輩をっ!!」
それを見て逆上し、
綾音が清姫に向かっていった。
『お主はこれじゃ。
妖炎流（ようえんりゅう）。』
清姫が扇子をたたんで綾音に向けると、
その先端から炎が放たれた。
ゴォォォォッ!!
「うわぁぁぁっ!?」
「危ないですわ!!
玄武硬水壁!!」
直撃する寸前、
綾音の前に亀の甲羅を模した水の壁が現れ、
綾音を炎から守った。
ジュワァァァァ…。
「あ、あぶねぇ…!!」
「大丈夫ですか!?」
「な、何とか…。」
『ほほほ…お主達の弱点は知り尽くしておる。
もはやお主らに勝ち目はないわ。』
「何ですって…!?」
「だったらこれはどうにゃ!!
がんしょーれっぱ（岩昇裂破）!!」
ゴゴゴゴゴゴォンッ!!
珠美が地面に両手をつくと、
清姫目掛けて無数の岩の錐が突き出した。
『っ…!!』
ザザァッ…!!
それを清姫は横に滑るように移動してかわした。
その瞬間、
着物の裾からあふれ出ていた蛇の流れが止まった。
「…鎌鼬!!」
バババババシュッ!!
その移動した先を狙って水母がいくつもの風の刃を放った。
『くっ!!』
ヒュッ!! バシュシュシュッ!!
清姫はとっさに扇子を振るい、
衝撃波を生み出して相殺した。
「まだですわ!!
流水破!!」
ザバァァァァッ!!
それに続いて菜月が水流を放った。
『こざかしい真似を…!!
妖水破!!』
ドバァァァァッ!!
それを見て清姫は扇子を振り上げ、
地面から水柱を出して水流を防いだ。
「全部防ぐなんて…!!」
「…す、すごいです…!!」
「なんてやつだ…!!」
「強いですぅ…!!」
「くっ…!!」
「蛇の流れは止まりましたけど…、
一体どうすればいいんですの…!?」
−続く−
土曜日（1/30）の晩、
久しぶりに会った友達と4人でカラオケに行ってきました。
仕事が忙しかったり、
家庭があったりと色々都合が合わなかったのですが、
その日久しぶりにお誘いが来て一緒に行く事になりましたｗ
まあその友達を前に思い切り東方系同人ソングを歌いまくった訳ですが（ぁ
ちなみに閉店間際（AM3:00近く）まで歌ってました（ｵｲ
昔は（閉店間際まで歌うのを）結構頻繁にやってたのですが、
今ではもう全然無かったので懐かしかったですねｗ
機会がまればまた皆で歌いに行きたいものです♪
ではでは小説に参りましょ〜（ ・ω・）っ
〜前回までのあらすじ〜
こんにちは！私、湖刀美！
実家の神社の神様で、
ご先祖様でもある「刀破」様から力を授かって、
妖を討滅する「光の巫女」をやってます！
そのきっかけはと言うと…。
幼馴染で親友の「村井 陽子」ちゃんが、
封じられていた妖刀「村正」に憑依されちゃったんだ。
そこで元に戻す為に力を授かったって訳。
「天草 水母」ちゃん、「黒井 瑞羽」先輩、「三毛縞 珠美」ちゃん、
「金白 綾音」ちゃん、「川霧 菜月」生徒会長の五人も仲間に加わって、
何とか村正を滅ぼす事が出来たんだ。
でもその後始末に追われて夏休みが潰れちゃった…はぅ。
新学期、
平穏な生活が戻って来ると思った矢先に再び起こった妖騒動。
裏で糸を引いてたのは魔界の上級妖魔…酒呑童子。
様々な下級妖魔を差し向けて騒動を起こしたその目的は…私。
しかも昼間は学校の転入生、
「朱礼 燈二」君に化けて私に近づいて来たんだ。
そうとも知らず私は朱礼君に魅かれて…恋に落ちちゃった…。
酒呑童子の罠に心を縛られた私はその術中にはまり、
酒呑童子の物になってしまい捕らわれの身に…。
さらに酒呑童子は闇の呪法を使い、
みんなを次々と妖に変えて行った。
私の代わりに陽子が光の巫女になって、
何とかみんなを元に戻したけど…。
酒呑童子の真の狙いは闇で穢した五行の気。
その闇の五行の気を注入され、
私の魂は闇に染められてしまう…。
憎悪に支配されて仲間に刃を向けた陽子。
でも瑞羽先輩の機転で正気を取り戻してしまった。
やれやれ…仕方無いね…。
こうなったらわたしが…いや、
妾が直接を手を下すしか無いのう…！
『ソードブレイカー 湖刀美 Part�供�
第三部 邪鬼討滅編
第一話−６：「因縁の対決、妖しの蛇姫・清姫。」
『ほほほほほほ…!!
やってみるがよい!! 人間風情が!!』
バサッ！
嘲るように笑うと清姫は手にしていた扇子を翻した。
ザワザワザワ…
すると清姫の着ている着物の裾がざわめき出した。
「えっ…!?」
「何をする気…!?」
『さあ…行くが良い!!
妾の可愛い蛇鬼（じゃき）共よ!!』
その瞬間、
清姫の着物の裾からおびただしい数の蛇が這い出てきた。
ワラワラワラワラワラ…!!
「…きゃっ…!?」
「へ、蛇さんですぅ!!」
「何て数だ…!!」
「ど、どうしますの!?」
「やるしかないでしょ!!
炎羽散弾撃!!」
ドシュシュシュシュッ!!
瑞羽はとっさに炎の翼を広げ、
無数の蛇目掛けて燃え盛る炎の羽根を撃ち出し、
蛇を炎上させていった。
「そ、そうですわね！
昇流破・無尽昇!!」
ドドドドドォンッ!!
それに続いて菜月は無数の水柱を噴き出させ、
蛇を吹き飛ばした。
「たまみも行くにゃ！
がんすいじん（岩錐陣）っ!!」
小さく跳んで蛇の群れの中に着地すると同時に、
珠美は両手を地面についた。
ゴバァァァァッ!! ドシュドシュドシュドシュドシュッ!!
それによって突き出した岩の錐によって、
蛇の群れは串刺しになっていった。
「俺だって!!
釘雨連撃・驟雨弾（ていうれんげき・しゅううだん）!!」
ビシュビシュビシュビシュビシュッ!!
蛇目掛けて綾音が両手を振るった。
その手から何本もの釘が放たれ、
蛇を貫いていった。
「…雷雲招来…、迅雷乱舞!!」
水母が手をかざした。
すると空に小さな黒雲が現れ、
おびただしい数の雷撃を放った。
ガガガガガガァンッ!!
放たれた雷撃は次々と蛇達を吹き飛ばした。
「甚大なる陽の気を秘めし槍よ…、
そに宿りし光の力を天より解き放て!!
光弾槍!!」
呪を唱えて陽子が陽星槍を天にかざした。
次の瞬間、
陽星槍からまばゆい光が立ち上り、
光の雨となって蛇達に降り注いだ。
コウッ!! ドドドドドドッ!!
降り注いだ光に吹き飛ばされた蛇は跡形も無く消えていった。
だがどれだけ消し去っても蛇の勢いが止まる事はなかった。
「ど、どれだけ湧いてくるんだ…!?」
「これじゃきりがないですぅ…!!」
『ほほほ…この蛇鬼共は魔界の瘴気より生まれし魔性の蛇。
魔界が滅びぬ限りいくらでも湧き出てくるわ。』
「…そんな…!!」
「だったら…元を叩けばいいだけよ!!」
そう言うと瑞羽は宙に舞い上がり、
清姫に向かって矢を放とうとした。
『ほほほ…お主の弱点はわかっておるわ。
妖水破（ようすいは）。』
清姫が扇子を振り上げた。
その合図で瑞羽の真下から水の柱が噴き出した。
ドバァァァァッ!!
「うあぁぁぁぁっ!!」
「先輩!!」
「瑞羽さん!!」
ドシャッ!!
水柱に吹き飛ばされ、
瑞羽は地面に叩きつけられた。
「くぅっ…!!」
「てめぇっ!!
よくも瑞羽先輩をっ!!」
それを見て逆上し、
綾音が清姫に向かっていった。
『お主はこれじゃ。
妖炎流（ようえんりゅう）。』
清姫が扇子をたたんで綾音に向けると、
その先端から炎が放たれた。
ゴォォォォッ!!
「うわぁぁぁっ!?」
「危ないですわ!!
玄武硬水壁!!」
直撃する寸前、
綾音の前に亀の甲羅を模した水の壁が現れ、
綾音を炎から守った。
ジュワァァァァ…。
「あ、あぶねぇ…!!」
「大丈夫ですか!?」
「な、何とか…。」
『ほほほ…お主達の弱点は知り尽くしておる。
もはやお主らに勝ち目はないわ。』
「何ですって…!?」
「だったらこれはどうにゃ!!
がんしょーれっぱ（岩昇裂破）!!」
ゴゴゴゴゴゴォンッ!!
珠美が地面に両手をつくと、
清姫目掛けて無数の岩の錐が突き出した。
『っ…!!』
ザザァッ…!!
それを清姫は横に滑るように移動してかわした。
その瞬間、
着物の裾からあふれ出ていた蛇の流れが止まった。
「…鎌鼬!!」
バババババシュッ!!
その移動した先を狙って水母がいくつもの風の刃を放った。
『くっ!!』
ヒュッ!! バシュシュシュッ!!
清姫はとっさに扇子を振るい、
衝撃波を生み出して相殺した。
「まだですわ!!
流水破!!」
ザバァァァァッ!!
それに続いて菜月が水流を放った。
『こざかしい真似を…!!
妖水破!!』
ドバァァァァッ!!
それを見て清姫は扇子を振り上げ、
地面から水柱を出して水流を防いだ。
「全部防ぐなんて…!!」
「…す、すごいです…!!」
「なんてやつだ…!!」
「強いですぅ…!!」
「くっ…!!」
「蛇の流れは止まりましたけど…、
一体どうすればいいんですの…!?」
−続く−
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