2010年02月06日

高速道路無料化が夕張を救う

今朝の読売テレビのウェークアップ! ぷらすの低レベルぶりには呆れます。高速道路無料化のアラ探しばかりでイマジネーションゼロ・・・特に塩川元財務大臣はひどい、まるで化石人間のように感じました。 


実験とは、高速道路が無料化されたら、民間人がどのような発想をするかを確かめることです。私ならこんなアイデアを旅行会社に提案します。 


北海道の道東道の占冠本別・足寄、千歳恵庭ジャンクション夕張間が無料化されます。千歳空港に近い千歳から夕張までの80キロが無料になるのです。 


羽田と千歳空港までは、早割で往復24,000円ほどであり、格安レンタカー(12時間2,500円)と組み合わせれば、夕張を中心とした観光の交通費は、2泊3日で、3万円くらいで抑えられます。(2人、4人だとさらに安くなります。) 


6月から実施と発表されましたが、梅雨のない北海道の6月は魅力的です。全国から夕張を目指す旅行客が、高速道路無料化の「話題の現場」を視察するためにやってくるでしょう。 


迎える夕張市も、ジンギスカンや羊料理などでもてなしたり、農林業を体験したりするなどの企画を用意すれば、夕張は一大観光地になることでしょう。 


JALを含めた航空業界にも朗報です。全国90余りの地方空港から、千歳空港へのチャーター便が飛ぶようになればしめたものです。 


同様に、地方空港と高速無料化区間の観光開発をすれば、誰もが高速無料化は正しいと実感するに違いないのです。 


ところで・・・そもそもETC政策というクレジット会社を利するために設けられたと勘繰りたくなる施策は、理論上破綻していたのです。 


朝日新聞に掲載された私の投稿文をお読みいただければ、皆さんは国土交通省にだまされていたことに気付くことでしょう。 


道路公団民営化 国民は何故怒らないのか?

「ETCの決済 カードは疑問」

昨年(2004年)9月18日の朝日新聞朝刊「声」の蘭に私の投稿が掲載されました。

 


高速道路の自動料金収受システム(ETC)利用の際、通行料金がクレジットカードによって行われることに理不尽さを感じる。

日本道路公団によると、ETCカードの発行は、通常のクレジットカードと同様にカード会社の審査があり、ETCカードが発行されることを確認してから車載器の準備をするように、とある。

 

確かに現状でも、多くの高速道路の料金支払いはクレジットカードで済ますことが可能だが、これは利用者の任意による支払い方法の選択であり、ETC普及の理念とは関係ない。

 


全文はこちら

http://gpscompany.blogdehp.ne.jp/article/7728785.html