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2010年2月5日(金) 19:15 |
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定数削減を民主県民クラブが提案
岡山県議会で議員定数削減の動きです。 民主県民クラブが、議員定数を56から53に削減する案をまとめました。 議員1人あたりの人口の差、いわゆる「1票の格差」も解消できるというものですが、他の党の反応はまちまちです。
来年春に予定される統一地方選挙を前に、民主県民クラブが独自の定数案を示しました。 特に「1票の格差」が2倍を超えることは憲法に違反するという先の広島高裁の判断を重視し、県内の選挙区での格差の縮少を目指しています。 現在の区割りでは、岡山市南区選挙区と真庭市・真庭郡選挙区で1票の格差が2倍を超えています。 民主県民クラブの案では、政令市となった岡山市選出の県議を減らし、一方で県北の選挙区を再編することで、現在56の議員定数を53に削減でき、格差を最大1.87倍に抑えられるとしています。 これに対して各会派からは、数合わせだけではなく十分な議論が必要との意見が相次ぎました。 民主県民クラブは、今月17日の議会運営委員会で議員定数削減案を提出し、それぞれの会派の意見を聞く考えです。 行財政改革で職員数などが減る中、議員数をどうするのか、今後の話し合いの焦点となりそうです。
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