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立花隆が緊急寄稿(2)
「小沢不起訴」の先を読む

立花隆

 小沢不起訴で小沢は助かるのか? とんでもない。不起訴があまりにも不当であるがゆえに、小沢はむしろ大転落への道を大きく踏み出してしまったのだ。
 問題点ははっきりしている。小沢の三人の秘書は虚偽記載を認めている。彼らの有罪は確定しているといっていい(池田秘書のみ未確定らしいが)。ポイントはその虚偽記載は秘書が勝手にやったことで、小沢の指示・命令・相談・報告・了承などの関与があったのか、なかったのかである。
 あれば小沢は共犯、なければ秘書の単独犯である。

 常識的に考えれば、小沢の事務所は、いかなるワンマン企業よりも激しいトップダウンの組織で、秘書らは日常奴隷のごとくとまではいわないが、召使いのごとく仕えている組織なのだから、小沢が何も知らない間に秘書が勝手に何億円もの資金を動かすなどということがあるはずはない。

 今回起きたことは、そのあるはずがないことが起きたと、小沢も秘書も口裏を合わせ、その口裏合わせを検察は突き破れなかったということなのだろう。

■検察は思いこみを捨てろ

 だが、それは「これこれのことを小沢先生から命令されてやりました」というような秘書の百%の自白調書でガチガチに固めないと、立件できない(そこまでやらないと裁判で負ける)という従来の検察の固定観念がそう思わせているのである。

 その思いこみを捨てて、このようなケースでは、まず事務所の日常の金の動きと日常の小沢と秘書の関係を一般的に立証した上で、あとは間接証拠の積み重ねで、他の可能性(秘書の横領、泥棒など)をひとつひとつつぶしていけば小沢の関与は自然に浮かびあがってくるはずだから、それで充分と発想を転換していけばいいのである。

 あとは裁判官の常識的な当り前の判断力にことをゆだねてしまえばよいのである。本来裁判とはそういうものだと考えればよいのである。

 ガチガチの自白証拠で二百%固めなければこういうケースは立件できないなどと思うからつい自白を求めて無理な取り調べをすることになる。そして、検察憎しの立場に立つ一部マスコミにバカバカしい批判――たとえば、つい最近起きたと伝えられる(検察は事実無根と抗議)、子供を持つ石川の女性秘書を一〇時間も無理な取り調べをして保育園に通う子供を迎えにいけなくしたなど――を許してしまうことになる。

■筋の通らない小沢の弁明

 私にいわせれば、もう小沢関与の立証に充分すぎるほど充分な間接証拠の山を検察はすでに持っているはずである。
 あとはガチガチの自白証拠がないと立証に充分でないという固定観念を捨てて、早く法廷での立証合戦に持ち込むことだ。法廷での勝負に持ち込み、腕ききの立ち会い検事にすでに集めた証拠の数々を存分に使った立証をやらせれば、小沢有罪に持ち込むことは苦もないことだと私は思う。

 だいたい誰がどう考えたって、小沢の弁明は筋が通っていない。小沢の関与・了解なしに、四億円もの虚偽記載が小沢事務所で秘書の独断で行われるわけがない。法廷での立証は、通常の判断力を持った通常人(裁判官)を充分納得させられればいいのであって、そうむずかしいことではない。

 すでに、各種の世論調査で、小沢の弁明をそのまま信じている人などほとんどいないという事実の中に、裁判になったらどっちが勝つかがすでにあらわれているといってよいのである。こういう状況の中で、伝えられているように、検察はすでに小沢不起訴の腹を決めたというのがホントなら、それは検察が石橋を金づちやハンマーで叩きに叩き、ついにはショベルカーまでもってきてガンガン叩いた上で、結局渡るのをやめてしまったというくらいの度胸なしの決断をしたことになる。

■腕力ではなく頭の勝負

 思い出すのは、ロッキード裁判の立ち会い検事だった堀田力検事である。あの人は、法廷ドラマの検事役のような芝居がかったところは全くない人で、それこそ淡々というほかないような、静かに立証を詰めていくだけの人だった。しかし、しばらく時間が経過して振り返ってみると、実に見事に弁護側の逃げ道をふさいでおり、いつのまにか詰め将棋と同じように弁護側は雪隠詰めになっているのだった。ときどきチラリチラリとはさんでいく「あなた、その段ボールをどこかでちがう段ボールとすりかえてしまったとか、そういうことはなかったですか」などといった、一見バカげた質問が、あとからみんなきいてくるのだった。それを見ながらいつも「ああ、法廷立証というのは、数学みたいだ」と思った。いかなる推理小説よりも面白いと思った。

 いまの検察首脳にそういう頭の勝負ができる検事がいれば、「ガチガチの自白調書をちゃんと集めて来い」というような腕力勝負を挑まず、とっくに立件に踏み切って法廷勝負にもちこんでいたはずである。そして、すでに法廷で何度も尋問で小沢をキリキリ舞いさせ、誰の目にも小沢の敗北が明きらかになるという名場面を演出できていたはずである。

 ロッキード裁判は、そういう名場面が幾つも幾つも連続して出てきたからこそ、文句なしの検察側勝利に終ったのである。

■出発点となった「週刊現代」の記事

 小沢裁判だってそういうことは充分可能なはずだ。たとえば、一部の人にはよく知られている「確認書」の一件である。

 二〇〇七年二月二〇日、小沢は自ら記者を呼び集めて、不思議な「確認書」なるものを公開した。これは、「政治家小沢一郎」と「陸山会の代表者としての小沢一郎」の間にとりかわされたというおかしな「確認書」で、政治家小沢一郎は、陸山会所有の一連の不動産に対して、いかなる権利も保有していないことを、陸山会代表小沢一郎との間で確認するという内容になっていた。どういうことかというと、政治家小沢一郎は一連の不動産(いま問題の世田谷の土地から、都心部のマンションなど一時は合計一一件、一〇億円超の物件。現在は六件)の名義人になっているが、これは政治資金団体陸山会は法律的に「権利能力無き社団」であるため不動産の登記ができないので、その代表者の小沢一郎個人が個人名で登記しているというだけのことであって、政治家小沢一郎が登記したからといって、「政治家小沢一郎はこの物件に対して何の権利ももっていないことを確認する」とした「確認書」なのだった。

 なぜこのような奇怪な「確認書」が出されたのかというと、二〇〇六年五月に、「週刊現代」(六月三日号)にジャーナリストの長谷川学氏が、「民主党代表小沢一郎の“隠し資産”を暴く」という記事を書き、小沢がとてつもない一群の不動産物件をあちこちに隠し持っているという事実を詳細にあげたことに怒り狂い、長谷川氏と発行元の講談社を名誉毀損で訴えるという事件が起きたからだ――考えてみると、今回の事件は結局、この暴露記事から出発しているのだ。

■偽造された「確認書」

小沢の署名が二つ並ぶ「確認書」

小沢の署名が二つ並ぶ「確認書」

 この記事は、これら不動産は陸山会のものということになっているが、真実は小沢個人の隠し資産ではないのかと追及していた。それに対して、小沢が、いやそれら不動産はあくまで政治団体陸山会のもので、小沢個人とは関係ないのだということを示そうとして、この「確認書」を得意気に記者たちに示したのだった。

 そして、名誉毀損の訴訟では、この「確認書」を問題不動産が政治家小沢とは無関係であることを示す証拠物件として、東京地裁に提出したのだった。

 ここでいっておけば、このような証拠にはしかるべき証拠力がないとして裁判所の取るところとはならず、この名誉毀損裁判では、講談社側が勝訴、小沢側が敗訴している。
 さて、ここで私がいいたいのは、今回の事件の捜査過程でこの「確認書」が、小沢側が偽造したものであることが明らかとなってしまったということである。

 最近発行された「文藝春秋」二月号に載った小沢の石川秘書の地元秘書をしていた金沢敬氏の告発(「消えた五箱の段ボール」田村建雄著)によれば、昨年三月三日の小沢の秘書大久保隆規が逮捕されたときに、北海道から急ぎ上京して、大久保逮捕後の一連の証拠隠滅工作にまきこまれた経緯を次のように語っている。

「(石川は)『パソコンをどうするかも地検が来る前にみんなで話し合ったけど、さすがに今時パソコンがない事務所はおかしいので、残しておいた』などとも言っていました」

 このとき彼らが事務所に残してしまったコンピュータが検察に押収され、そのハードディスクの中身を解析していったところ、このコンピュータで例の「確認書」が作られたということがバレてしまったのである。

 そして驚くことには、その「確認書」の製作年月日が、実は問題の記者会見の直前であることがわかってしまったのである。

 さてここで注目していただきたいのは、上の「確認書」の小沢の署名部分である。ごらんの通り、もっともらしいものに見せるために、小沢は政治家個人の小沢一郎と陸山会代表小沢一郎を区別するために、印鑑を押している。
 これは裁判所に提出した証拠物件の偽造であるから、法治国家の根幹をなす重大問題である。

■予算があがった当日に逮捕された金丸

 昨日の小沢不起訴のニュースで、街の声を拾うと、釈然としない人々の顔が目立った。小沢にかけられた疑惑は何も解明されていないのに、小沢が早々と不起訴になってしまうのか、という感じの不満顔でいっぱいだった。それを見て、これは金丸信の佐川急便事件のときの黄色ペンキ事件寸前だなと思った。

 それはそうだろう。誰が見たって、小沢不起訴はおかしいのである。もし、本当に、これが「これで小沢は真っ白です」の不起訴なら、私だって、黄色いペンキを投げに行きたい。

 だけど皆さん早まってはいけない。これは「小沢真っ白」の不起訴ではない。検察はやろうと思えばあとを法廷勝負に賭けて、すぐにでも小沢を逮捕できるような材料をいろいろ手持ちしていながら、それをいま行使しないだけなのだ。法廷勝負に賭けたりせず百%の勝利を確信できるところまで一件を仕上げるための時間稼ぎ戦略に転じたというにすぎない。

 なぜか。
 消息通が解説してくれた。
「検察が政治家を捕まえる場合、検察は政治を混乱させることをきらいますから、時機を充分に見はからいます。
 基本的に国会の開会中は逮捕許諾請求が必要になることもあるし、政治的混乱が避けられないからなるべく避ける。
 検察が特にきらうのは、予算審議を混乱させることです。だから、これまでもいくつも例がありますが、予算がかかっている場合は、予算があがるのを待ってからやるのが普通です」
 そうなのである。
 金丸逮捕にしてもそうで、予算があがったら、その日にやられた。

■幹事長辞任か議員辞職か

 いまから予言してもよいが、小沢はもう終りなのである。小沢が不起訴で枕を高くして寝られるようになったと思ったら大間違いである。
 逆にこれから一歩一歩逮捕の日に向けて詰めの動きが着実にはじまったのである。
 それが水谷建設の一件でくるか、税金の問題でくるか、あるいは政党交付金の問題でくるか入り口はまだ定かでないし、多分幾つかの「合わせ技」でくるのだろうがどれとどれを合わせてくるかなど、まだまだ定かでない点が多い。逮捕の日も予算があがる日か、別の重要法案があがるのを待つのか、あるいは別の重要政治スケジュールがあがるのを待つのか、その辺もまだわからない。しかし、事件は、金丸事件になぞらえていえば、「黄色いペンキ事件の日」から「突然の金丸逮捕の日」の間の「いつ何が起こるかわからない危険地帯」に入ったのである。

 そして、小沢にもそれがわかっているのだろうから、そして小沢もバカではないから、おそらく予算があがる直前など、いよいよヤバイことがわかった時点で、あるいは自分のマイナスイメージが民主党支持率をどんどん下げだすのが明きらかになるなどの時点で、小沢は幹事長を辞任するだろう。

 あるいはさらに議員まで辞職して、それを代償に逮捕だけはまぬがれさせてくださいというような、検察の慈悲を乞うための検察との駆け引きに出るだろう。
 民主党の政治家の方々はそのときをにらんで、いまから身の処し方を考えておくことだ。
 これからすべての政治家が一瞬たりとも気が抜けない、そしてすべての政治家がその政治家としての器の大きさを問われる日が間もなく連続してやってくる。

(文中一部敬称略)

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コメント / トラックバック35件
  1. 恥の巨人 より:

    立花さん、あなた逮捕で終わりだと散々言っておきながらこの開き直りはなんですか?あなたこそジャーナリストとして終わりですよ。

  2. 東京T.S より:

    推定有罪の観点から文章を進めていらっしゃる。司法も民主主義も否定されている感じを持ちます。

    小沢氏も権力なら検察も権力です。しかも司法と検察は癒着しているので強大な権力。

    ジャーナリストは国家権力と闘うものと勝手に思っていましたが、どうもそうではなさそうです。

  3. 川崎 より:

     立花氏の思い込みと決めつけがあまりに激し過ぎて、冷静さを失った激情にかられてしたためた記事にしか思えない。
     一つ伺いたいのだがもし小沢氏が逮捕ないし幹事長もしくは議員辞職しなかった場合は立花氏はどのように責任を取られるのだろうか?いつも上記の類いの記事を読むたびに思うのだが、評論家やジャーナリスト(立花氏の場合は既に空想作家になられているようだが)の結果責任とはどうなっているのかと不思議でしようがない。
     是非、ご自身の予言が外れた際は潔く筆をおいて頂きたいが、どうでしょうか。

  4. 年金生活者 より:

    読んで深く感銘しました。
    私は今まで小沢氏のことをいわゆる政治資金問題で限りなく黒に近い灰色の人
    として理解してました。
    小沢氏は政権与党実力NO1として驕りの言動が目立ち、民主党の中では
    誰も意見できる人無く非常に独裁色が強くなってます。
    民主主義を危うくする独裁者の存在は国のために決して良くありません。

    このたびの検察の捜査にはその点で拍手を送ったのですが、
    残念ながら不起訴処分が下りがっかりしてます。

    又民意が高じて小沢氏降ろしの声広まれば5月頃辞任して参院選に備える、
    そしてここで勝利し再登場すると昨年と同じ2匹目の泥鰌を狙った動きもある
    ということも誠しやかに民主党応援者から聞こえてきます。
    これでは本当の独裁政治に至ることとなります。
    私は今の自民党はもはや再度与党になる力は無いと見てます。
    本当に日本の将来を憂いこれを良い方向に導く指導者群(民主党でもかまわない)
    が出てくれれば大変良いと思ってます。
    この中にあって筆者の力強い文には賛同致します。
    これからも国民を勇気つけて下さい。

  5. 横地 雄二郎 より:

    立花様、私は、大した知識も政治学的な素養も無い一市民ですが一言だけ言わせて下さい。昨年、日々、生きるか死ぬかぎりぎりの生活の中から藁をもすがる思いで政権交代に掛けた一人です。その時の思いは今も変わりません。とにかく、少々、金銭的にまずい面が在ろうとも新しい人たちに、根本的この国の舵を切り直して貰いたいと言う思いです。その思いで、実際、民主党政権がどのような政策を実行して行くのか息を呑みながら見ていた所です。そこにこの騒ぎです。事件の内容が、上記の多くの国民の最後の一縷の望みを根本的に裏切るものであるなら許せませんが、報道されている内容程度のものであるなら、甘受します。それよりも、一刻でも早く現状を変える具体的な政策を実行して貰いたい。今の検察の動きは、この多くの国民の思いに反するものです。横槍を入れないで下さい。小沢幹事長を始めとした、民主党政権の今後は、実際に実行された政策を見た有権者が決める事です。

  6. 鵜飼保雄 より:

    「小沢、不起訴、不当」で、ネット検索していたら、偶然みつけました。とても素晴らしいご意見を有難うございました。まったくその通りと存じます。鳩山といい小沢といい、一般人なら当然有罪になるものが不起訴で終わるなら、彼らがとくいう「国民のみなさん」が納税をきちんとする気持ちを完全になくすことでしょう。現に、国会での鳩山の答弁が「ばからしくて」聞いていられなくなっています。(某上野高校出身)

  7. sky より:

    推定無罪の原則が尊重されておらず、小沢氏即ち巨悪であることを前提とした論理の展開で、識者の文章としてとても賛意を表する事が出来ません。政治と金の問題への本質的大局的視点、及び人間としての、一政治家としての小沢氏を深く掘り下げた上で再度ご寄稿願いたい。

  8. 佐竹 より:

    立花氏は「一部マスコミにバカバカしい批判――たとえば、つい最近起きたと伝えられる(検察は事実無根と抗議)、子供を持つ石川の女性秘書を一〇時間も無理な取り調べをして保育園に通う子供を迎えにいけなくしたなど」の検察の違法すれすれの捜査を糾弾した上杉氏の批判をバカバカしいと、おっしゃるのでしょうか?

    小沢憎しで検察の敗北が確定した今、普段は冷静な立花氏が感情的になるのも分からないでもないですが、権力者である検察が弱者であり一般女性をこのような形で(違法すれすれ)で取り調べたことに対し、それを非難する上杉隆氏は決して間違っていないと思います。

    それとも巨悪、小沢一郎を逮捕する名目なら、違法だろうが、弱者をおとしめるだろうが、どんな手段を使っても逮捕すべきだとお考えなのでしょうか?

    膀胱癌を煩い、この先が長くない立花氏は何をそんなに焦っているのでしょうか?

    氏の文章からは単なる小沢憎しの安っぽいアジテーション的なものしか感じられません。
    氏の著作を沢山読んできた一ファンにとっては至極残念であります。

    何故、小沢一郎問題になると、理性を失い、自分を見失ってしまうのでしょうか?

  9. Q より:

    私は小沢の敗北とは思いません。参院選前に日本の法を無茶苦茶にしておいて、三権分立を破壊し、外国人参政権や人権擁護法で中韓、利権ヤクザを抱え込んでしまえば、例え不利な状態に一時沈んだとしても復帰可能でしょう。12月からの小沢の挙動を見ればわかるように、自我をたいして主張しない真面目な日本国民の意見など奴にとってはゴミのようなものです。今回は不起訴でしたがまだチャンスはわずかに残っています。今回の件を見てもわかるように小沢は民主党の心臓です。致命的な打撃を与えなければあと1,2ヶ月の内に日本にとって本当の手遅れな状態がやってくるでしょう。楽観している場合ではないのでしょうか?

  10. 大畠佐代美 より:

    すっきりします。逮捕を待ちます。

  11. 瀬下満義 より:

     立花隆さんは純なお方で、検察の正義を信じておられるようです。しかし私は、検察はチンピラ公務員に成り下がってしまっていると見ています。今度の小沢事件もチンピラ検察の暴走に過ぎないでしょう。検察の能力、力量も著しく低下しています。人間らしい理性さえも失っているように見えます。
     官僚が立派だった時代は終わり、彼らはいつの間にか時代遅れの集団となり、腐敗堕落してしまいました。方向感覚を失った検察は、社会や国民の利益よりも自分達の利益に固執するようになったのでしょう。そして、権力を振り回す、たちの悪いチンピラ公務員に成り下がったのです。立花隆さんも官僚とともに時代遅れになってしまったのでしょうか。何かを勘違いしているように思われてしかたがありません。

  12. 東風平尚 より:

    長年の立花ファンですが、この記事には幾つか疑問あり。①陸山会の隠し資産なるものの実態について(利殖目的なのか秘書用住居なのか?この間5件が処分されているからその売却益に関する究明は?)②平成6年の確認書なるものが偽造文書とする断定根拠について(週刊現代記事に対する単なるプロテクト・釈明文書に過ぎないというだけで法的証拠文書としての有効性に疑問あり。)いつもの立花氏にしては緩い緊急寄稿なのでいささか物足りない。以上

  13. 宮元真砂子 より:

    こころ強いお話、嬉しくなりました。私も一人でも多くの人に話、民主党に投票しないよ

    う呼びかけていきます。

  14. 水野久志 より:

    小沢氏は検察と裏取引をして逮捕されないような予想をしていましたが、立花さんの論説を読むとそうあってほしいと思いました。
    ただ国民としては小沢幹事長温存では民主党には断固反対したいと思います。

  15. 岡田真希 より:

    初めてこのサイトを拝見させていただきましたが、あなたもマスコミ同様、官僚の側の人間なんですね。
    残念です。
    もはや検察が官僚(検察も官僚です)とグルになって、小沢さんを潰そうとしているのは明白。起訴出来なくても国民に小沢さんの悪いイメージをすり込む事が目的な事ぐらい国民は薄々気がつき始めています。
    今必要なのは、官僚や自民党の圧力に立ち向かい、国民の側に立って真実を報道してくれるジャーナリストです。
    日本にそんな勇気のあるジャーナリストはいないんですかね。

  16. 一国民 より:

    立花氏こそ思い込みを捨てろと言いたい。
    事実に基づかない、自分の解釈だけで事を論じているのがあまりりも見苦しい。
    これが知の巨匠とも言われた立花氏の論述なのかと非常に残念に思う。

  17. 名も無き庶民の一人 より:

     立花さん、どうしちゃったんですか?今回の小沢氏の件で不起訴は当然じゃないですか。と言うより、検察特捜部の政治目的捜査、違法捜査に心の底から怒りを感じていた庶民の一人です。
     だいたい、小沢氏は秘書を20人以上抱えていると言われていますよね。秘書一人の人件費プラス活動費で年間1000万円は必要でしょうから、20人もいれば、年間2億は固定経費として出て行くでしょう。さらに選挙の年ともなるとその倍の4億くらいの出費はあるんじゃないでしょうか。小沢氏は労働者でもなければ、サラリーマンでもない、従業員20人の中小企業の経営者と考えれば、金の流れはおかしくもなんともない。しかも、虚偽記載というが、預金を担保に金を借りることは中小企業ではごく普通の話と聞いていますし、帳簿と実際の金の出入りのズレはよくある話でしょうに。また、衆議院はいつ解散するかも知れないわけですから、手元に一定の軍資金を温存しつつ、政治資金を不動産の形でプールしておく、このどこがおかしいですか?
     こういう小沢氏の政治スタイルを嫌う人はいるでしょう、ですが、それは個人の好悪の問題であって、違法でもなければ、倫理的に政治家として逸脱しているわけでもない。私自身は、たいした年収もないサラリーマンの一人ですから、確かに別世界の話としか感じられない。しかし、こういう小沢氏がいたからこそ、自民党から政権をもぎ取れたし、政治改革も進めることができることもこれまた現実なわけです。
     小沢氏を個人的に嫌うのは立花さん、あなたの自由ですが、嫌いだからと言って、違法でもないことを無理やり立件して政治的に追い込むことは、絶対に許されるべきではありません。それは、我々、国民に対する挑戦であると言ってもいいでしょう。

  18. tonton より:

    「ロッキード裁判の立ち会い検事だった堀田力検事」の件ですが、(あえて、みなさんがご覧になれるwikiから引用しますが、「受け渡し場所はもともと不自然で子供っぽいというか、素人っぽいというか。おそらく大金の授受などしたことがない人が考えたとしか思えない」と語り、その不自然さを認めています。

    田中角栄はずしのロッキード裁判工作も、田中角栄元首相の石油政策にあったという「事実」があります。

    まさか、検察が「独立」した機関なんておもっていらっしゃるわけではないでしょうね。どういう力が働き、どのような構造が背後にあるかという本質に迫らず、茶番ばかりにのっている日本の「ジャーナリズム」にうんざりです。

  19. 日本人 より:

    立花氏の論説に対して、小沢一郎シンパらしき馬鹿な輩が盛んに見苦しく噛み付いているようだが、如何にも冷静を装ってはいるものの、その脳内バイアスの掛かった焦りが見え見えで何とも笑止に堪えない。

    今回の民主党と小沢一郎の出来事に関する文脈を混乱させ、正しく読み取れないよう、見え透いた姑息な仕掛けを多方面に講じているようだが無駄なことだ。

  20. rocket より:

    立花氏に申し上げる。まずは潔く自らの不明を恥じるべきである。そうすることなしにいたずらに多弁を弄されようとも、見苦しい限りである。今のあなたの姿は、田中金脈の告発という成功体験に縛られ、過去の栄光を守らんがために小沢憎しで行動をしているようにしか見えない。ロッキード事件も田中の問題はほんの一部で、あらかたは謎のままというではないか。なぜそんなことになったのか、木を見て森を見ずのような一面からの追求は検察の思う壺ではなかったのかと反省すべきである。結論ありきではなく、いろいろな角度から光をあて、本当に大事なことを見つけるのがジャーナリストの仕事であろう。結局は踊らされているだけの人かと、思わずにはいられない。

  21. R.T. より:

    選挙で連続当選する人物が、得がたい人材であるというのは世界の常識。
    明確な収賄の証拠でもない限り捜査などしない。
    公務員試験だけの人間を評価する日本が異常なのです。
    立花氏のような方がこういうテーマで研究されれば大変興味深いと思います。

  22. norizumi より:

    立花さん、あなたは田中角栄を踏み台にしてのしあがった人ですね。田中角栄を金権政治家と呼ぶなら、あなたはゴシップを餌にして生きているハイエナ評論家です。あなたは政治家を汚い!と叫びそして大げさに吠え立てることで金を稼いでいます。(あなたが汚いと決めつける)政治家がいなければあなたの今日の地位はなかったでしょう。あなたは政治家に感謝をすべきですよ。自分がハイエナ評論家であることを自覚しなさい。

  23. 竹中紀子 より:

    小沢氏の独裁者的資質は「そんなことは政権とればどうとでもできる」という言葉に顕れています。ヒトラーとなりうる危険性を感じます。また小沢朝貢外交は、おぞましいかぎりで早い内に何とかしないと、日本国民の自由が奪われて、チベット、ウィグルと同じく日本自治区になる可能性すらあると思います。単なる資金報告書虚偽記載の問題ではなく、小沢氏のお金の流れはもっと深く、どれだけ知らぬ存ぜぬを決め込んでも白に演出できないものだと思います。小沢氏は説明責任を果たす義務があります。どうか真のジャーナリストとして、真実を手放さずに頑張ってください。

  24. 渡邊宣明 より:

    あなたは検察は頭が良いとお考えでしょうか。今回の件に関しては、地検特捜部はおバカの集団だと思います。
    たとえばマスコミのリーク情報は常識では考えられないものばかりでした。今回は検察の中でもIQ70クラスばかりが集まったような気がします。

    たとえば検察のリーク情報で驚いたのは

    *水谷建設が石川代議士(当時は秘書)に賄賂を渡した時に立会人がいた。
    *水谷建設本社に5000万円の出金伝票が残っていた。

    等々です。記事にする記者も相当頭が悪いと思いますが、賄賂の出金伝票が残っていたなんて噴飯ものです。

    立花隆さんには失望しました。もう2度とあなたの著作を手にすることはないでしょう。

  25. 筑摩哲夫 より:

    立花隆氏の衰退を憂う!
    腐敗しない権力は無い!・・・この視座なり、テーゼから戦後65年を迎えた現在を見ると、日本の危うく未熟なままの民主主義のさらにその危機性は、何よりも権力の実体たる四権(行政・立法・司法・マスコミ)の腐敗や癒着や退廃に集中していると言える。マスコミと権力の癒着腐敗は、記者クラブ制度によって行き着くところまできている。その原因は、歴史的にも「官僚」と「常備軍」(戦後的には警察・検察・自衛隊など)を国家権力の二大実体としてきた政権勢力が、戦後50年以上も一党で日本を支配してきたからだ。その点、立花氏のかつての田中金脈批判にはジャーナリストととしての戦闘性も民主性も科学性も感じられた。しかし、今回はまったくそれが感じられない。あるのは、”田中ー金丸ー小沢は巨悪である”というドグマなりイデオロギーにすぎない。
     今回の一連の対小沢事件は、自民党の政権崩壊直前に対抗政党たる民主党代表の小沢氏への狙い打ちであり、権力サイドによる政敵抹殺の強権発動以外の何ものでもない。その継続たる今回の一連の事態は、まさに選挙で登場した新政権に対する、旧政権側からの必死の巻き返しであることは幾多の証拠がそれを示している。例えば、「水谷建設元会長による5千万円闇献金」などという偽証や虚言の前歴のある、しかも刑務所という法務・検察の管理監督下にある人物の「証言」を、検察やマスコミが、極めて重大な拠り所にしていること自体が不思議=荒唐無稽以外の何物でもない。この「証言」は、検察による誘導なり、取り引きなり、水谷建設側の保身のための「虚言」ではないか、と指摘されて、これを否定できる検事や検事経験者は、私の前には1人もいなかった。
     「検察ファッショ」「国策捜査」などの批判が多くの著書や実体験などから澎湃と巻き起こるには、特にこの十年余りの検察腐敗があるからだ。「検察=正義」などという図式は民主主義を葬り去る、権力崇拝神話にすぎない。それに気付かないとすれば、残念ながら、まさにジャーナリストが一番陥ってはならない最も深刻な退廃にすでに蝕まれているとしかいえない。

  26. Kazu Thoreau より:

    田中裁判と今回の小沢騒動を比較されたい気持ちはわかります。
    しかし根本的に違うのは現在の巨悪は与党政治家でも旧経世会でもなく検察官僚です。錦の御旗は常に市民にあります。
    それを擁護しうるのは自民でも既得権益に安寧する記者クラブ内マスコミでもなく唯一の選択肢が「民主」だけであること。
    その民主を政治集団化した巨悪の検察官僚がつぶしにかかっていることは国民は気づいているのです。国民もバカではありません。つまらぬ政治資金の追求を口実に権力を恣意的に使い民主主義の芽を摘まれてしまってはこれからの日本は本当に真っ暗な闇の中に戻ってしまう。時代は変わりましたね!立花さん。。

  27. 佐藤祐子 より:

    立花隆という知識の塊までもが結局最後には、
    己の権威をこのような形で誤爆させてしまうとは。。

    まず、自らの足で取材をしていない、現場に訪れも
    していない貴方が語る言葉は、伝聞&憶測でしかない。
    (=現場に立てなくなった時点で、ジャーナリズムの土俵からは
    去るべきだろう。貴方には知識の風呂敷を広げられる別な舞台が
    いくらでもあるはず。)

    公権力を監視するため日夜、勇敢なジャーナリスト達が
    その耳で、足で稼いだ情報と、互角の価値があるはずもない!

    立花隆のこんな姿、見たくなかった。ただ、哀しい。。

  28. s.k. より:

    昔、ライターとして立花隆という人を尊敬してました。

    20代の頃です。

    その後、田中角栄という人の人となりを調べました。
    学べば学ぶほどに、田中角栄はすばらしかった。
    あの角栄さんを殺した立花隆は、最低の非国民だと実感しました。

    そしていま、そういう反省もなく小沢批判。
    ひたすら、あのとんでもない検察の味方をしている。

    もう、時代は変わったのです。
    東京地検なんて、アメリカの出先機関です。
    日本がアメリカに占領された時に作られた、アメリカが日本の軍需物資をかすめ取るために作られた部署にしか過ぎません。

    出自が出自です。
    正体の悪い政府機関です。部長クラスもアメリカで仕事をしていた期間が長く、ほとんど日本人のことなど考えていません。親分はアメリカと思ってる。

    で、立花さんがつるんでる文春だって、ようはCIAの日本の出先機関じゃないですか。

    もう、いいかげんに、くだらぬお先棒担ぎはやめてください。
    あなただって日本人なんでしょ?
    自分の国を正しく愛しましょう。

    しかも。

    真のジャーナリストなら、推定無罪の原則という民主主義の根幹に関わる部分をこそ大切にするべきなのに、「推定有罪」で論を進めて、しかも、ムリクリに有罪にするための「屁理屈」をチンタラと書き連ねる。

    はっきりと老害です。

    もう、さっさと引退してください。

    これからの日本に、あなたは必要とされていないと思います。

  29. 澤田 より:

    ま、まさか!?
    金沢敬を信用に足ると判断してるのではないでしょうね?
    ま、まさか!?
    パソコンに残された制作年月日が正しいと思ってるのではないでしょうね?
    >>>>
    検察憎しの立場に立つ一部マスコミにバカバカしい批判――たとえば、つい最近起きたと伝えられる(検察は事実無根と抗議)、子供を持つ石川の女性秘書を一〇時間も無理な取り調べをして保育園に通う子供を迎えにいけなくしたなど――を許してしまうことになる。
    >>>>>
    をばかばかしいと判断するに至っては人間の心まで失ったように思われます。
    脳をテーマにした著作がある方ですから、老化によって脳力が低下していくことはご存知のことと思います。どなたかにチェックしてもらいながら発表するようにしたほうがよろしいかと忠告申し上げます。

  30. kaname より:

    立花さんを批判する小沢擁護の方々は、
    4億円原資の説明が二転三転するどころか、
    20億もの不正記載、
    22億8千万もの政党交付金を個人の団体に還流させ独占する
    「税金泥棒」小沢幹事長の脱法行為を無視・矮小化しすぎです。

    私は政権交代で政治がクリーンになることを期待していましたが、
    鳩山の巨額脱税と小沢の超独裁・金権腐敗を支持した覚えはありません。

    事務所費問題・年金未納問題で大臣が自殺・辞任した
    自民党よりも低モラルな民主党に心の底から幻滅しています。

    自民党の政治と金を叩いていたモラルがあるなら、
    小沢の疑惑の数々をスルーできるはずがない。
    検察が政治家の疑惑を追及するのは当然のことです。

  31. ももんが より:

    じゃあ立花さん。証明してよ。

  32. kumagayapiano より:

    初めてこのサイトを拝見しました。
    評論家の小澤遼子さんが昨日(2月5日)ラジオで、「検察に追及されてきたのは代々経世会出身者である、なぜ清和会には疑惑が生まれず追及されることはないのか?」ということをおっしゃっていました。確かに、と思います。同じ政治家という魑魅魍魎のなかで生きていて、経世会が特に悪い人間が集まっている、のではなく、清和会が何かに守られている、ということを暗に仰っているのだと私は考えています。なにが語られるのかではなく「何が語られないのか」ということがマスコミを注視するには大切なのだと、44歳にしてわかりました。
    70年代後半の日本国民の知性と情報なら、立花さんの仰ることがなるほど、と思えるのでしょう。しかし、時代が変わってしまいました。日本国民は、田中角栄とは本当は立派な政治家だったのではないか、そこまで歴史をたぐりよせて、考え直す時が来ています。その政治家のスキャンダルを追求して一躍名を馳せた、立花隆、あなた自身も再検証されるべき存在です。

  33. 1庶民 より:

    メディアからの情報のみで、小沢が独裁だの 真実を話せだのと批判する輩が多いが、この政権交代は国民の投票によって行われ、小沢氏の選挙政策の勝利ともいえる。 今回の秘書の逮捕劇の内容を見ても、悪質さを感じない反対勢力の何らかの意図を感じる。立花氏の投稿も それこそ立花氏のほうが独裁者的思考に傾倒しそうな人種に感じる。
    選挙により選択された政権を 数年間見守りその上での査定はできないものであろうか? 数年先にこのコメントと同じことを言えるのか ジャーナリストとしての立花氏は存在してないのでは・・・

  34. 1庶民 より:

    コメントの中に自民党だの民主党、どちらが汚い的なコメントが有りますが、そのイメージに至っていることこそが、この事件に対する危ない結果だと思います。検察 メディアはそのイメージをコントロールできる立場に居ます。さて、立証できなかった場合は、小沢氏に与えた損害を賠償又は謝罪ができるのでしょうか?しませんよね。 立花氏のコメントなど小沢さんにつけた悪のイメージに乗っかったご自身の売名行為以外に、ジャーナリズムなど感じえません。
    残念です。こういう方がジャーナリストとは・・

  35. ニューロドクター乱夢 より:

    立花隆様:
     「臨死体験」、「私の東大論」「脳死」などの著作を通じて、先生はすごい方だと尊敬し、ブログにもそのことを書いてきました。しかし、今回の小沢氏の件に関しての先生の論評には落胆させられました。検察側の証明されていないリーク情報をうのみにされていることなどです。
     私は以前は大学で研究をやっていました。発表される論文やデータを批判的に理解するという習慣を養ってきました。下記に私のコメントを述べます。

    1月19日
    悪しき世論形成を促す検察側の情報リーク者を逮捕せよ!

    昨今もマスコミの論調は、アンチ小沢であり、国民世論もマスコミの一方的な報道に左右されている。検察が公表していない情報がマスコミに流される。検察が職務上知りえた情 報をマスコミにリークしているのは間違いない。明らかに公務員の守秘義務違反である。リークした検察関係者を見つけだし、逮捕、起訴せよ!あまりにもひどい情報操作である 。まだ、容疑が固まっていないのであり、起訴されても、有罪になったわけではない。
    小沢幹事長はやめるべきではない。自民党などの野党は国会で疑惑を追及するというが、そんなことをやっても、新しい事実はわかるはずはない。検察が必死に調査しているのだ 。それより、国民にとって大切な法案、予算の早期の成立を願っている。

    1月25日
    検察・マスコミの偽リーク情報にだまされるな!

    小沢氏が土地購入資金の出所について明快に説明したにもかかわらず、相変わらず、大新聞などのマスコミは小沢氏の説明内容について不信感をあおった記事を掲載している。水 谷建設の受刑者が検察に小沢氏側に5000万円の裏金を渡したと話しているという情報が垂れ流されている。しかも、小沢氏の元秘書が小沢氏からの指示で関係資料を隠すよう に命じられたと、話している。両者の話には信憑性があるとは思えない。犯罪者が刑期の短縮を願って、検察に言われるままに、嘘八百を言った可能性が高い。水谷建設は、佐藤 知事事件で偽の証言をしたことを認めている。
    また、去年3月に大久保秘書が逮捕されたのち、マスコミには彼が全面自供したとの報道がなされた。その結果、小沢氏は党首を辞任する結果になった。しかし、大久保秘書は全 面否認していることが判明した。しかも、当時にダミー会社であると報じられていた団体が実体がある団体であることが、最近の裁判で明らかになった。おそらく、大久保被告は 無罪が言い渡されるであろう。
    偽情報をリークする検察もマスコミも大きな責任がある。偽情報操作により、国民の世論が形成されていく姿を見ると、恐ろしい。一部の良心的で独自の考えを持っている人たち がいることが救いである。戦前の大政翼賛会のようになってはいけない。検察ファッショであり、特捜部は解散されるべきである。現職の国会議員が逮捕されるというのは、おか しい。
    マスコミのアンチ小沢キャンペーンは成功し、民主党の支持率は減少し、小沢氏を政界から抹消すべきだとの世論が増加している。おかしい!マスコミは検察批判をできないので あろう。リーク情報をもらえなくなるからであろう。おかしい!
    日本のマスコミは怖い。戦前の大本営発表(検察のリーク情報はすべて正しいとの前提)のようにまったく同じ内容で国民を扇動、洗脳している。

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