東大ボクサーデビュー戦は焦って判定負け
<バンダム級・4回戦>尾島祥吾(左)に判定負けを喫し、デビュー戦を飾れなかった現役東大生ボクサーの宿利雄太。2R、左フックを浴びダウンを奪われる
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プロボクシングの第32回 フェニックスバトルは5日、横浜文化体育館で行われ、東大工学部4年生の宿利(すくり)雄太(21=大橋)のデビューは判定負けだった。
尾島祥吾(川崎新田)に手数で上回ったが、1回終了間際と2回に左フックで尻もちをつき、2点差2人、1点差1人の0―3の判定で敗れた。
東大生ボクサーは過去にもいたが「東大在学中〜、赤門の虎〜」と紹介され、さすがに「恥ずかしい。関係ないのに」と照れた。2日前まで卒論の「ドリルパイプに関するシミュレーション」を執筆。疲れもあったが「ダウンで焦ってしまった」と悔やんだ。
東京・海城高で空手、東大入学後にボクシングを始め「どうせならプロ」と大橋ジム入り。今春から大学院で計算力学を学び、スポーツか家電のメーカーへの就職を希望する。ただ、黒星のショックは大きく「ボクシングを続けるかは分からない」と話していた。
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