岡山放送局

2010年2月5日 19時24分更新

小野竹喬展入場1万人


笠岡市で開かれている日本画家の小野竹喬の生誕120年を記念した作品展で5日入場者が1万人を達成し、1万人目の入場者に記念品が贈られました。

笠岡市立竹喬美術館では、笠岡市出身で、四季折々の日本の風景を描いてきた日本画家の小野竹喬の生誕から120年をむかえたことを記念して、先月から作品展を開いていて入場者数が5日、午後3時過ぎに、1万人に達しました。

1万人目となったのは、倉敷市の妹尾隆志さん(72)で記念品として美術館の小野常正名誉館長から竹喬の作品「海」の複製画が贈られました。

小野さんは、妻の誘いで美術館を訪れたということで、「びっくりしました。こころが和む日本的な竹喬の絵が好きなので、うれしいです。」と話していました。

作品展では先月26日から展示されている作品のおよそ半数にあたる40点を新たに入れ替え竹喬の代表作で、春になって木々の根元から雪が解ける様子を描いた作品「宿雪」などが展示されています。

この作品展は、今月14日まで笠岡市六番町の笠岡市立竹喬美術館で開かれています。