○事業の概要
本公園は東武東上線上板橋駅の南約600
に位置し、石神井川およびこれに沿う低地と周囲の台地にあります。「東京構想2000」では石神井川等とともに東京の水と緑の骨格軸を形成する大規模公園とされています。昭和17年、防空緑地として計画決定されたのに続いて事業開始され、戦後の農地解放による大幅な面積減、昭和32年の開園等を経て昭和32年、東京都市計画公園の再検討に基づいて改めて計画決定されました。開園区域には野球場、陸上競技場のほか、区立体育館、茂呂遺跡などがあります。周辺が木造住宅の密集地域となっており、環7など幹線道路にも近いことから、用地取得・拡張整備に加え、震災時の救援・復興活動拠点となる防災公園として、園路広場等を大型車両の出入やヘリコプターの離着陸に対応可能となるようにするなどの再整備を進めています。なお、計画区域内には一部、板橋区立公園も開園されています。